真・恋姫†無双
〜乙女繚乱☆三国志演義〜


今刻まれる新たな歴史



総合 シナリオ キャラ 音楽 エロ 主人公 ゲーム性 NO.1キャラ
86 8 9 9 9 8 8 7 華琳

シナリオ 8

今作ではまず最初に魏、呉、蜀の3つのルートを選びプレイしていきます。各ルートでは主人公の立場(と性格)や、雰囲気がまるっきり違く、異なる3つのストーリーを楽しむことができます。外史とかの設定は完全に裏設定扱いで、主人公の元の世界は今回全く出てきません。基本的にシリアス:ギャグが、魏では8:2、呉では7:3、蜀では2:8ぐらいの感じですね。

まず蜀は主人公の立場やゲームの雰囲気なんかは前作に似ているので、前作ファンの萌えが大好きな人なら楽しめると思います。ただ、前作でもあった主人公がお飾りで、正直いなくても問題ない、何かいつも遊んでばかりのように見えるなどの不満点もあります。今作では他2つのルートで仕事をしている描写がそれなりにあるので、余計にそう思いますね。

次に呉はキャラ数が少ないのが寂しく感じますが、孫3姉妹はみんな魅力的で可愛く、シナリオも終盤駆け足気味だったように感じましたが、中盤での孫策、孫権のそれぞれの活躍には涙と興奮を抑えきれません。前作では中途半端な悪役だった冥琳の大活躍にも注目。たぶん今作で一番良くなった人です。とにかく終始かっこよさが目立ちます。蓮華も微ツンデレの嫉妬属性がたまらなく可愛いですし、前作では出番が少な過ぎましたが、今作では堪能できました。

魏ルートでは終始シリアス気味。萌えや笑いも十分ありますが、熱い展開が多いです。序盤から最後まで、華琳の強さとかっこよさと可愛さがとにかくすごいです。もうホントすごいんです。他のキャラもいいキャラばかり。終盤の劉備とのやり取りは微妙に感じましたが、エピローグではとにかく泣きました。何て言うか、普通に泣けます。大団円という形では無いENDは賛否両論になりそうですが、自分は良かったと思います。でも救済措置が欲しいなぁとも思ったり・・・。シナリオや雰囲気は3ルート中一番良かったと思います。主人公が警備隊の隊長というちゃんとした役職についていたのが大きいですね。部下の凪達3人組も想像以上にいいキャラでしたし、きちんと国の中にキャラ立ちがされていました。

総合してみると、思って以上に普通に良かったですね。魏や呉は多少の不満はあるものの、最後まで続けて楽しめましたし、蜀も萌えゲーとしては十分面白く出来てますし、ボーリュームたっぷりで大満足な出来でした。
キャラ 9

前作よりも扱いが低くなっているキャラがほとんどですが、一部大幅に上がっているキャラもいます。あと、前作では敵キャラが仲間になると個別イベント以外ほとんど出てきませんでしたが、今作では戦闘でも使えますし、イベントにもきちんと出る(例、長坂橋で敵を迎え撃つのが鈴々だけでなく、恋も追加されている)ようになっているのがいい感じです。


桃香・愛紗・鈴々

蜀の真メインヒロインかと思いきや、なぜか愛紗と組だった桃香。他ルートでは黒いところとか甘いところとか(これはこれで面白いですが)が出まくっていますが、蜀ルートでは恋する乙女としてとても女の子らしい女の子しています。主人公に対して積極的にアプローチかけていく様子が可愛いですね。泣きべそ顔が可愛くてお気に入り。愛紗は前作と同じく素直になれない乙女系。今回は桃香のために身を引こうとか考えたりもしましたが、結局は2人同時の3Pになだれ込み。つい嫉妬してしまう様子が可愛かったです。性格が丸くなった印象も。鈴々は共通シーンでは見せ場は多いですが、個別イベントはいまいち・・・というか前作とほとんど変わらないので印象に残りにくいです。

朱里・雛里

一時期エロゲ界時の人になったはわわ軍師。今回は新たにオクテで恥ずかしがり屋のあわわ軍師も追加されます。序盤で思ってた以上に早く仲間になってビックしました。このゲーム随一のロリコンビである2人。共通では軍師として大活躍し(前作比)、個別ではとことん萌えさせてくれます。2人でH本で懸命に勉強している様子がたまらなく可愛いです。


とにかくかっこいいお人。ゲーム中トップクラスのかっこよさ。いちいち言動がにくい人です。そしてギャグ面でも大活躍。前作を遙かに凌ぐスケールで繰り広げられる華蝶物語にはとにかく笑わされました。このゲームで最大にして最高の笑い場面。華蝶蓮華、そしてさらに広がっていく華蝶に圧倒されます。バカバカしすぎてもう大好きです。

翠・蒲公英

翠はおそらく蜀の旧キャラの中で一番印象が薄い・・・。個別イベントでの乙女っぷりは相変わらず楽しめましたが、共通ではこれといった見せ場がないのは残念。蒲公英はこのゲームでは珍しい主人公からかい型の小悪魔系。手を口に当てる笑い方がツボに来ました。翠や焔耶や主人公をからかう様子が何か可愛いです。誘惑シーンでは興奮ものです。

紫苑・桔梗・焔耶

まずは紫苑・桔梗の巨乳淫乱コンビ。主人公への夜這い権をめぐって延々と勝負したりと、エロ方面に突き抜けています。3Pがかなりのエロいことに・・・。正直エロ意外にあまり印象がなかったり・・・。桔梗の武器は男心をくすぐるいいものでしたね。焔耶は正直いまいち。主人公を嫌いで暴力振るってくるのは、同じタイプの桂花なら可愛いですが、焔耶だとシャレにならないからなぁ。まあ、個別イベント2回目にはもうデレ始めてましたが・・・。


華琳

他を寄せ付けない圧倒的なカリスマ性。主人公に普段は厳しく当たり、時折可愛く優しくしてくれる姿、そしてそこらの泣きゲーを遙かに凌駕するエンディング。どれをとても頭1つ2つ抜けている愛しいキャラになっています。共通・個別共にとにかくかっこよさが目立ちます。中盤以降は徐々に弱いところや可愛らしいところも見せてくれるようになり、燃えて萌える展開が急上昇。中々積極的にならない主人公にやきもきしての、「その生殺しにしてきたのは、どこの誰よ」の台詞はとんでもなく萌えまくりでしたね。あのイベントは周りの周到な生暖かい応援含めて大好きです。

春蘭・秋蘭

アホさ500%増(前作比)の春蘭と、何かと気苦労が多い秋蘭の姉妹。春蘭のアホっぽさにはホント開いた口がふさがりません。かっこいいところもありますし、主人公に向けての素直になれないツンデレっぷりは萌えるんですが、それよりもあまりのアホっぽさに全て持っていかれている感じです。魏の燃えと笑いの中心。秋蘭は魏軍文武の要として活躍。周りが突っ走る傾向が高いので気苦労が絶えません。萌えシーンとかは少ないですが、名脇役として大活躍しています。

桂花

前作では華琳ラブのうざいやつぐらいの感覚でしたが、今作では何だか可愛いやつに大変身。といってもやってることは前作と変わらないんですが(Hシーンの感じも)、出会いのシーンが追加されただけで、何か愛着がわいてきました。個別イベントも面白いものが多いですし、Hシーンはかなり興奮させられました。最後のオチとかも面白かったです。

季衣・流琉

最初は興味がなかったちびっこ2人。ロリは好きですが子供っぽいのは苦手なので、流琉はともかく季衣には期待してなかったんですが、髪を下ろした姿が可愛すぎで大興奮でした。あの変貌にはホント驚きましたねぇ。流琉は最初は季衣とペアで似たような性格かと思いきや、意外と大人っぽいというかきちんとしているところがあるのがいい感じでした。

稟・風

魏の追加軍師2人。稟はとにかく鼻血ブーが印象的。というかそれしか印象に残ってなかったり・・・。風は不思議系。いつも寝ていて、起きた時の「おおっ」の声が可愛いです。手を口に当ててほくそ笑む姿と、照れて可愛らしく動揺している様子がかなりのお気に入り。最初はただの可愛らしい不思議系キャラとしか見ていなかったんですが、途中で個別に入らなくても主人公の惚れているキャラだと分かってからは、どんどん可愛らしく見えてきました。

凪・真桜・沙和

主人公の部下3人組。最初は何でもっと有名な武将がいるのに、この3人を出したのかと不満でしたが、実際にプレイすると3人ともかなりのいいキャラでビックリしました。特に真面目ながらも乙女全開な凪が可愛すぎます。主人公の一番の部下ということで色々と出番も多いですし、全く期待していなかったこともあって、大のお気に入りになりました。というか凪大好きです。照れる様子が可愛すぎます。真桜・沙和は萌え要素は少ないですが、それぞれネタ面で突き抜けているのが特徴。真桜はまんまですし、見せ場的にもいい役与えられてました。沙和は訓練風景が素敵すぎです。


雪蓮

呉の頭首にして主役。豪快で陽気な性格と、敵には容赦しない冷酷さとのギャップが魅力的です。時折見せる甘えてくる様子が可愛らしい。呉ルート一番の見どころとも言える中盤のイベントではとにかく圧倒されましたね。鳥肌立つくらいにカッコ良かったです。最後まで戦い抜いた雪蓮と、それに答える蓮華の姉妹はホント涙が出てきます。

冥琳・祭

前作と比べて最も待遇が良くなったと思われる冥琳。前作では半端な悪役でしたが、今作では呉ルートもう一人の主役と言えるくらいの存在にパワーアップしています。雪蓮とはいいコンビ。雪蓮と蓮華を支え、最後まで戦い抜いた彼女の姿には惚れます。かっこいい見せ場も多数あり、本当に良いキャラになりました。祭は豪快な性格の猛将。若干おっさんくさいところもあります。赤壁では大活躍。呉ルートでの活躍にも注目ですが、魏ルートでの姿にも注目です。

蓮華・小蓮

呉ルートのメインヒロイン。主人公とは色々な意味でお似合いのカップルです。序盤のツンがデレに変わってからは、共通個別共に恋人状態になり、いちいち言動が可愛くて萌えまくりです。女の子女の子していて非常にいい感じですね。ニヤニヤしながら見てました。OPムービーにも出ていますが、中盤での雪蓮の意志を継ぎ、立ち上がる様子は鳥肌ものです。対して小蓮の方は共通でのイベントも少ないですし、個別も前作とに多用ものばかりで、いまいちインパクトに欠けていた気がしますね。積極的に迫ってくるのは可愛いんですが、もう1インパクト欲しかったところです。

穏・亞莎

呉の軍師勢。穏はとにかくエロい。確かに前作でもその片鱗を見せていたりしましたが、それにしてもなエロさです。エロシーンも多し。共通での軍師としての活躍にも注目。赤壁を筆頭にいぶし銀な活躍が目立ちます。ちょっこりメガネも可愛らしいですね。亞莎はとっても照れ屋なキョンシー女の子。まだまだ勉強中で、一生懸命なところが可愛いです。本来なら穏と立場が逆な気もしますが気にしない。ちょっとキャラが薄い気もしますが、メイド姿はとてもよかったです。

思春・明命

呉の貴重な武官。蜀や魏と比べて前に出ていく猛将が呉では雪蓮ぐらいしかいないので貴重な人材です。まあ、この2人もどっちかと言うと忍者見たいな役割が多かったりもしましたが・・・。思春は蓮華ラブで邪魔に感じる時もありましたが、照れた時の立ち絵と様子がとんでもなく可愛いので無問題。すげー可愛いです。明命は隠密訓練イベントが印象的。結構黒かったですね。あとはもふもふイベントとかもよかった。あの笑顔は見ているだけで癒されます。


月・詠

蜀ルートで仲間になります。立ち位置は前作と変わらず。ただ、今作では謎の集団が出てこないので、董卓軍の活躍が目立って見えます。特に軍師の詠は、今作でようやく軍師らしい姿をお目見え。個別イベントも、前作では月が中心でしたが、今作では詠がメインで頑張っています。萌え度は減りましたが、詠の活躍を見れたのは大満足です。

恋・陳宮・華雄

結局今作でも真名すら出てこない猪華雄は置いときます。相変わらずのわんこっぷりで可愛らしい恋。今回は共通での出番も増え戦闘面でも活躍します。今回は可愛いわんこ要素に加え、愛紗の溺愛や、星とのちょうちょなど、他キャラとの絡みも増え属性が広がった気がしますね。陳宮は正直うざかったですが、Hシーンでは可愛かったです。


魏陣営での自由人にして、董卓陣営での苦労人。華雄の猪っぷりに翻弄される様子が涙を誘います。白装束がいなくなったおかげか、董卓軍内での横のつながりが増えたみたいで、洛陽で月・詠が蜀陣営で楽しそうに働いているのを見て涙を流すシーンはこっちも泣けてきました。このイベントのおかげで前作では愛紗への百合ぐらいしか印象になかった霞の株が急上昇。仲間思いの熱い人です。個別イベントでの凪とのからみも微笑ましくて面白かったです。

麗羽・猪々子・斗詩

愛すべき3バカ。今回は蜀陣営にものすごく地味にいつの間にか加わっています。今回は個別イベントが単独型では無いので、暴走しているイメージは減りましたが、傍若無人っぷりは相変わらずでした。ただ、前作と比べてインパクトは落ちています。猪々子・斗詩も同様。3人とも待望の主人公とのHシーンが使いされたのは嬉しい限りでした。

美羽・七乃

麗羽の従妹。麗羽よりバカではないものの、アホさ加減では麗羽より上です。個別イベントは前作の3バカと同じく単独型。基本アホでバカな子で完全にギャグ要因ですが、七乃がいなくなったと勘違いして泣きべそ書いている様子はかなり可愛かったです。七乃は美羽同様バカっぽく見えて、実はかなり切れ者立ったりする様子がいい感じだと思いますね。

天和・地和・人和

みんなのアイドル数え役満姉妹。コンサート前の名乗りがお気に入り。魏ルートで仲間になります。三国志で言うところの最序盤の悪役ですし、大したことないかと思ってましたが、意外とそれぞれにキャラが立っていました。自分のお気に入りは長女の天和、地和・人和もそれぞれツンデレ・微ツンデレとして魅力的ですが、ツンデレ揃いのこのゲームの中では少し弱い気がしますね。その点天和は、天然ボケキャラかと思いきや、意外としたたかで主人公へもかなり積極的でエロかったりと、すごくキャラが立っていました。姉ちゃん可愛いです。頬に手を当てる立ち絵がお気に入りです。

美以+他

仲間になる時のイベントが強烈に印象に残っていますね。大爆笑させられましたよ。個別では華蝶が印象的ですね。逆にそれ以外はあまり印象に残っていません。華蝶の名乗りを上げる時、シャムだけ微妙に遅れるのが可愛いです。

白蓮

無茶だ!!と叫びたくなるイベント多数。中には痛々しくて見ていられないものも・・・。華蝶はいったいどこまで勢力を広げるんだか・・・。全く出番がなかった前作と比べればかなりの待遇の良さです。主にギャグ面でですけどね。

貂蝉+他

正直言うことないって言うか言いたくない。んなあんじゃこりゃぁぁぁって感じでした。
主人公 本郷一刀 8

シナリオでも結構書きましたが、今回はルートによって雰囲気や性格がかなり変わりますね。基本的にはお人好しで、何故かモテモテで、女の子に積極的にエロいことをするということは少ないですが、求められたら全力で答えます。

蜀では前作そのままの役立たず(事実主人公自身もそう言ってましたし)、呉では軍師として冥琳や穏の元で学び、魏では街の警備隊の隊長として、未熟ながらも成長していきます。やってみると蜀ルートだけ少し浮いていますね。蜀だと国の一番上の立場になってしまって、ゆる〜い雰囲気になっていますが、魏や呉だと、きちんと成長しなければ生き残れないみたいなところがあって、シナリオにメリハリが出ていました。まあ、蜀は蜀でエロ萌えとしては十分でしたけどね。
絵 8

イベント絵、ギャグ絵、Hシーンと全てを合わせるとかなりのもの。かなりクセが強い絵がらだと思いますが、個人的にはお気に入りなので大満足。絵師が複数人いるとはいえ、きちんと書き分け出来ているのは素直にすごいと思いました。
音楽 9

OP曲がかなりいい感じですね。テンポよく、疾走感のある聞いていて気持ちのいい歌です。その他挿入歌、ED曲もどれも聞きごたえ抜群。BGMは前作流用がほとんどですが、十分レベルが高いです。
エロ 9

一人当たりの数は少ないですが、全体で見るとかなりの量です。尺も質もかなりレベル高く、フェラの力の入れ具合には思わず感心させられます。ただ、やはり人数が多いだけあって一人当たりの数が少ないのがネック。華琳とか本番は初Hの時の1回だけですし、前作と比べて今作では1ルートで見れるシーン数が減ってますし、色々と不満があります。
ゲーム性 7

前作では単純ながらも無駄に凝りすぎてダメダメでしたが、今作では普通に楽しめます。基本はじゃんけんで、陣形を変えながら、タイミングよく奥義を使っていきます。内容は単純ですが、難易度がいい感じで、回復技頼みの籠城作戦なら結構楽ですが、まともにぶつかると普通に難しいです。自分は回復無し縛りでやっていましたが、かなり白熱しました。
総合 86

かなりの力作です。今回戦闘部分もやり応え有りましたし、前作と比べてもかなりパワーアップしています。エロシーンは、ある程度はしょうがないとはいえ、もう少し量が欲しかったところですけどね。キャラはもちろんのこと、ストーリーも意外とよかったですし、細かな不満はあるものの、全ての要素に力が入っている大作でした。

最後に前作でもやった好きなキャラランク。数が多いので、各ルートでのBEST,3を出しました。
蜀 1位:星 2位:蒲公英 3位:朱里
魏 1位:華琳 2位:凪 3位:風
呉 1位:蓮華 2位:冥琳 3位:雪蓮
あとは桂花、霞、恋あたりが大好きなキャラです。



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