瞬く恋、2つ……。
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シナリオ |
キャラ |
絵 |
音楽 |
エロ |
主人公 |
ゲーム性 |
NO.1キャラ |
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7 |
9 |
9 |
8 |
7 |
8 |
― |
桜菜々子 |
シナリオ 7
優柔不断だけどいざという時はたのもしい主人公が、2人のさくらとどんどん仲良くなり、2人の間を行ったり来たりしては、両方から嫉妬の嵐を受けるというハーレム物語。ちなみにこの文章で2人のさくら編の8割以上は説明できます。
シナリオは2人のさくら編→幼馴染三角関係編→さくらさくらアフターへと続きます。時系列もこの順です。
とりあえず菜々子先生もさくらさんもマジで可愛い。2人ともとにかく萌えまくりで、とにかく可愛いいんです。自分も最初は菜々子先生一筋でプレイしようと思っていたんですが、プレイ途中でやっぱりさくらさんからクリアしようかなぁと考えることが多数ありました。正直驚きです。ダブルヒロインタイプは大抵の場合、どちらか片方を気に行って、もう片方をプレイする時は気に入ったキャラを振るのが困難になるものですが、このゲームは2人とも魅力にあふれているので、どちらに進むにしても悩みます。これだけの萌えスペックを持った全く違うタイプのヒロイン達には奇跡的なものを感じますね。この2人なら主人公が2人に間をいったり来たりするのも痛いぐらいに理解できます。嫉妬光線がまぶしいぜ！！
日常会話はテンポよく笑いが多数あり、ヒロイン達が可愛いすぎるので、笑えて萌えてホント楽しかったです。初登場時は最悪だったサブキャラ達もゲームをプレイしていくうちにどんどん味が出てきましたし、日常会話のレベルはかなり高いです。ただ、会話自体のレベルはかなり高いのですが、そこに行くまでの導入にはいまいちなところを結構感じました。
これはシナリオ全体の構成にも言えるんですが、シチュエーションありきでイベントが作られていて、そのシチュエーションに行くまでに無理矢理導入を作っているような、起承転結の間の承と転だけが力が入っているような印象を受けました。分かりやすいところでは、2人のさくらによる主人公への好き好きオーラ→嫉妬光線の流れも、主人公にかまいまくるヒロインや、嫉妬してくるヒロイン達はとにかく萌まくりですが、そもそもどうして主人公に2人ともベタぼれなのかはいまいち分からなかったり、締めに関してもその程度で解決しちゃうの？といったものがほとんどだったりします。
シナリオに関しては前述の通り嫉妬と喧嘩と仲直りを繰り返しつつ、どんどん新密度を高めていくというもの。起と結の部分が無理矢理な部分が多いので、シナリオ全体を見るとどうにも変な違和感を感じることが多々ありましたね。内容や終わり方もいまいちでしたし・・・。ただ、会話シーンに関しては笑いと萌えでニヤニヤしっぱなしで終始楽しめました。
さてもう一つの3角関係に関してですが、こちらは最初は主人公になる直樹の印象が悪かったせいで、絶対にこのゲームの中で足を引っ張る部分になるだろうなぁと不安に思っていましたが、このシナリオをプレイできるようになる頃には普通にいいキャラの印象が強くなっていました。内容に関しては3角関係になる過程や、3角関係のケリの付け方が2人のさくら編以上に無理矢理でしたが、サブキャラによるサイドストーリーと考えると結構面白かったです。
最後に菜々子先生とさくらさんのアフターでは、恋人同士になった2人を堪能できます。恋人状態になってバカップルになっても、可愛く嫉妬してくれるヒロイン達はホント素晴らしい萌えキャラです。内容はラブラブとHシーンが中心だと思いきや、普通にちゃんとストーリーもありました。もちろん萌えとHも盛りだくさんでしたけどね。
シナリオを通してみると、内容自体はいまいちでしたが、キャラ萌えゲームとしては十分以上の出来ですね。2人のさくらがとにかく魅力的です。ホントもう信じられないくらいに可愛い。もう一つの3角関係も意外と楽しめましたし、満足です。
キャラ 9
桜菜々子
萌えます。とにかく萌えます。そこにいるだけで萌えます。外見も内面も完璧です。先生とは思えない言動と授業中での姿とのギャップ、そして寮に帰ればやさしく頼れる寮母さん。いやぁホント萌えました。主人公に対して甲斐甲斐しく世話を焼きたがる姿が愛しくて可愛くてたまんないです。さくらさんに対しての嫉妬シーンも最高ですね。普段はあまり自己主張をしない菜々子先生の嫉妬攻撃・・・マジたまんないです。「いい加減男！！」は名言ですね。ジト顔も可愛いです。シナリオは終盤の展開が正直良く分からなかったりしますが、告白シーンとかその後のさくらさん突入シーンとかが素晴らしかったです。アフターでの萌えエッチも大満足な出来でしたし、ホントいい萌えキャラでした。
桐島さくら
萌えます。とにかく萌えます。菜々子先生と同じようなこと言っていますが、事実なので仕方がないです。菜々子先生以上に主人公にベタぼれになる理由がよく分からなかったですが、さくらさんはとにかく可愛いので無問題です。普段はクールなさくらさんが、主人公が関わると感情を表に出しまくって、主人公にかまってきたり、菜々子先生や他の女の子たちに嫉妬してすごい不機嫌になったりする様子はニヤニヤしっぱなしでした。シナリオはやっぱり終盤の展開が何でああなるか良く分からなかったりしますが、菜々子さんが可愛かったので満足です。アフターは須賀と多紀が前面にですぎだと思いましたが、嫉妬するさくらさんはやっぱり可愛いですね。外ではクール。内では超甘えたがりだったりするのもギャップがあってグッドです。菜々子シナリオでは切なさ全開なのも印象的でしたね。
立花くるみ
ヒロインとしても可愛いですが、サブキャラとして、くるみ先輩としても魅力全開な女の子です。主人公のが試験を受かるように精いっぱい頑張ってくれる様子に感動。その後に入らぬ一言で菜々子先生とさくらさんの嫉妬合戦を開いてしまうのはご愛嬌。ラブレターの件から恋愛に関しては割と消極的かと思いきや、むしろ反動で超積極的になっていたのが印象的です。オナニーシーンがエロすぎるぜ。それにしてもネット幼馴染という名称のセンスはすごいですねぇ。
新田 晶
第一印象は最悪でしたが、序盤を終えて一緒に朝ご飯を食べるようになってからはいい感じのキャラになりました。とりあえず私服がエロいです。2人のさくら、2つの三角関係編のどちらでも出番が少なかったり、シナリオが脈絡なかったりと、くるみに対して負けているような印象が強いです。まあ、くるみはくるみ先輩としても大活躍でしたしねぇ。
布施直樹
もう一人の3角関係の主人公。でもやっぱりサブキャラとしての印象の方が断然強いです。オタクで自分の目的のためには悪い意味でがんばっちゃうキャラ。最初は晶同様悪い印象しかなかったんですが、段々といい味出してきて、最終的にはかなり好感の持てるサブキャラになっていきました。ホント色んな意味でいい性格しています。
吉岡正志
こういうクールでカッコいい系の2枚目キャラが、周りの人に巻き込まれてどんどん3枚目街道まっしぐらになる様子は見ていて面白いですね。基本ボケや自分本位なキャラばかりの中での貴重なツッコミ役。最初の怖そうな不良っぽいイメージはどこにいったんやら・・・。でも強くなろうとする姿はカッコいいですよ。極度のシスコンですけどね。
須賀萌
公式HPのキャラ紹介の中の、人望が薄いっていうのが何気に可哀想ですね。最初から最後まであまりいいイメージはなかったですが、さくらアフターでの姿は・・・何ていうか直樹的に面白かったです。
野口多紀
最初はさくらさんを狙っているのかと思って警戒していましたが、別に全然そう言うわけではなかったので一安心。さくらアフターではある意味徹よりも主人公しています。完璧人間かと思いきや、人間臭く悩む様子が良かったです。
高田さん
寮のマスコットキャラ？ 正直ムカつくことも多かったですし、存在意義が良く分からなかったりします。
主人公 稲葉徹 8
男子学生らしい男子学生。単純バカの女好き。女の子との学生生活を夢見て男子校から共学へ転校ってあたりが、好感・・・というよりは共感の持てる主人公ですね。優柔不断ではっきりしないところが多い、どうしようもないアホだったりしますが、やる時はやります。まあ、はっきりいってアホですけどね。後先考えずに本能のままに突っ走っては自爆したりとかばっかりです。自分はそう言うアホな主人公大好きですけどね。序盤のみっちゃんとちーちゃんの件とか、もうちょっと乱暴にうなってもいいんじゃないかとか思いますが、それを入れても好感が持てる主人公です。
絵 9
まず演出の細かさに驚かされます。細かい仕草が良く出来ていますね。立ち絵に関してはキャラデザはど真ん中なので無問題。質もかなり高いですね。立ち絵であの肌の質感は見事としか言いようがないです。可愛いです。イベント絵に関しても、塗りは丁寧ですし良く出来ていると思います。SD絵も可愛くいて面白いのでお気に入りです。
音楽 8
BGMは印象に残るような曲はなかったですが、全体的に良く出来てはいると思います。歌に関してはop曲の「see-saw!!」がかなりいい味出していましたね。テンポが良くて明るい楽しい歌になっています。
エロ 7
尺も質も普通。エロ度としてはあまり高い方では無いですが、キャラの魅力とシチュエーションの良さ、そしてあまりのラブラブっぷりに色んな意味で大興奮です。ホントもう可愛くて可愛くてたまんないです。
ゲーム性
寮の移動や、サブシナリオ集め、アイテム集めなどがあります。正直必要ないと言えば全く必要ないんですが、ゲームしている感じがあって面白かったですね。変に凝っているのも良かったと思います。
総合 82
発売されるまで色々ありましたが、「よつのは」の萌え感動もう一度とまった甲斐はありました。菜々子先生もさくらさんもホントいいキャラでしたね。もう一つの3角関係も意外と楽しめましたし、キャラ萌えゲームとしては大満足な出来です。
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