最終痴漢電車3


20XX年、都市は鉄道警備組織『レイヴン』の制圧下にあった。



総合 シナリオ キャラ 音楽 エロ 主人公 ゲーム性 NO.1キャラ
84 6 7 9 7 10 8 黒滝凛

シナリオ 6

牝の資質を持つ女を痴漢によって調教して、最終痴漢電車に乗せることが目的。主人公が無駄にカッコよすぎで、痴漢をするにも行きずりの痴漢は絶対にしません。ターゲットを見つけたらまず探偵を使い情報収集、自らも相手やその周りの人と接触し、現在相手がどのような悩みを抱えているかを調査、綿密に計画を練り実行に移します。その上、イケ面で痴漢の腕も抜群というヒロイン以上に存在感がある存在になっています。やっていることはただの痴漢なんですが、その生きざまには超一流の痴漢としての誇りと威厳がありますね。「ただの、痴漢さ」はエロゲ界に残る名ゼリフになりそうです

タイトルから凌辱色が強いイメージを受けますが、正直凌辱色はほぼ皆無です。ヒロインたちはみんな主人公の痴漢テクによってあっという間に調教されてしまうので、1回目の痴漢はまだ嫌がっていますが、2回目からは嫌がるどころかもう一度会えるのを楽しみにしているくらいです。最終痴漢電車についても、2ではヒロインたちがなびいてきた頃に最終痴漢電車に乗せて嫌々犯されるという感じで、正直自分は苦手でしたが、3だと完全に堕ちていて、どのヒロインもノリノリで犯されています。もう輪姦じゃなくてただの乱交です。主要キャラを最終痴漢電車に送ると黒幕との対決がある真ルートに入れるんですが、その冒頭でヒロイン同士が最終痴漢電車のゲストとして犯されまくっている内に知り合いになり、一緒の飲みに行くようになったりする様子は印象的でした。ライフワークになってるのかよっ!!と思いっきり突っ込んでしまいましたね。その割には主人公に対してはラブラブですし、誰一人後悔している様子はありません。

シナリオは前述のヒロインの身辺調査とHシーンで大体95%くらいを占めており、キャラごとの日常イベントとかはほとんどありません。ヒロインとの交流はあくまでも痴漢によって行われます。主人公によって今まで気付かなかった性癖を目覚めさせられ困惑しながらも深みにはまっていく様子がよく描かれていると思います。最終ルートはやけに熱い展開で正直驚きました。ヒロインたちや痴漢仲間の手を借りレイヴンのボスとの直接対決、でもやっていることは痴漢というバカらしさはたまんなかったです。黒幕がガチで殺しに来ているのに痴漢技で対抗しようとする主人公が熱いです。黒幕相手に痴漢技が通じない絶体絶命の大ピンチの時、自分にとって痴漢とは何なのか、本来の痴漢とはどういったものなか、様々な思いが頭を駆け抜けて、遂に覚醒。この覚醒シーンとかもうね・・・最高にバカですね。

痴漢に至る過程が妙に凝っていて面白い。ただ、そうは言っても抜き重視の抜きゲーであることは間違いないのでシナリオには期待せず、ただHシーンを楽しむのが良いと思いますね。凌辱色がほぼ皆無なのは賛否両論ありそうですけど。
キャラ 7

錦織アリサ

フィギュア界のスター。もう一人の学生服組の悠璃が天然すぎるので実質唯一の女子校生として活躍。見た目は大人しそうな正統派黒髪美少女という感じですが、結構アグレッシブというか、元気で明るい娘ですね。このゲームのヒロインたちは主人公に痴漢された後は、主人公の言うことは何でも絶対服従みたいな感じになるんですが、アリサはきちんと抵抗したり(結局犯られますけど)する様子が新鮮でした。彼女を攻略すると母親である小百合を攻略できるようになるんですが、母親につきっきりになった主人公に対してヤキモチ焼く様子が可愛かったです。

神宮寺悠璃

世間知らずって怖いなと思えるくらいの金髪天然お嬢様。父親の気まぐれで電車通学をするようになったのが運のつき。好奇心旺盛で痴漢されても良い経験ができたと逆に感謝されたり、もっとすごいことをしてくれとお願いされたりします。プレイしていて安藤さんに同情した人はたくさんいると思う。他のキャラと登場時間が被っていないので、何人か最終痴漢電車に乗せないと出てこないヒロインの為にとりあえず攻略されやすい人だったりします。

氷室奏

経験豊富なエロゲーマーなら、見た目やキャラ紹介のサディスティック女教師を見れば分かりますが、実はドM体質です。スーツ姿の女教師ですが、同じスーツ姿キャラの真田忍の方が個人的に気に入ったのもあって印象が薄いです。

小田切尚美

立ち絵からしてエロすぎる人。肉感的な胸や体がたまらないです。体を持て余していることもあり男を誘う雰囲気が良い感じです。攻略が非常に短期間で終わるので、悠璃以上にとりあえず攻略されることが多い人。

真田忍

眼鏡のOL。堅くて融通が利かない真面目な性格で、年長組の中では一番気に入っています。堅い性格だけあって表面上は抵抗したりして、開発しているという感じをよく味わえたのが良かったですね。どんどん深みにはまっていく自分に困惑する様子が良い感じ。女性誌に妄想体験を投稿してストレス発散をしているというイタイ設定も良かったです。

月詠/星詠

双子姉。星詠の方は男ですが、全然気にならなかったです。前は苦手だったんですけど慣れてきたのかなぁ。ロリに男の娘の3Pとか上級者向け。正体とか良く分からなかったですが、ロリボディがエロすぎたのでどうでもよくなりました。

錦織 小百合

アリサの母で人妻。設定も見た目も色々なゲームでよく見かけるので印象度は低め。アリサ攻略後に出てくるだけあって母娘丼有り。独占でも最終痴漢電車のどちらにもあるあたりツボを抑えているなぁと思います。

間宮薫子

主人公のアパートの隣の部屋に住んでいるお隣さん。主人公をジンジンと親しみを持って呼びます。眼鏡とツインテールが眩しいですね。あと制服の上からでもある豊満な胸もたまんないですね。元気で明るく、主人公が痴漢だとわかっても気にしないでしょっちゅう遊びに来る変わった娘。超ヒロインしています。その上、オタクでコスプレのレイヤーとしても活躍しているという、キャラの性格的にも設定的にもすごく濃い存在感抜群のキャラです。特徴は何といっても両者合意の上での痴漢シーンがあること。薫子の方が痴漢に興味を持って主人公に自分を痴漢してくれと頼んできます。合意の上でのことなので、痴漢というかそういうプレイみたいになっていて、ラブラブ痴漢和姦というありそうであんあまりないシーンを楽しめたのが良かったです。独占でも最終痴漢電車ルートでも展開が同じなのは残念ですが、薫子ならあり・・・かなぁ?

黒滝凛

遅れてきたメインヒロイン。設定とかからきつい性格で痴漢にも決して屈さないみたいなイメージしていましたが、意外とフレンドリィというか、痴漢されてからは一応敵のはずなのに、まるで特殊プレイを楽しむ恋人みたいな関係になっています。このキャラの見どころは独占ルート。レイヴンをクビになって主人公のところに転がり込んできたときの凛の可愛さはたまんないものがあります。その後のエピローグの主人公と凛の関係は必見。ラブラブ過ぎ。
主人公 鷹取迅 8

何度も述べましたが、無駄にカッコイイです。このゲームをプレイして一番印象に残るのはこの主人公のカッコよさだと思いますね。容姿端麗、頭脳明晰、痴漢の腕は超一流。必殺技とかも使っちゃいます。ツッコミどころが多すぎですね。ヒロインたちがあっさりと体を開くようになってもほとんど違和感を感じないのは、この主人公の良く分からない圧倒的な存在感とオーラのおかげだと思われます。いくつもの名セリフを持っていましたが、やはり一番は「ただの、痴漢さ」ですね。
絵 9

霧谷伯爵家の六姉妹と同じく圧倒的なエロさとイベント絵の多さが素晴らしいですね。立ち絵からもエロさが伝わってきます。イベント絵はとにかくエロく、数もめちゃくちゃあります。痴漢シーンの時の下着のアップや、服が乱れて半脱ぎになっている様子とか素晴らしいですね。特に下着のアップ絵とかたまらなく興奮しました。
音楽 7

痴漢する時のBGMがやけにカッコいいのはすごく印象に残っています。全くツッコミどころが多すぎるゲームですね。OP曲もやけのカッコ良い曲になっており、ムービーと合わせてみるとすごく燃えます。痴漢ゲームにしてはカッコよすぎですが、このゲームの雰囲気にはばっちり合っていましたね。特に途中には入る主人公のカットインとか必見です。
エロ 10

質、尺、数、全てにおいて盛りだくさんな内容になっています。原画のM&Mさんはゲームを出すたびにエロさが上がっているように感じます。シチュエーションは大まかに分けて、痴漢シーン、痴漢シーン後のH、最終痴漢電車の乱交シーンの3つ。ほとんどが半脱ぎなのが嬉しいです。シナリオ欄でも書きましたが、どれもヒロインたちは主人公の技であっという間に落ちてしまうので凌辱色はほとんどないです。個人的には全然OKなんですが、そっち方面を期待している人には注意が必要。最終痴漢電車とか大勢の人に犯されながら主人公とイチャラブしたりすることもあるくらいですからねぇ。
総合 84

霧谷伯爵家の六姉妹に続くKAGUYAのTEAMHEARTBEATの力作。このレベルのゲームを2作続けて出せるのはすごいとしか言いようがないです。ゲームのメインのエロ部分のクオリティの高さに加え、主人公のカッコよさが加わり、プレイしていて面白いゲームになっています。普段抜きゲのシナリオは流し読みしてしまうことも多いんですが、このゲームは最後まで楽しめました。凌辱色がほぼ皆無なのは賛否両論っぽいですけどね。



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