―――収穫の喜びを、君に。
総合 |
シナリオ |
キャラ |
絵 |
音楽 |
エロ |
主人公 |
ゲーム性 |
NO.1キャラ |
73 |
6 |
8 |
7 |
7 |
― |
8 |
7 |
神戸小鳥 |
シナリオ 6
各キャラの本編のアフターや、if世界のアナザー、最後にミニゲームのダンジョンRPGリライトクエストが入ったファンディスク。内容としては各キャラのストーリーは収録されているものに関しては大体は満足出来ました。特に小鳥シナリオは素晴らしい。ただ、問題はボリュームの不足。かゆいところに手が届かない感がすさまじい。各ヒロイン1ストーリー程度(しかも一つ一つがあまり長くない)では全然足りないです。吉野や折角立ち絵が追加されたイノウェイのちょっとしたショートストーリーとか、本編で予告があった?クリーミィ☆かがりんや、瑚太朗(ガーディアン所属ver)でのストーリーなど、本編ファンとしては是非見てみたかったif物語がたくさんあっただけに、不満も大きかったです。せめて各キャラアフターとアナザーで2ストーリーぐらいあればなぁと思わざるえません。アナザーストーリーも折角のファンディスクなので、もっと思い切って本編ではできなかったようなイチャラブシーンが欲しかったですね。ラブ成分が足りてないよ。
キャラ 8
神戸小鳥
おとぼけな様子がなごむ癒し系キャラ。笑顔が可愛い。そして本編同様小鳥と瑚太朗の夫婦漫才のようなテンポの良い会話には何回も笑わせられます。シナリオは本編エピローグから続くアフターストーリーなんですが、文句なしに良かったです。最初プレイした時は即効で終わったので、えっ?!もしかしれこれでだけ?!と思ったりもしましたが、最初の分岐でもう一つのシナリオ有り。そちらはもう最高でした。小鳥とのラブラブ生活という事前の情報通りの出来になっていて(まあ、ラブラブ生活の生活部分は不足してましたけど)、特に告白のシーン、祭りで瑚太朗が決意を語るシーン、そしてラストのシーンはどれもすごく良かったです。特にラストのシーンは感動もの。思わず涙線が熱くなりました。小鳥シナリオのアフターなので他キャラは離別して出てこないと思いきやの展開だったのでビックリしましたね。
鳳ちはや
相変わらずアホな娘してます。驚いた顔が可愛い。潜在感は残念聖女に食われて若干低め。シナリオは本編のちはやシナリオのアフター。オカ研メンバーで森の主を探しに行くというもの。ちはやとのラブラブ分は少なめですが、オカ研メンバーがまたわいわいと仲良く遊んでいる様子が感慨深かったです。考えてみるとガイアとガーディアンが協力したのってちはやシナリオだけでしたからねぇ。ちなみに咲夜は本編で暴れまくったせいか、主人のちはやともども存在感低め。というかちはやシナリオとリライトクエスト以外に出てたっけ?というレベル。好きなキャラだけに残念です。
千里朱音
ガイアの宿命から解き放たれた(≠権力が無くなった)朱音に待っていたのは、ひたすら残念な娘という称号でした。シナリオは朱音がただの良いところのお嬢さん(残念属性特大)で、瑚太朗とは部活の先輩後輩の間柄というif設定。本編での朱音は重い宿命を持っていましたが、それが無くなった今、わがまま、世間知らず、インドア、虚弱、浪費癖と、ひたすら残念な娘になっています。これがまた可愛いんですよねぇ。ダメな娘ほど可愛いというのを体現しています。普段は強がったりしても、実際は瑚太朗に頼り切っているのにも萌えまくりでした。性格全然違うだろとはツッコマない・・・。
中津静流
まさかのおっぱいルートからの派生。色々と異質な世界観になってます。静流は可愛いけど、内容は微妙、というかしっちゃかめっちゃかすぎて何とも言えないです。静流の恋する乙女っぷりはいつ見ても可愛くて萌えますけどね。あと、ギャグっぽく流されてしまったのは残念ですが、瑚太朗、西九条、今宮、津久野の4人が揃ったのは感慨深かったです。できればその4人の会話シーンをもっと多めに、それだけで一つのショートストーリーを作るくらいで欲しかったです。
此花ルチア
ルチアはやっぱりヒロインの中では一番女の子してますね。デート後に悶える様子が可愛いです。ちはや○○→ルチアの追撃ネタは鉄板で面白い。シナリオ内容は本編の亜流。完全なアナザーではなく、ちょっと分岐したような世界だと思います。たぶん。話としては悪くはないですが、色々と後味が良くないと言うか、萌えシーンも他と比べれば多めですが、素直に萌えずらい設定になってますし、何よりもこれだけ他と比べてガチシリアスなのでかなり浮いてしまってました。
篝
色々とはっちゃけている、ヒーコーをこよなく愛するおっぱいの精、もとい地球の鍵。特にリライトクエストでのはっちゃけっぷりはすごいです。何度も笑いました。もうこれで影が薄いとか言わせないと言わんばかりのはっちゃけぶり、ボケもツッコミもマルチでこなせる面白キャラになっています。本編では設定上基本無口で性格も各々違ったりとして、おっぱいルートぐらいでしかはっちゃけた姿を見れなかったですが、本作では本編では見れなかったかがりんの姿を堪能できます。ただ、肝心の本人のシナリオでは比較的大人し目。しかも出番もあまりないという展開、篝が制服着て学校に通うということで、もっと色々と面白おかしい学生生活を一緒に送れるかと期待していたので拍子抜けしました。
吉野晴彦
相変わらず最高にカッコいい(笑)ヤツ。出番はあまり多くないものの、出てくるたびに笑わせてくれます。特にリライトクエストの隠しダンジョンのボス戦は必見。テキストに笑いが追いつかないくらいに笑えました。かっこよすぎるぜ。
イノウェイ
立ち絵追加。ショートのパーマが普通に可愛い。出番は少ないですが存在感は濃いです。ただ、吉野同様折角のお祭りディスクなので、攻略させろとは言わないので、せめて専用のショートストーリーぐらいは欲しかったですね。
主人公 天王寺瑚太朗 8
ストーリーがシリアス面抑え目なので、瑚太朗もお茶目っぽさが増大。と思いきや、どのヒロインも色々と面倒くさい女の子たちなので、絶えずひっかきまわされているようなイメージが強いですね。ツッコミ大活躍です。印象深いのはやはり小鳥シナリオでのプロポーズのシーン。瑚太朗らしいちょっとヘタレていながらもしっかりとした告白だったと思います。
絵 7
keyの背景の書き込みと塗りのレベルの高さは改めてみてもすごいですね。特に森の背景とか見ていて圧倒されます。イベント絵は結構質のバラツキがあり、良いものもあれば、中にはなんじゃこりゃと言いたくなるものも・・・。枚数はプレイ中は気になりませんでしたが、終わった後に回想見るとちょっと物足りないなあという感じ。
音楽 7
本編の流用が多く、新規はリライトクエストでのものがほとんど。歌は新規は2曲。OP曲の「Harvest」はkeyの歌としては今までなかった明るくテンポの良い曲。ED曲の「ささやかなはじまり」はしっとりとしながら力強い歌になっています。
ゲーム性 7
本編クリア後にミニゲームのダンジョンRPG。リライトクエストがあります。ミニゲームといってもボリュームはそこそこ多め、内容はダンジョンを探索して、レベルを上げて、スキルを覚えたり、素材を拾って武器防具を作ったりしていくシンプルなRPGになっています。難易度は優しめ(ノーマルの場合)、スキルや武器防具、メンバーは回復役の小鳥さえいれば適当に選んでも何とななるので、好きなキャラを選べばよいと思います。やり込み度低いんで作業プレイになりがちですが、探索中に各キャラが結構しゃべるのが面白かったです。ストーリーもオチはともかく、本編ではあまり見られなかった篝(はっちゃけver)とオカ研のメンバー、そして吉野の会話シーンが良かったですね。特に篝と吉野は笑い方面で大活躍でした。
総合 73
小鳥シナリオが文句なしに素晴らしかったのでそこに関しては期待通りの出来で大満足ですが、全体を見ると、やはりボリューム不足の不満が大きいですね。本編大好きなだけに、気になるENDのアフターとか、本編ではかなわなかったイチャラブシーン満載のアナザーなど、もっと色々な物語を見ていたかったという気持ちが強いです。
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