冥色の隷姫
〜緩やかに廃滅する青珊瑚の森〜


広大な台地に繰り広げられる戦乱!
美しいエルフの姫を調教、
その活力を奪い、戦いを勝ち抜け!




総合 シナリオ キャラ 音楽 エロ 主人公 ゲーム性 NO.1キャラ
71 4 5 8 8 7 5 9 シルフィエッタ

シナリオ 4

正直言ってシナリオはいまいちでした。幻燐2が良すぎたので期待しすぎていたのかもしれませんが・・・。
ゲーム中でもシナリオ部分は結構スキップしてしまいました。なんかもうだるくて・・・。とりあえず原因としては主人公のイグナートの心理的描写が皆無なので、ストーリー上理解できないところが多すぎるということ、周りの国のエピソードが充実しすぎていてうざいことが挙げられます。特に2番目は大問題です。1つの国について、まず『戦争前→戦争直前→戦争突入→戦争中』という段階をそれぞれ1〜2回のエピソードで描いています。まあ、普通はそうしてくれた方が良いんですが、国の数が数なので本当にうざく感じます。敵側をそんなに丁寧に書かれても困ります。それに対して自国の状況は全然描かれていないし、描かれていても先ほど書いたとおりにいまいち理解できないし・・・。
キャラ 5

キャラもなんかいまいちです。シルフィエッタ、ティリ、アレサ辺りはいい感じでしたが、他国の姫君はどうも印象に残りにくいです。同じようなのばっかりですし・・・。特にシルフィエッタとイルミテシアとユーディットは区別がつきにくいです。
やっぱりここも幻燐2が良すぎたのかもしれませんね。幻燐2の方の姫はみんな魅力的でしたから・・・。見た目が似ているキャラも多いですし、フレイアとかティファ―ナにしか見えません。なんかシルフィエッタ以外の姫の名前すら思い出せません。一度捕らえるその後のイベントが皆無なのにも困りました。キャラ同士の会話で印象に残っているのがありません。あえて言うならブラックエウシュリーちゃんのカップラーメン事件が一番面白かったです。バカらしくて・・・。

というわけで今回は個別のキャラ紹介は無しです。語ることがあんまり無いんで・・・。あえて言うとしたら、以外にアレサが可愛かったのとセオビットがあらゆる面でいい味だしていたことですかね。ちなみに自分は見た目が一番可愛い少女形態が好きです。なんか顔が幻燐2でかなり好きだったリンに似ています。それでも生態形態の方が強さが段違いなんでクラスチェンジさせちゃいますけどね・・・。悲しいけど、これって戦争なんですよ。

最後に好きな姫BEST,3を軽く紹介します。
1位シルフィエッタ やっぱりメインなんで愛着がわきます。
2位キュア 全キャラの中で唯一堕ちてくれます。このゲームでは貴重なロリ要因です。
3位ディクシー 見た目で。
主人公 イグナート 5

手が四本ある化け物です。心理描写が全く出てこないので感情移入は不可能です。まあ、化け物の体についてはいつの間にか慣れましたからいいですけどね。調教シーンとかだと腕が4本あったほうが便利だな〜とか思ってましたし。
ユニットとしては圧倒的に強いです。特に最終形態までクラスチェンジすると手がつけられません。
できれば人間だったころのイグナートをもっと出してくれればよかったと思います。
絵 8

塗りが特徴的で、キャラデザも独特ですがレベルは高いと思います。
ただ、ちょっとキャラデザが幻燐2と似すぎているキャラがいるのは気になりましたが・・・。
音楽 8

あまり目立ってませんが、レベルはかなり高いです。OP曲は単品で聞くとそうでもありませんが、ムービーとあわせると作品にあっていて凄く良いです。雰囲気出てます。普段はゲーム部分に集中していると印象にほとんど残りませんでしたが、あらためて音楽モードで聞くとなかなか良かったです。
エロ 7

ゲームのメイン・・・ではありません。シルフィエッタの調教シーンはあんまりエロいとは思いませんでしたが、イベントシーンでのエロはなかなかエロいです。アレサとの初H、フレイアの公開陵辱、サーシュ捕獲時の変則5P辺りがお気に入りです。これでキャラがもっと魅力的だったらもっと高評価になったこと間違いないんですけどね。犯っている主人公にも犯られているキャラにも愛着がもてないとエロシーンの破壊力は落ちてしまいます。
ゲーム性 9

基本はアリスの鬼畜王ランスや大番長に似ているんですが、戦略が格段に上になっています。魔法を使った策略はよくある使っても使わなくてもあまり変わらない類のものではなく、かなり実用性のあるものとなっています。部隊の移動に時間がかかるのも特徴で、ほんの少し部隊が到着するのが遅れて町が落とされてしまったみたいなことが結構起こります。

ゲームバランスで言うと、序盤から中盤辺りは戦力が無かったり、金が無くなったり、いきなり宣戦布告されてピンチになったり、それらを防ごうとしても時間が無かったりと、かなりやり応えのあるものになっています。終盤になっても、各国の本拠地を守るキャラが鬼のように強いので、何部隊も同時に送り込んだり、戦略をうまく使わないと落とせないので苦労させられます。しかし、これらはシルフィエッタの処女を奪わない場合です。処女を奪ってセオビットを生ませるとゲームバランスがひっくり返ります。簡単に言うと、セオビットの生態形態×3とイグナートの最終形態で部隊を組むとその部隊だけで全クリが可能です。実際自分は2週目にやってみましたが楽勝でした。ゲームがなかなかクリアできない人はリセットを繰り返してでもセオビットの量産をすべきです。ただ、あまりにも強いため、セオビットが生まれた後は簡単になりすぎてつまらなかったです。前半は最高に面白かったんですけどね・・・。

1週目をクリアすると2週目以降にはいろいろな特典をつけられますが、その際にはクリアするたびにもらえるポイントが必要になります。この特典がかなり充実していて2週目以降のプレイをやる気にさせてくれます。
他の陣営でプレイできるようにもなるモードで、自分は1度ディクシーでクリアしましたが戦略的にかなり違いがあったので楽しめました。他にもセリカやリウイが使えるのも嬉しかったです。
総合 71

はっきりいうとまだフルコンプできていません。自力でフルコンプはちょっと無理そうです。EDを5つほど見たところであきらめました。シナリオやキャラは幻燐2が良すぎたせいか、期待しすぎてちょっとがっかり見たいなところがありましたが、ゲーム性の部分においては素晴らしい出来でした。他の姫たちにもっともっと出番があればよかったんですが・・・。ゲームシステムが良かっただけに、キャラの良し悪しなどのダメな部分が残念に感じてしまいます。

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