遊撃警艦パトベセル
〜こちら首都圏上空青空署〜


事件っていうレベルじゃねーぞ!



総合 シナリオ キャラ 音楽 エロ 主人公 ゲーム性 NO.1キャラ
83 7 9 9 7 8 9 七瀬ヒカリ

シナリオ 7

事件は現場で起きてるんじゃない!ブリッジで起きてるんだ!

超ドタバタコメディの超おバカゲーです。ネタがそこら中にちりばめられすぎてどこからツッコンでいのか全く分かりません。まずパトベセルはナデシコそっくりだし、ジェクトはパトレイバーですし、その他レトロなネタから旬なネタまで盛りだくさん。このゲームはネタでできていると言っても過言じゃないです。よくもまあここまで色々と詰め込んだなぁと素直に感心させられます。細かいところまでしっかり作られている超力作です。中途半端な気持ちでパロネタをやっているんじゃない、本気なんだよぉという製作スタッフの暴走信念を感じます。

とにかくハイテンションに突っ走ります。濃くて魅力的なヒロイン達と繰り広げられる数々の笑劇、テンポ良く、休む暇なく進んでいけます。細かいところまで振られているネタに圧倒されまくり。ホントすごい。すごいおバカです。そして、もちろん笑いだけではなく萌えやエロも十分堪能できます。中盤のキャラ分岐以降はラブラブでエロエロで大爆笑です。

おバカで突き進んで最後はロボットものお約束の熱血展開になったりします。それもどこかで見たことあるようなものばかり、どこまでもネタばかりです。変なシリアス展開にならないで熱血展開になってくれたのがありがたかったですね。2週目以降は共通部分のイベントを全て飛ばせるので、テンポ良く次のプレーもどんどん進みます。

パロネタばかりなので、受け入れられない人はきついかもしれませんが、大丈夫な人はすごく楽しめると思います。
あと打ち切りENDのセンスが素敵すぎです。俺達の戦いはこれからだ!!
キャラ 9

濃いです。薄めないカルピスよりも濃いです。

七瀬ヒカリ

ハルヒを真似しているのを隠そうともしない潔さが素敵過ぎます。パッケージの裏見て思わず吹いちゃいましたよ。普段は唯我独尊にして大胆不敵、傍若無人のやりたい放題ですが、意外に純情で主人公の裸を見て真っ赤になったりする可愛いところもあります。というか全部可愛いです。超可愛いです。大好きです。萌えるし、笑えるし最高です。
中盤以降で結ばれた時がかなり唐突でしたが、可愛かったので無問題。こういうキャラはやっぱりHシーンに入った時の屈服感がたまんないですね。感動すら覚えます。しかもその後はメチャクチャ甘えてくるようになるし、どこまでもポイントを分かっているゲームです。GJ!! 制服姿もいいですが、私服姿もかなり可愛いです。
シナリオは萌えて燃えられる展開になっていて、ノリの良さもあってすごく楽しめました。やっぱり最後のお約束は自爆ですね。ヒカリがすごく甘えてきてくれるんでたっぷりと堪能しましょう。余談ですが結局出てこなかったヒカルの父親の顔にナデシコのミスマル提督の顔を重ね合わせた人はたくさんいるんじゃないかな?

端深空

ロリ担当です。基本的におっぱいだらけのパトベセルの中で空のようなロリは希少種です。あのツインテールと厳しい口調からナデシコのルリルリが思い浮かびますが、ヒカル同様分かっていてやっているんで、思う存分重ね合わせちゃいましょう。パトベセルの中ではボケにツッコミにマルチに活躍します。「大丈夫、シリアスにならなければ死なないから。ポイントは攻撃を受けた時にギャグっぽく叫ぶこと、これで大抵は助かります。」と「フィクションです」はこのゲームで一番重要な部分です。最初はそっけなくいまいち感じがつかめない空ですが、最終的には甘えてくるという王道ながら最高に萌えるシチュエーションを楽しめます。ヒカル同様私服の空は異様に可愛いですよ。
シナリオは感心させられるくらいに起動戦艦ナデシコです。徐々に恋愛感情に目覚める空、コンピューターがのっとられそうになるパトベセル、空の正体、そして最後のオチなんかナデシコのユリカがアカツキにやった手段と全く同じです。ここまでそっくりだと拍手を送りたくなりますね。お約束だけど、熱く、燃える展開で楽しめました。

篠原伊月

まずはおっぱいですね。伊月を語るにはそこからです。あのおっぱいはいいものですね。溢れんばかりの大きさなのにきちんと整っている極上の巨乳・・・。そしてそれを隠そうともしないあの格好、あんな格好でいつもいられたら整備班は堪ったもんじゃないですね。いや、むしろ堪るのか? 自分が魅力的な体の持ち主であると言う自覚が低く、部屋も男っぽいし買い物に行っても工具にしか目が行かないという、はっきり言ってあんまり得意じゃないキャラだったんですが、初H以降どんどん可愛くなっていって魅了されました。恋する女の子って感じに変わっていきます。
シナリオはネタ少なめ、いや多かったのかも知れないけど気づかなかったです。とりあえず恋する乙女になった伊月のおっぱいを堪能するのが正しい楽しみ方かと・・・。STF(すごいオッパイツーホールドウィズ)はぜひ食らってみたいです。

黛玲於奈

見た目真面目そうな堅物キャラで、実際登場時はそうだったんですが、一皮向ければ立派なギャグキャラです。通称れおにゃん。やっぱり濃いキャラです。黒髪ポニーテールがいい感じ。ヒカリに振れ回されている内にすっかり変わって、ついにはヒカリと同じように溜まり溜まった鬱憤を本庁に砲撃するくらいまで成長?します。かなり目が悪く、コンタクトをしているんですが、いつも動き回ってばかりなので落としまくって困ってるシーンが多々あります。かといってメガネをかけるのは嫌らしく、メガネっ娘と呼ばれると切れます。いいと思うんですけどねぇ・・・。その他、酔った時の言動はヤバイの一言、とんでもなく愉快なことになります。ノリノリ過ぎですよ・・・。すごく可愛かったですけどねぇ♪
彼女のシナリオでは今までの玲於奈からは想像できないほど主人公にベッタリ甘えまくる玲於奈を見れます。惚れこみ方が素晴らしく、主人公がHなイタズラをしても止めるどころかむしろのって来ます。もうデレデレです。

怪盗ロール

世間を騒がせている怪盗ロール。青空署と違って市民に(芸人として)大人気です。本名向塚巻子、モノモノやった人なら人目で分かりますが、あの巻子です。処女だったので微妙に違う人なのかもしれませんが、メディカや詠未という姉妹が入るらしいですし、クリーニング屋ですし、何よりもあの天然の大芸人は巻子以外ありえません。エレガントワールドも健在で、このツナマヨ!!ももちろんあります。むしろ何かのタガが外れたのかパワーアップしています。主人公とのやり取りはコントとしか思えないくらいで、そのノリのよさに圧巻されます。とにかく笑えるし、それが可愛いです。
ロールのシナリオはシリアスは0です。最初から最後までネタだらけです。ヒカリとか空とかのシナリオだとカッコよかったりするのに、自身のシナリオは徹底したネタ尽くしというのが、いかにも巻子っぽくていいですね。ルパンと銭形みたいに追いかけっこしたり、変な生物と戦ったりします。特にすごいのが最後、見事としか言いようがありませんね。なるほど、それまでのルパンのネタは複線だったのか!!と感心させられました。

桃本みつな

出番はメインクラスなのになぜかサブキャラ・・・。オペレーターなのにカミカミだったり、オクテそうに見えて意外と大胆だったり、格闘マニアでどんな技にもすかさず解説を入れてきたり、何気に色々と濃い設定があるのが特徴です。ロールシナリオのラストの横入りはかなり印象に残っていますね。とても良いいじられキャラです。いじられてオロオロする様子が楽しいです。主人公に好意があるのがバレバレなのが可愛いし萌えます。

野々宮柚子

あんまり印象に残っていませんね。出番云々以前にたぶん他のキャラが濃すぎるのが原因かな? ロリキャラは空だけで十分以上足りてるし・・・。でもまあ可愛い子ですよ。顔が[・◇・]になった時がお気に入りです。

駿河葉澄

この人も出番無いんで語ることもあんまりないです。EDでの制服姿は普段とのギャップで妙に興奮しました。
主人公 赤島殉作 9

抜群にノリがいい主人公。名前にも色々とネタが入っています。この主人公のノリの良さはこのゲームを盛り上げる1番の要素と言ってもいいくらいで、ヒカリとの一度やってみたかったシリーズとかのノリ大好きです。

普段はもちろんのこと、Hシーンでも「オレの主砲です!」とノリノリです。かなりエロで、ヒロインと一度結ばれるとリミッター解除状態になりエロ猿と化します。Hに積極的な主人公ってやっていてストレスたまんなくていいです。

とにかくノリがよいとても好感が持てるバカで熱くてエロいやつでした。
絵 8

制服がいいですねぇ〜。以前はあまり好きではなかったけど、モノモノをやって以来大好きになったあかざさんの絵です。相変わらず女の子は可愛いし、おっぱいがすごいです。まず目を引くのは立ち絵の豊富さ、かなりのバリエーションがあり、ころころ変わる表情が本編のギャグをよりいっそう盛り上げています。
イベント絵はHCGの他にもギャグシーン中心でかなりの数があり、その中でもジェクトのシーンはやけに力が入っています。そんなところが大好きです。一つ一つのレベル高いし、ホント色々凝っています。

アニメーションに関してですが、Hシーン部分はエロの欄で語るとして、その他パトベセル、ジェクトのシーンはもちろんのこと、他にも色々なところで使われていたりします。空がうどんをすするシーンまでアニメーションなのには完敗です。とことん作り込まれていて感心させられます。
音楽 7

OP曲「私ってジャスティス!」、一度聞くと忘れられないハイテンションな歌です。アッレレのレが脳内で止まりません。ムービーも本編同様に異様に凝った出来になっていて初っ端から楽しませてくれます。
ED曲「Cruising in my heart」は何故か普通にかっこいい歌になっています。曲自体はいいんですけど、どちらかというとED曲ではなく挿入歌で使った方が盛り上がったんじゃないかと思いますね。
BGMはテンポのよいものばかり、ギャグ、エロ、熱血が全てです。中でも「ジェットコースター☆LOVE」のノリの良さは神掛かっています。どっこい。
エロ 9

エロいです。特に初回プレーではエロシーンまで結構時間がかかったので、ギャグもいいけどそろそろHシーンも堪能したいなぁと焦らされていたので余計にエロく感じました。回数は多いですし、尺はまあまあですが、絵は文句なしにエロいし質自体は高いです。どのキャラもHにいたる流れが強引だったりはしますが、まあ些細なことです。エロけりゃいいんですよ!エロけりゃ!! ちなみにヒロイン5回、サブ2回、ハーレム1回の構成で、それもオーソドックスなものばかりです。

エッチアニメーションですが、モノモノ→メイド剣→パトベセルと確実によくなっています。良く動くし、その動きもかなり滑らかなんですが、ちょっと動きすぎな気もします。画面全体が動いているので中々焦点を合わせられません。ずっと見ていると酔います。今回から投入された挿入する瞬間のアニメはかなりよかったんですけどねぇ。
総合 83

期待通りのバカゲーになっています。
最初はプレー中に面白いネタをメモっていたんですが、あまりにも多すぎて断念しました。

終盤までヒロイン達のHシーンがなかなか来なかったんで、何となく嫌な予感がしたんでしたが、取り越し苦労もいいところでした。十分以上に満足できるほどのHシーンがありましたよ。

前作のメイドさん剣でダメな方向に向かっていたシナリオやアニメーションもバッチリでしたし、これからはメイビーもメーカー買いのリストに載りました。

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