巨乳ファンタジー2


そこに巨乳がある限り 物語は終わらない。



総合 シナリオ キャラ 音楽 エロ 主人公 ゲーム性 NO.1キャラ
80 8 7 8 6 9 8 エリシュア

シナリオ 8

巨乳シリーズ第3段。今作も立ち位置は抜きゲですが、シナリオが面白い。内容は巨乳シリーズらしく、最初は周りからバカにされていた主人公が人の良さと、時の運と、おっぱいへの執念によって、絶体絶命のピンチでも何だかわからないうちに自体が好転して出世街道を突き進むサクセスストーリーです。前作、前々作の焼きまわしと言われても仕方ないところもありますが、何度やっても面白いものというのもありますからねぇ。

巨乳1は最下層からの立身出世から、最高点到達前に一旦落としタメを作り、最後は今までの登場キャラ全員集合で大逆転という、サクセスストーリーとして非常に完成された出来でしたが、今作でも笑えるくらいの痛快な物語は健在ですが、巨乳1と比べ主人公が普段はただのおっぱいバカで、最初は最下層としてバカにされると言う扱いは同じでも、かなりのキレ者になっており、どうしてこれで最下位だったのかというくらいの頭の良さを見せます。正直いくらなんでもやりすぎじゃね?というくらいのキレの良さです。その分巨乳1と比べると主人公の能天気さが少ない分突き抜けた宗快感は抑え目になっていますが、その代わりにキレ者主人公の大活躍を堪能できました。

シナリオは章別になっており、章が進むたびに出世していきます。各章で活躍したヒロインとの個別エンドもありますが、尺はかなり短めでシナリオ内容もないのでおまけ程度。メインはハーレムENDの王国編、そして1章終了時に分岐するアナザーストーリーとも言うべきエルフ国編になります。まず1章分岐の番外編のエルフ国編、王国編で活躍が少ないエシュリアの為のルートですが、これはホント最高に面白かった。メインのエシュリア&ゼビアはいちいち可愛いですし、主人公のキレ者っぷりもエルフ大使になったあたりから大爆発。エルフの国王との掛け合いとか、選択分岐のノーマルEND?の途中の国王との抜き打ち国王になったら人事をどうするか?問答とか大好きです。ENDも気持ちよいくらいのハッピーエンドでこのエルフ国編だけで言うと前作のハーレムENDに匹敵、もしくは超えるくらいの完成度でした。

ただ、メインともいえる王国編は、エルフ国編、巨乳1と比べるとイマイチ感が拭えなかったですね。途中までは面白かったんですが、クライマックスの展開が微妙。一旦落としてタメるというのは巨乳1と同じですが、今作は前作と比べて主人公の頭の良さが要所要所でかなりピックアップされてたので、捕まって何もできなくなった主人公、あんまり活躍できなかったメインヒロインゼビア、その前までが血なまぐさすぎる上にタメが大きすぎ、巨乳1のモテールのような魅力的な男キャラがいなかった(ゼミナリオは本当に小物っぽかった)など、折角のハッピーエンドでもどうにも爽快感が乏しくなってました。最初にプレイしたエルフ国編が面白すぎたのでハードルが上がっていたというのも大きいかも。あと、結局このルートだと、人間と魔族との差別とか、後継者争いの醜い権力闘争とかばっかりになっていたっていうのも大きいですね。やっぱりエルフ国編や、巨乳1のように戦で功を立てての出世の方が、分かりやすくて気持ち良かったです。
キャラ 7

ゼビア

メインヒロイン。巨乳1のシャムシェル的存在。どんな展開でも一緒についてきて常に隣にいます。ゼビアを気に入るかでこのゲームを気に入るかが変わってくるぐらいですね。最初はクールな感じだったんですが、主人公とエッチしてからは一変、H大好き主人公大好きな、デレデレゆるゆるの可愛い子になります。笑い方が変なのも面白い。嫉妬深いところも可愛いですが、嫉妬→Hの展開がワンパターンすぎて、王国編に入ったあたりで飽きてきてしまうのが難点。シナリオ上も戦闘力は高いですが、巨乳1のシャムシェルのような万能さが無いのであんまり活躍も出来てませんし・・・。

シャハル

主人公の力を知ってからは主人公を王にしようと助けてくれます。魔族に慕われていて、王国でも国王と対等に話せる存在。シャハルがいれば大丈夫という安心感。サキュバスらしくエッチ大好きで、実力者ながらも茶目っけもある色々な意味で目立つ存在ですが、ヒロインとして見ると力不足・・・というか実力者としての存在感が強すぎて・・・。

エリシュア

エルフの娘。個人的一押しキャラ。ツンデレ美乳。最初は主人公をただの平凡なだけの男だと侮っていたが、主人公の活躍を見て、行動を共にして、徐々に主人公に惹かれて行く様子がすごく良かったですね。他ヒロインとのエッチを目撃して、はしたないと思いつつも、つい自分もと考えてしまう様子とか可愛すぎて大興奮でした。積極的に主人公に迫ってくるキャラが多い中、真面目な性格から積極的になりきれず、それでも何とか頑張る様子がすげー可愛い。

ナディーヌ王妃

王妃様。ライター曰く最終章まで行ったご褒美キャラらしいです。最終章登場の上(序盤でもちらっと出るが)、シナリオでの活躍はほとんどないのでヒロインとしては他と比べると弱いですが、とにかくエロいです。人妻の色気爆発。人妻でしかも王妃なのに、主人公に会って抑えきれない欲望に悩みながらも、ついついエッチしてしまう様子がすごく興奮しました。

ローレリア

人魚族の長の娘。2章登場ですが、活躍は王国編行ってから。ヒロインの1人のはずですが、扱いは完全にサブです。ぶっちゃけ王妃のおまけ。人魚なのに登場してすぐに足が生えますし、その後はいつの間にかフェードアウトしていたので、王国編で再会した時は、完全に存在を忘れていたのでビックリしました。正直その時点であんまり興味を持てなかったんですが、その後の意外な可愛さに萌えましたね。主人公を慕っていて普通に可愛らしい女の子って感じですね。

魔族兵

主人公が最初に赴任するボインバラの兵士。巨乳魔女でいうところの黒服たちポジション。主人公がボインバラから離れても、ピンチの時には主人公を助けるためにはるばるボインバラから駆け付けてくれたりします。こういう物語初期のキャラがいつまでも慕って助けてくれるっていうのは良いですね。心強いですし癒されます。

男キャラ

巨乳1と比べるとどうにも力不足というか、地味な印象を受けます。巨乳1の老将軍たちやモテールのような魅力的なキャラが多かっただけに残念。モテールポジションのゼミナリオは改心するのが遅すぎて小物っぽさが抜けなかったですし、王子は救いようがないですし、王様と重臣2人もいまいち活躍できてなかったですし・・・。名前有りの人間キャラと比べると魔族兵やバルガスたち魔族や、モブ扱いの王宮の兵士たちの方がよっぽどキャラが立っていて魅力的でしたね。
主人公 ルイン・ディミディウム 8

普段は能天気でへらへらしていて、おっぱいをもむことしか考えていないような平凡な男ですが、ここぞという時の行動力、判断力、決断力、そして頭のキレ具合が尋常でないほど高く、その頭の良さと、誰からも好かれる人の良さでどんどん出世していきます。普段は笑えますし、いざという時はそのカッコよさに震えられますし、こういうすごい能力を持っているけどバカっぽい主人公って良い感じです。難点はキレ者すぎてヒロインの活躍度が下がっていること、他のキャラがバカに見えてしまうことがあることくらいですかね。正直見た感じ主人公とキレ者対決でまともに戦えそうなキャラってエルフ国の現国王ぐらいで、あとはまあシャハルと宰相がいけるかなぁという感じですからねぇ。
絵 8

巨乳1はクセが強くて正直苦手だったんですが、巨乳魔女、そして今作と、クセも弱くなっていて、さらに肌の質感、精液の描写、おっぱいの重量感、キャラのちょっとした表情、塗りの良さなど、シリーズごとに確実にエロく進歩しています。
音楽 6

可もなく不可もなく。特に悪い曲もなければ、印象に残る曲もないです。
エロ 9

シナリオの良さが際立つ本作品ですが、本質は抜きゲ。質は高く、尺は普通、回数もそこそこ。絵の進化に伴ってエロシーンも確実にパワーアップしています。エロい。内容はもはや言うまでも無いですが巨乳いじりがメイン。とりあえずおっぱいをいじるところから入るのが基本。ただ、巨乳魔女だと比べると挿入シーンも増えてます。お気に入りはゼビア2回目。エルフ編でのエリシュア1回目。王国編でのエリシュアとの初H(シャハルつき)、ナディーヌ王妃初挿入シーンあたり。
総合 80

前2作の巨乳シリーズに続き安定した面白さでした。こういう単純なサクセスストーリーすごく良いですね。王国編はラスト凝り過ぎでしたが、エルフ国編は文句のつけどころの無い出来でしたし、抜きゲとしてもすごくエロくて大満足でした。



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