超昂閃忍ハルカ

勝ってもＨ。負けてもＨ。アダルト変身ヒロイン、新たに登場！

総合	シナリオ	キャラ	絵	音楽	エロ	主人公	ゲーム性	NO.1キャラ
82	7	8	9	8	10	8	7	四方堂ナリカ

シナリオ　7

王道展開の連続で構成されてます。導入部の過去からの転移、現代社会に現れた悪の組織、綺麗で強いヒロインの登場と、変身ヒーローものの王道を突き進んでいます。さすがはアリスというか、世界観の構成の完成度がすさまじい。どんどん物語りにのめり込むことが出来ます。エスカレイヤーの流れを受け継いでいるということで、エスカレイヤーの二番煎じな感じは否めませんが、二番煎じ、だからこそ良い!!って感じです。戦闘前の名乗りも大好きですし、終盤の絶体絶命のピンチになってからの超昂閃忍への変身とか、お約束ですがすごく燃えました。ヒーローもののお約束展開が終始続くので安心して楽しめます。１週目と２週目ででてくる怪忍の種類が違っているのも、長く楽しめていい感じです。

ただ、いくつか不満点を上げると、まずこのゲームはメインヒロインはハルカなんですが、ナリカもほぼ同じ扱いになっていて、実質ダブルメインヒロインとなっているんですが、その二人のルートがエピローグまでの展開がほぼ同じということ、もうちょっと変えて欲しかったです。次に敵キャラの存在、敵幹部に絶対的な悪がほとんどいない状態になっていて、しかも倒してからの展開が、やられる→自分の悲しい過去を告白という感じで統一されてしまっているので、出オチっぽい感じになってしまい、どうも個性が弱くなっています。同じ出オチだったら個性が強い分怪忍の方が印象強いぐらいです。

キャラに関しては、このゲームはエロ以外のラブイベントはあまりないにもかかわらず、ヒロイン達の魅力は十分発揮されており、萌えシーンにあまり期待は出来ませんが、H前のちょっとした会話でものすごく可愛い姿や、戦闘前後の凛々しい姿などに加え、エロシーンのエロさも合って夢中になれます。想像以上にみんな可愛いです。

結構誉めていますが、そつなくまとまっていて文句の付け所があまりないだけであって、すごく良いという感じではないです。あくまでこのゲームのメインはエロで、シナリオはエロを盛り上げるためなので過度の期待は禁物です。

キャラ　8

鷹守ハルカ
メインヒロイン。立ち絵がすばらしく凛々しいです。普段はしっかり者ながらもちょっと抜けている感じですが、いざという時はこれでもかっていうほどの強さを見せてくれます。普段の主人公を精一杯慕ってくれる姿も萌え萌えで大好きですが、やはりエロシーンのエロさに目が行きますね。 どのヒロインも言えることですが、エロシーン前の照れる様子がかなり可愛い。そしてエロい。スタイル良すぎ。変身後の衣装は肉感たっぷりで、エロシーンはそのスタイルと表情でかなりエロいことになっています。何だろう・・・立ち絵をじっと見ているだけで萌えとエロを同時に感じてきます。

四方堂ナリカ
ハルカとほぼ同じ扱いのヒロイン。エスカレイヤーと同じく、メイン以外はロクに出番がないと思っていたので嬉しい誤算です。ナリカはツインツンデレキャラの貧乳です。冒頭からツンデレ全開、初Hの後でもなかなか素直になれなかったりします。それにしても可愛い。マジ可愛い。ツンデレっぷりも可愛いですが、見た目がかなり可愛い。ハルカは綺麗で見ててうっとりしますが、ナリカは可愛くて見ててにやけてきます。あと、ナリカに関しては鬼畜エンドの姿も印象的。特にトゥルー、ハルカとナリカの強さと弱さの違いがお互いの鬼畜トゥルーエンドに良く出ています。

スバル
第3の忍者、やる前は敵の陵辱がほとんどで和姦はロクにないだろうと決め付けていたのでびっくりです。ポニーテールが映える凛々しい姿が印象的。最初は厳しい感じですが、すぐに打ち解けます。ここらへんの主人公がすごすぎです。感心させられました。意外に可愛い姿も多く、スバルルートに入った後のデレっぷりは、普段のギャップもあってとんでもなく可愛く感じました。エロはハルカ、ナリカよりは少ないですが、好みの構図が多かったので大満足です。

黒鉄アキラ
実質基地の司令官。この人がいないとどうにもならない。やけにエロい格好とくわえ煙草が特徴ですね。実はエロシーンがちゃんとあり、その時の照れた様子がかなり可愛かったので印象に残っています。

ノロイ党・四道封者
敵幹部の4人。全然同格ではないですけどね。シナリオでも書きましたが、それなりの出番はあったのになぜか印象に残りにくい。やられ役の太夫と、準ラスボスの炎斎はともかく、一刀と大蛇丸は最初のインパクトは強いのに、倒した後はすぐに忘れ去られる・・・。せめてラストの里に敵が攻めてきたときに助っ人として助太刀するぐらいの出番があれば・・・。

敵怪忍
男は不細工に、女は可愛くが徹底されています。どの怪忍もインパクト十分。名前と顔が一致するやつも多いぐらいです。個性的な見た目と外見が、強烈に印象に残って、すぐに頭に焼きつきました(その分忘れるのも早そうですが・・・)。
男怪忍は絵の細かい部分の装飾が非常に凝っており、一発キャラには惜しいぐらい力が入っています。女怪忍はみんな可愛い。外見一番可愛いのは巫女姿のミナヅキですが、エロシーンが触手で好みじゃなかったので、、ムサシキャリバーを押したいですね。ポニテのメガネとマニアックな感じの可愛い女の子です。

主人公　戦部鷹丸　8

妙にかっこいい。外見もかっこいいですが、中身もかなりカッコいいです。普段は女好きのエロ好きですが、ヒロインが悩んでいる時はヒロイン達の抱えている悩みを瞬時に理解して解決、もしくは一緒に悩んで励まします。グダグダウダウダウしている主人公が多い中で、かなりカッコよく映りますね。竜の者にはそういう才能が備わっているのでしょうか？　唯一の不満は折角かっこいい衣装を着ているのに、それを生かすイベント絵が無かったことぐらいです。

絵　9

エロいっ!! とにかく叫びたいくらいにエロい。おにぎりくんさんの絵は女の子の可愛さと綺麗さと、そしてエロさを兼ねそろえた素晴らしい出来になっています。Hシーンはみんなエロエロですし、立ち絵の服のしわとかもエロく感じます。

Hシーンが多い分、CGもかなりの枚数があります。エロシーンの絵についてはエロの欄で詳しく語りますが、服のしわ、肉感、ヒロインの感じている表情など、どこをとってもエロく感じます。差分もアリスにしてはかなり多くなっていて、かなり力が入っています。ただ、普通のイベント絵は少なめなのが残念です。決めポーズとかもう何パターンか欲しかったですね。

他にも敵の怪忍の個性的な外見、燃えるOPムービーや変身シーンなどいい感じに出来ています。

音楽　8

歌含めて全30曲と結構多め、どの音楽もレベル高く、様々な場面で盛り上げてくれます。緊迫した曲から、穏やかな曲まで数多くそろっています。OP曲の｢風のように炎のように｣は燃える歌。単品で聴くと普通にいい歌どまりですが、ムービーとあわせて聴くと非常に燃えてくる歌、FullVerを聴くと鳥肌が立つほど震える歌になっています。

エロ　10

文句なしの出来です。とてつもなくエロい絵、100を軽く超えるシーン数に数多くのシチュエーション、尺は前戯から本番まできちんとこなしていますし、このゲームのメインとも言ってもいい部分だけあって、かなり力入ってます。

Hシーンはラブラブで行う純愛系、主人公が鬼畜になる鬼畜系、敵怪忍に負けた時の陵辱系の3つとなっています。自分は触手とかが嫌いなんで陵辱系はあんまり好みのシーンが無かったんですが(ナリカのルリー・ジョーとかは良かった)、かなりラブラブの純愛系は十分堪能でき、鬼畜系も結構好みのシチュが多かったので良かったです。純愛、鬼畜、陵辱の全ての部分に力が入っており、その部分を目当てに買っても大丈夫なくらい充実しています。

とにかくエロくて大満足な出来になっており、濃厚なエロシーンを堪能しまくりでした。

ゲーム性　7

朝・昼はヒロインとエッチしてパワーをためたり、特訓してステータス強化をしたりして、夜は街にはびこる敵を倒していきます。それぞれの行動は全て活動するための数値が決まっており、サイコロを投げてその数値を満たすと行動することが出来ます。こう書くとランダム性が強いゲームのようですが、サイコロは何度やり直しても数値が変わることはないので、ランダム性というよりは、いかに効率よく行動できるかの計算の方が重要になります。

難易度はゆるめ、早解きやしばりでもしなければじっくり進めても十分な時間があるので、適当にやっても何とかなると思います。一応ちょっとしたアドバイスとしては、まず序盤のうちにリピドーをためてサイコロを増やす、勢火の術を会得して特訓しまくる、片方を戦闘専用にして、もう片方を城攻略専用にするってところですね。

またこのゲームには陵辱系が苦手な人のために、陵辱シーンカット機能がついているのがすばらしい。共通ルートにある陵辱シーンとかプレイのたびに何度も見るのはいやですからねぇ。かゆいところに手が届くシステムです。

難点を言うと、引き継ぎ要素が無かったこと、初期のサイコロ一個増えるくらいの要素は欲しかったです。ハルカとナリカでほぼ展開同じですし、1週目と2週目は怪忍の種類が変わるというのはいいんですが・・・。

総合　82

大満足な出来。2007年は低価格ソフトばっかりで寂しかったアリスですが、2008年ではしっかりやってくれました。さすがアリス!!な出来になっています。ストーリ、キャラ、絵、音楽、ゲームシステム、そしてエロと、どこをとっても隙の無い出来になっていてホント大満足です。この決して信頼を裏切らない出来に感動しました。

ところで、このゲームの主人公の戦部タカマルって元ネタは魔神英雄伝ワタルの戦部ワタルですかね？　竜の力ってところも同じですし・・・。ラスボスのノロイはガンバの冒険のノロイか？真の姿がそれっぽかったですし、ネタが利いてます。

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