里を滅ぼした宿敵を討つべく、忍集団『山吹組』の戦いが始まる――!
総合 |
シナリオ |
キャラ |
絵 |
音楽 |
エロ |
主人公 |
ゲーム性 |
NO.1キャラ |
78 |
7 |
8 |
8 |
8 |
8 |
8 |
6 |
室鷲那爪 |
シナリオ 7
王道忍者ストーリー。いや、忍者ものの王道っていうのがどんななのか詳しくはわかってませんが、迫りくる敵、敵の使う外法に苦戦する主人公達、囚われの身になった姫様、伝説の極刀やら少年漫画のような燃える展開が続いております。諜報や密書を届けるなどのミッションもあり、結構ちゃんと忍者してました。暗い展開が多いのには注意です。
ストーリーの流れは基本的に公式のシナリオ紹介のまんまです。次々に襲いかかってくる様々な外法を持つ敵の忍びを、最初は苦戦しながらも何とか倒していくというもの。萌えはほとんどないですが、燃え部分はかなりあります。予想外の展開と言うのは少ないですが、敵味方共にキャラ設定が良く出来ており、物語の世界観や雰囲気の構成も丁寧に作られているので、どんどんのめり込むことができます。他にも戦闘時の演出が見事としか言いようがなかったりと、あらゆる部分に力が入っているのが分かる作品になっています。終盤はどのルートも流れるような展開に目が離せませんでした。
シナリオは圧倒的な力を持つ敵を、主人公達が仲間の力を合わせて打ち倒すのは燃えますし、見ていて気持ちがいいです。ただ中盤の間延び感は何とかして欲しかったですね。正直7人衆は復活しすぎでつまらないです。折角燃える展開で敵を倒してやったーと思っていたのに、実は生きてました〜と言う展開が多すぎです。1人や2人なら別にいいんですが、7人衆のほぼ全員にそういう展開があるのは・・・。最初は敵を倒すたびによっしゃーとか思ってたんですが、中盤から後半にかけては、だんだんどうせ生き残っててまた戦うんだろぉ・・・と、素直に燃えきれなくなって行きました。これは大きなマイナス。ボリュームが多いというよりは、無駄に長いというイメージが染みついてしまいました。他にも、姫様中心にたまにキャラの行動が無茶苦茶だったりするのは勘弁してほしかったです。
ボリュームありますし力作です。中盤の間延び感が非常に残念ですが、終盤の天尽風が手に入ってから当たりの展開はスピード感があって燃えまくりでしたし、燃え王道忍者物語としてすごく面白かったです。
キャラ 8
どのキャラも基本巨乳かロリの2択。どちらでもないのは翠連と譲葉ぐらいじゃないのか?
室鷲那爪
メインヒロイン。普段かなり気が強く、忍者の割には熱くなりやすいところがあったりしますが、家庭的で女性らしい優しさを見せてくれたりといい感じです。萌えが少ないゲームだからこそ、主人公との仲をからかわれた時の照れた表情や、Hシーンの時の甘えるような表情がツボに来ました。味方忍者3人はみんな同じくらいに好きなんですが、深紅牢が大好きなんで那爪が一番のお気に入りになっていますね。終盤の展開は全ルートの中で一番好きです。燃えました。
望月紗代
ロリ姫様。この一言で紗代の7割ぐらいを表現してると言っても過言ではありません。言動が無茶苦茶だったり、その割には結果オーライでうまくいくことばかりだったり、能力がチートすぎると、微妙な部分も多いですが、ロリっぷりが可愛いので何とも言えなくなります。ただ、Hシーンが凌辱は多いのに和姦が一つしかないのは大いに不満です。せめてもう一つは欲しかったです。シナリオはラストの完全焔王鬼がカッコよかったのが印象的でした。
水無月夕凪
初っ端に敵に捕らわれて凌辱されちゃうキャラ。忍者のお姉さん系は凌辱される運命なのか? 一番忍者らしいスキルが豊富で、自己犠牲が強くてたまに突っ走りそうになるところもありますが頼れる人です。というか今思ったんですが、一人ぐらい超クールでいつでも冷静なキャラがいても良かったんじゃ・・・。その乳と主人公に仕える様子が好きです。シナリオはノーマルENDが切なかったのが印象的でした。ああいうのも好きですけどね。
九鬼朱火
ロリキャラその2。ヒロインたちが巨乳とロリしかいないのはどうなんだ? 朱火は着物姿の時の、着物を着ているんじゃなくて、着られているみたいなところが妙に可愛いです。火器関係の発明の才能は天才的。というか天才です。すごすぎます。総合的に見れば、主人公に次いでスペック高いかもしれません。主人公に憧れてついていこうとする姿もいい感じですが、姫様との友情にも注目です。シナリオはやはり完全焔王鬼の印象が強いです。さすがは英雄。
近藤喜兵太
影のMVP。自分はこういう地味に活躍するキャラが大好きなので、喜兵太が活躍するたびに喜んでました。主人公の片腕としてホント大活躍です。戦闘シーンが少しあるんですが、あまりの弱さに難易度最低にしても苦労したのもいい思い出。
穴井半兵衛・百沢弥七郎
家臣2人。もう少しいても良かったかと思いますが、2人ともいい味出しています。半兵衛は典型的なじいキャラで、姫様をサポートします。弥七郎は序盤から中盤にかけての一番の燃えキャラ。自分はこの弥七郎関係のシナリオが一番好きでした。ラストの日の中のシーンは興奮しすすぎて鳥肌がたつくらいでしたね。大好きです。
白夜・焔王鬼
敵の大ボス格。白夜とか裏目に出ている行動が多すぎてちょっとアホなイメージありますが、焔王鬼との絆には燃えましたね。焔王鬼はさすがの貫録で、大ボスとして申し分ない存在感と威圧感でした。さすがは英雄。
敷浪道眼
たぶん敵の中で最も強く印象に残るだろうキャラ。数えきれないくらいの戦闘があり、マジでうざったくなるほどしつこいです。初っ端から圧倒的に嫌な悪役として出てきて、その後何度も戦います。敵役としてかなりいいキャラしてましたね。
七人衆(その他)
復活しすぎな7人衆。お気に入りは影斎と翠蓮の女性2人。影斎は影を使うという能力が大好きなので気に入っています。翠連は単純に可愛いので好きです。翠蓮には和姦Hも欲しいなぁと思っていたら普通にあったのは嬉しい限りです。
主人公 矢代陣馬 8
戦闘力がかなり高いことはもちろんのこと、計略や兵法も使ったりと、全体的なスペックが高すぎな主人公。ヒロインたちはもとより、いろんな人に慕われるのも分かります。燃えるシーンは多く、とにかくかっこいい主人公でした。
絵 8
キャラデザは男はともかく、女は頭身と乳のバランスに違和感がありますがそのうち慣れると思います。イベント絵は枚数多いですし、どれも良く出来ていると思います。カードバトルシーンの動きも細かく動いていてすごいです。そして何といっても戦闘シーンの演出がすごい。画面を動きまくりで、忍者の戦闘のスピード感を見事に再現しています。立ち絵の枚数も多いですし、キャラデザはそんなに好みでは無かったですが、レベルの高さには大満足でした。
音楽 8
曲数かなり多いです。BGMだけでも52曲もあります。スピード感あふれる曲や、燃える曲などだいたい揃っている感じになってます。OP曲の天尽風はテンポがあってかなり燃えられる歌でお気に入り。挿入歌やED曲もいい歌ではあるんですが、OP曲の燃えのインパクトの方が強いです。ここぞという戦闘の時にOP曲が流れた時は興奮ものでした。
エロ 8
かなりの量があります。味方は敗北時や催眠等の時の凌辱Hと房中術が10個にイベント和姦、敵は基本的に凌辱系のみとなっています(一部例外あり)。尺は普通ですが、質はなかなかいいですし、エロいです。
ゲーム性 6
じゃんけんを利用したカードバトル。詳しいルールは公式HP見るなり、体験版をDLするなりしてください。シンプルながらも良く出来ており、戦闘時の演出もかっこいいので、はまる人ははまると思います。自分はちょっと微妙でしたけどね。難易度はふつうでもかなりギリギリの戦いになったりするので、それを何とか倒した時の感動と興奮はかなり高いです。ただし、そんな戦闘が普通にプレイしていると100前後あるので、だんだん疲れてきました。1バトルにかなりの時間もかかりますしね・・・。再戦の敵が多すぎて萎えたっていう理由も大きいですが、単純に合わなかったというのが大きそうです。
総合 78
評判良かったので買ったのですがかなり面白かったです。期待していたカードバトルは微妙に感じましたが、それ以外の部分はどこも力入っていて大満足な出来でしたね。中盤の間延びのせいで無駄に長い印象はありますが、やり込み要素もありますし、やってみて損はない力作です。
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