「マブラヴ」の全てを凝縮した待望のファンディスク！
| 総合 |
シナリオ |
キャラ |
絵 |
音楽 |
エロ |
主人公 |
ゲーム性 |
NO.1キャラ |
| 77 |
6 |
9 |
9 |
8 |
6 |
7 |
6 |
社霞 |
かつて失われた時を取り戻すために君望SFDが出ましたが、今度はオルタ後のFEX世界での純夏や霞との生活を夢見てオルタのFDがでました。・・・まあ、いざ前説部分を作ったら特に書くことが無かったので適当言いましたが、とにかくオルタのFDです。
ファイナルエクストラAVG「かがやく時空（とき）が消えぬ間に」
オルタ最後の部分のファイナルエクストラ(以下FEX)の後日談です。基本的にストーリーは無く、キャラたちがドタバタコメディを繰り広げる、完全にオルタで苦しんだ人向けのものになっています。最初から最後まで9割以上ギャグで出来ていて、正直レベル自体はものすごく高いというわけではないですが、キャラへの感情移入度が開始時点でかなり高いので、初っ端から最後まで楽しんでプレイすることは出来ました。ラストも｢俺達の日々はこれからも続いていくんだ！｣見たいな感じの何だかほっとするENDになっていて、終わってみて充実感がありました。共通ルートばかりで個別がほとんど無いのは別に気になりませんでした。個別で恋愛するよりみんなでバカ騒ぎした方が面白いですしね。
キャラはここで新たに個別で語ることもないですが、どのキャラも個性的で(特に髪型が・・・)、そんなみんなが集まって繰り広げられるドタバタコメディはかなり楽しいものとなっています。キャラへの愛着がかなり高いというのも大きいです。
純夏や冥夜達のEXの攻略キャラは今更新たな一面を発見！というわけではないんで、主にオルタキャラについて語らせてもらいます。
まず霞と悠陽、2人ともオルタ世界ではシリアス部分の中心人物だったので、ギャグ要素などほぼ皆無でしたが(霞に関しては萌えようそはありました♪)、今作では2人ともギャグ部分になじんで、様々な面を見せてくれます。霞は｢あが〜〜〜〜｣が可愛くて萌えて素晴らしいですし、オルタ世界のことを覚えているみたいで、同じ世界を味わったものとして、また純粋に可愛いということで愛着わきまくりです。悠陽は悠陽で完全シリアスキャラがすっかりギャグに染まり、冥夜と同じような突拍子の無い言動に加え、冥夜以上の頭のキレの良さも加わり、ものすごい色モノキャラになっています。
次にEXでは出番がほとんど無く、オルタではヴァルキリーズ最初の脱落者になった柏木です。柏木に関しては期待していなかった(というか存在自体忘れかけてた)こともあって、意外な萌えスペックの高さに驚きました。サバサバした性格と、時々見せるドキっとするような言動にクラクラです。どうせ脇役だろという気持ちでやっていたので、柏木の意外な活躍に目が離せませんでした。
さらにヴァルキリーズの面々も登場。改めてポニー状態の水月の性格の良さに感動します。水月って恋愛関係はさまない方が魅力的に見えてきます。遙の可愛らしさは言うまでも無く、茜の元気で明るい性格も見ていてとても気持ちがいいです。その他伊隅、宗像、風間は出番はやや少なめですが、また会えたと言う事で感動を覚えたりします。
その他オルタではちょいキャラだったイリーナ、イルマ達軍人キャラも出てきますし、茜をやばいくらいに好きな築地もいいキャラしてますし、まりもちゃんと夕呼先生の凸凹コンビは相変わらずですし、とにかく楽しかったです。
エロゲ界の中でも屈指の試練がのしかかってきた武ですが、今作では平和な世界で恋愛原子核としてクラスの中の可愛い女の子を軒並み惚れさせています。この超ハーレム状態は普通に楽しいんですが、その反面オルタの悲惨な状況から考えると何とも割り切れない苛立たしさを感じるのも確かです。てかオルタ世界を(おそらく)覚えている霞から見て、FEX世界の武達はいくらEX世界の話をよく聞いていたとしてもかなり抵抗あるんじゃないかと(特に夕呼先生をどう思っているかが気になる)・・・まあ、みんなと生きれて嬉しいという気持ちの方が勝っているんということなんでしょうけどね。
絵や音楽はほとんどマブラブやオルタと同じ、重力に挑戦し続ける髪型には未だに少し抵抗を覚えたりしますが、日常会話でのキャラ絵をあちこち動かす演出力には圧倒されます。イベント絵も多かったですし、どれもレベルも高いです。特に冥夜個別の夕日の綺麗さは素晴らしかったです。音楽面はOPのはっちゃけた歌以外はマブラブのものばかりなので特にいうことはありません。
Hシーンは全て夢オチです。全キャラ同じパターンです。まあ、自分は夢オチに関しては特に文句は無いですよ。ここまできて純夏以外と結ばれるというのは見たくありませんですし、かといって霞や他のキャラのHシーンも見たいので夢オチ自体はしょうがないことだと思っています。ただ、不満なのはどうせ夢オチにするならハーレムHを付けて欲しかったということです。純夏と霞とか、御剣姉妹の姉妹丼とか、色々と楽しい組み合わせがあったはずなのに・・・。柏木にまでHシーンがあったという部分は評価しますが、ハーレムはホント欲しかったです。あと月詠さんのHシーンも超欲しかったです・・・。
ゲーム中にはところどころにミニゲームがあり、スキーは微妙でしたが、バレーボールは面白かったです。
オルタSLG「暁遙かなり」
結構期待していたんですが正直つまらないです。システム自体は旋回がとにかくうざすぎるということ意外はよく出来ていると思うんですが、いかんせんキャラへの愛着度が皆無でSLGやっても楽しくありません。ストーリーモードみたいなものも無いですし・・・スパロボでいうとジムとボールでパイロットが連邦兵とかで戦うようなものです。戦闘も状況説明がロクになくて戦場入りなんで、オルタの絶体絶命感が出にくいです。かがやく〜のバレーの方がよっぽど面白かったですね。
ビジュアルノベル「マブラヴ オルタネイティヴ トータル・イクリプスAVN」
これはすごい。ストーリー自体の感想は絶妙なところで終わってしまったのでなんとも書きづらいですが、オルタの演出力の異常なほどのレベルの高さを再認識させられました。これだけで終わらすのはもったいないですね。今何話ぐらいまでやっているのかは知りませんが、小説の方が完結したらこちらの方も最後まで作って欲しいです。
その他
ラジオは特に興味が無いので割愛させてもらいます。
総合 77
いないとは思いますが、マブラブシリーズをやらずにこのゲームをプレイしても意味ないです。つまらないとかじゃなくて意味が無い。このゲームはあくまでもFEXの後日談であるかがやく〜がメインなので、オルタプレイは必須です。
内容はHシーンと暁〜以外は特に大きな不満も無く、最初から最後まで楽しめました。満足しています。
ふと、かがやく〜に関して思ったんですが、霞との夢部分を考えると、武は潜在的にはオルタ世界のことを覚えているってことですかね？ そうでないと夢で霞がオルタ世界での思い出を語る部分の説明がつかなくなりますし・・・。まあこの考えは、さすがに全ても完璧に忘れているのは寂しいという自分の願望も入ってるんですけどね・・・。
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