12RIVEN −the Ψcliminal of integral−
約束されていた、愛。
総合
シナリオ
キャラ
絵
音楽
エロ
主人公
ゲーム性
NO.1キャラ
73
8
6
6
7
―
8
―
星野遊々
シナリオ 8
様々な伏線と先が読めない展開のゲーム。ヒロインを攻略するみたいなものは全く無いので、ギャルゲーではなく、ミステリーノベルゲート考えた方がいいです。公式HPでもエンターテイメントだと書かれてます。
このゲームは何気無い会話シーンもほぼ全て何らかの伏線が含まれているので非常に語りにくいです。
かといってネタばれは絶対に厳禁ですし、ちょっとした感想でいかせてもらいます。まずプレイ中、次から次へとよくわからない展開が続き、早く先を見たいという欲求と、ちょっと落ち着いて考え直してみたいという欲求が混ざり合ってかなり頭を使います。ゲームの謎や設定はかなり難解で、自分も一通り一応理解したつもりですが、いまいち腑に落ちない点がいくつもありました。その結果プレイ中はのめりこんで集中できたんですが、プレイ後はどうにも消化不良な気分になります。
よく出来ているんですが、面白いかと言われると少し答えに困ります。確かにプレイ中は面白かったんですが、いざ終わってみると・・・。ちょっとネタばれになりますが、Ever17と似たようなネタもあったり・・・。ただ、シナリオのトリックに関してはよく出来ていましたし、途中の難解な設定説明が嫌にならなければ最後まで楽しめると思われます。
キャラ 6
キャラに関しても設定を言うとネタばれにつながるものが多いので、簡単な感想でいかせてもらいます。といっても伏線からまないシーンとかほとんどないですし、萌えイベントもほぼないので、感想も書きづらいです。
まずはメインヒロインであり物語の中心でもある高江ミュウ。ストーリーの中心にいるキャラですが、どうにもいまいちな感じです。キャラの性格が不安定な印象を受けますね。嫉妬して怒りまくるシーンが多くてムカついたりも・・・。
ただ、「ありんちょす」は可愛いかったです。
色々と残念なキャラです。もっと魅力的だったら、もっとシナリオが盛り上がったかと・・・。
次に星野遊々、サブキャラの中でも端の立ち位置にいるようなキャラですが、萌えイベントが何気に全キャラで一番あったかのように思われます。強気Verもちょっぴり弱気Verもお気に入り。ラストは意外な登場に驚きました。
他、伊野瀬チサトは出番も多いし、キャラもいいので、もっと軽口をたたけるような状況での会話シーンが欲しかったです。霧寺メイはちょっと慣れた人ならやってるうちにどんなキャラかわかるはず・・・。雪積真琴はああいうウェーブかかったロングが大好きな自分としては外見は気に入っているんですが、出番が局地的+突発的過ぎるのが残念です。
主人公 雅堂錬丸、三嶋鳴海 8
主人公は2人、この2人のそれぞれの視点で物語が進んでいきます。錬丸は頭がかなり切れる少年。鳴海は典型的な女刑事って感じです。メイン主人公は錬丸っぽいですが、ゲーム全体を見渡すと鳴海の方がメイン主人公っぽいです。2人ともうすごく個性的とはいえないですが、なかなか味のあるキャラで普通に気に入っています。
絵 6
ノーコメントで・・・。言うまでもないって感じです。立ち絵はまだマシだけど、イベント絵には明らかに手抜きっぽい絵もあったりと、間違っても誉められないです。特にあるイベント絵はシナリオの謎をカギになってたりするんですが、絵が微妙すぎたせいで、せっかくいくつもの伏線張って見事な謎にしても、微妙な印象に感じしまう結果に・・・。
音楽 7
特に印象に残ったものはないです。悪くはないけど良くもありません。
総合 73
結構ダメだししていますが、自分は結構気に入っています。
普通に面白いです。ただし、難解な設定、微妙な絵などのギブアップ要素が多いのも事実なんで、素直には勧めにくいですね・・・。まあ、Ever17のような出来を求めないで、絵が大丈夫なら買ってみてもいいんじゃないかなぁ程度に考えてください。
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