とにかく今、僕の傍らには、泣き虫なワンコの笑顔がある
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シナリオ |
キャラ |
絵 |
音楽 |
エロ |
主人公 |
ゲーム性 |
NO.1キャラ |
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7 |
7 |
6 |
8 |
4 |
7 |
― |
ワンコ |
シナリオ 7
幼馴染のお姉さんと子犬２匹と散歩するゲームです。それだけ。話は短いですし、何か事件が起きたりもせず、ひたすらのんびりします。シナリオは一見すると薄いんですが、実は中身は濃いというか・・・。この部分が面白いとか言うのは無いんですが、何故か惹かれる不思議な雰囲気があります。雰囲気重視の癒しゲーです。
独特の世界観に加え、音楽がすごく良いこともあって、プレイしていて暖かい気持ちにさせてくれる良い癒しゲーですね。ただ、それ以上のことをシナリオに求めてはいけません。あくまでも雰囲気に浸るゲームです。犬の人型化の説明が全くないのも下手な説明入れてテンポが悪くなるよりはずっといいですし、なんだか同じような会話の繰り返しばかりというのも深く考えてはいけません。ちょっと説教くさいところもあるので、その方が楽しめます。
まあ、そんな風にのんびりとプレイしていたら、時々ジーンとくることもあったりします。
まあ、このゲームに関しては言葉ではうまく説明できませんね。実際にやってみないとこの独特の雰囲気は分からないと思います。疲れてて、時間が無くて、何か癒されたい人はやってみるといいと思います。
キャラ 7
まず最初に、攻略できるヒロインは透子さんだけです。子犬たちはあくまでペット扱い。シナリオが短いですし、あまりキャラの深いところまでは分からないんですが、みんな可愛いです。
ワンコのとにかく主人公に懐いてくる様子は可愛いし気持ちいいですね。泣いたり笑ったりとコロコロ変わる表情は見ていて問答無用癒されます。リリーは若干印象薄いですが、お人形みたいな顔と、いつも照れて真っ赤になっている様子が可愛いですし、透子さんに関してはシナリオ後半の主人公との超ラブラブっぷりがかなり良い感じです。年上なのにイタズラ好きで子供っぽいところが可愛いですね。｢わ・す・れ・て？｣はたまりませんでした。
主人公 倉田誠一 7
ツンデレ？ 犬が嫌いという設定ですが、ストーリー説明で感じた印象よりも全然普通にワンコとなじんでいました。｢けれども僕は捨て去ることができなかった｣なんて仰々しく言うほどではないです。
どうにも薄いですね。というかキャラの欄でも書きましたが、主人公自身もあまり深いところまで書かれていないので、どうにもキャラがつかみにくいです。父親との確執とかもロクに説明されてませんし・・・。
そんなわけでイマイチな感じの主人公でしたが、ノーマルラストの近所に丸聞こえの非常にバカらしい告白のおかげで高感度が上がりました。やるときゃやるじゃん。恋愛に対しての免疫が低いものの、欲望には忠実なのが良いです。
絵 6
柔らかく淡い感じで、ゲームの雰囲気に良くあっています。低価格ソフトだけあってイベント絵の枚数がかなり少ないのが残念ですね。絵自体は自分は正直あんまり好みではないんですが、決して悪くはないと思います。ただ立ち絵と背景との境がやけにはっきりしているので、その部分はプレイ中常に気になりました。
音楽 8
曲数は少ないですがレベルはかなり高いです。通常のBGMも良い出来なんですが、特にOP曲の｢Especially for you｣、ED曲の｢散歩日和｣は単体で聴いてもかなりの名曲です。やわらかく心に響いてくる。ゲームの雰囲気にもとても合う歌です。この音楽の良さが無ければこのゲームの点数がかなり悪くなったんじゃないかと思われます。
エロ 4
テキスト自体はそんなに悪くないんですが、絵が絵ですし、雰囲気も雰囲気ですし、声無しですし、H度はあんまり高くありません。ただ、Hシーンはこのゲームで貴重な透子さんとのいラブラブシーンなので、そういう意味では楽しめます。
総合 71
点数は低いですが、印象としては決して悪くはありません。そんなすごく良いってわけでもないですけどねぇ・・・。
絵を見て良さそうな雰囲気だなと感じたら買ってみてもいいと思います。
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