Tears to Tiara
〜ティアーズ・トゥ・ティアラ〜


---『青銅の時代』から1200年。



総合 シナリオ キャラ 音楽 エロ 主人公 ゲーム性 NO.1キャラ
75 8 5 8 10 4 7 7 リムリス

シナリオ 8

ストーリー部分はかなりいいです。簡単に言うと復活した魔王アロウンとその仲間たちが、敵対する帝国とその背後にうごめく存在と戦っていくという、こういう戦闘ものの王道的な展開になっています。

燃える時はかなり燃えられます。ただ、その間の日常シーンがタル過ぎる。つまんない上にやたら長いのでかなりの苦痛です。戦争してる最中に狩り狩りうるせえんだよ。ありえないだろ。狩り多すぎだろ。もっと帝国軍と戦おうぜ。

とかなり悪く言ってますが、シリアスなシーンはかなり面白いです。序盤から中盤にかけての帝国軍との死闘、終盤のアロウンの過去と世界の秘密。そこにいたる間のアルサルの成長。これらの過程の完成度はさすがはLeafと言えるものになっています。まあ、だからこそ日常シーンがよりいっそううざくなるともいえますけど・・。
キャラ 5

なんかバカが多いです。決めるときはかっこいいんですが、普段がバカすぎます。蛮族って言われてバカにされても仕方がないと思います(誇り誇りしつこいよ!!!)。あと、メインヒロインであるはずのリアンノンが女キャラの中で一番影が薄いように感じられたのもマイナスです。

リアンノン

メインヒロインなんですが、影が非常に薄いです。なかなか可愛いは可愛いんですが、どうもイマイチ間がぬぐえません。そもそもメインヒロインらしかったのは最初の捕まるシーンだけで、その後はメインヒロインというより、アルサルの妹としてサブキャラのような存在になっていました。もう少しスポットを当てて欲しかったです。

アルサル

主人公といって良いでしょう。熱血バカという表現が一番にあっていると思います。かっこいいときは本当にかっこいいんですけどね・・・。ちょっとバカすぎるのが弱点ですね。

モルガン

バカ2。あふれんばかりの胸はいいんですが、行動パターンがバカすぎます。メシメシうるさいよ。

オクタヴィア

何のために出てきたのか分からないキャラ、こいつも結構バカ。あんた軍人だったんだろ、もうちょっとしっかりしてくれよ!!!モルガンと背中合わせで戦うCGはなかなか良かったです。

エルミン

うざいピンク。Hシーン多過ぎ。

リムリス

お手伝い妖精という非常にご都合主義な妖精。ヒロインキャラの中ではダントツに萌えます。あの尽くしてくれる様子が最高に良いです。ピンクの分のHシーン全部リムリスに上げて欲しかったくらいです。リアンノンよりもヒロインしてます。

エポナ

ヒロインたちよりもよっぽど魅力があるサブキャラです。突っかかってくる女キャラが皆無のこのゲームの中でその存在は大きいです。エルミンのHシーン減らしてエポナのHシーン増やして欲しいです。

スィール

オドオド系のキャラは別に嫌いじゃないんですが、こいつはオドオドしすぎ。はっきりいってうざい。あと立ち絵が何故か妊娠しているように見えます。

ラスティ

目立たないな〜。立ち位置としてはスィールと似たようなもんだけど、なんか目立たないんだよな〜。ゴーグルのイベントは結構面白かったけど・・・。

タリエシン

ゲーム中数少ないバカじゃないキャラ。シナリオでもかなり目立っています。戦闘では役立たずですが・・・。最後の最後の見せ場は少しやりすぎじゃないかなとも思いましたが、かっこよく終わったので良いでしょう。

オガム

かっこいいじーさん。ヒロインたちよりぜんぜん好きです。ただ思っていたよりは見せ場がなかったです。唯一の見せ場である、変身しての巨大ロボットとの戦闘もその直後に同じような形の敵がわんさか出てくるので、どうもイマイチっぽくなってしまいました。
主人公 アロウン 7

影が薄いです。ストーリー上傍観者のような存在なので仕方がないような気もしますが・・・。
序盤から何もかも知っているくせにもったいぶって何も語ろうとしないし、回想シーンとかも全然ないので、こちらとしては完璧に置いてけぼりを食らいます。どっちかって言うとまだアルサルの方が主人公っぽいですが、決めるとき以外の行動があまりにもバカなんで、こちらも感情移入ができません。
ただ終盤での妖精王との語らいや、プリムラを救おうとするあたりの時のアロウンはかなりかっこよかったので、最終的には凄く好きになりました。
絵 8

なかなか癖のある絵ですが、レベルは高いです。立ち絵の胸が妙にエロく感じます。
キャラデザと言うより塗りが特徴的ですね。非常に明るく濃いです。
あと立ち絵とイベント絵が結構違って見えます。自分はイベント絵の方が好き。
戦闘のときの絵は可愛いです。必殺技のエフェクトもなかなか。絵のおかげで戦闘の楽しさがかなり増しています。そこら中を歩き回って戦っている様子は見ていて面白いです。ただもう少しバリエーションが欲しかったっていうのはありますが・・・。
音楽 10

音楽のレベルは飛び抜けています。OP曲の「Tears to Tiara 」、ED曲の「Until」共にゲームの雰囲気に合った名曲となっています。ホント凄いです。歌詞とゲーム中の印象が完全に一致しています。OP、ED共に高レベルというのはなかなかないです。
BGMもどれもこれもいい音楽ばかりで、さすがはLeafといった感じです。音楽だけならうたわれるものより数段レベルアップしています。
エロ 4

薄いです。無理やり入れている感がものすごく強いです。
普通のエロゲーであるような愛を確かめ合ったりなどの、意味があるエロシーンではなく日常生活の一部として出てきます。ぶっちゃけると、飯を食ったりするにと同レベルで出てきます。なんですかあれ?無理やり入れるくらいなら入れないで欲しいです。そもそもピンクが一番多いという時点でおかしいです。
ゲーム性 7

敵味方が入り混じってリアルタイムで戦闘をするんですが、操作性があまりよくないため個々に命令が出しづらく、どうしてもオート戦闘に頼ってしまいます。
難易度もかなり低く、大抵の場合オート戦闘で勝てます。ちょっとつらいときでも経験地稼ぎ専用のマップで、これまたオート戦闘で何回か戦えば簡単にレベルアップします。
最初はそれでも面白いんですが、終盤では完璧にだれます。戦闘が面倒くさくてたまりませんでした。
もっと戦略性を出して欲しかったです。
総合 75

まあ、面白いことは面白いんですけど、ストーリーの間の会話シーンがうざい。戦闘がダレルと悪い点も目立ちました。
つーかストーリーが面白かっただけ余計にうざく感じます。
まあ、EDに至る流れが凄く良かったので、満足感は得られましたけどね〜

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