手と手を繋ぐと、学園（セカイ）が動く。
| 総合 |
シナリオ |
キャラ |
絵 |
音楽 |
エロ |
主人公 |
ゲーム性 |
NO.1キャラ |
| 79 |
7 |
8 |
9 |
8 |
7 |
8 |
― |
胡桃沢鈴姫 |
シナリオ 7
ドタバタ学園物。お祭り騒ぎな雰囲気がかなりいい感じです。萌えのレベルも高く、プレイしていてすごく楽しい。内容は設定は変わっていますが、意外と普通の萌え系純愛学園物語になっています。序盤から騒がしいヒロインたちと一緒にドタバタ騒ぎを繰り返し、中盤で告白イベント、恋人になって終盤にもう一波乱あってEDというのが基本の展開です。
中盤までのお祭り騒ぎはかなり楽しいですし、中盤以降の恋仲になってからの萌え描写にはニヤニヤしまくり萌えまくり、終盤のシリアス部分は正直出来は良くありませんが、意外とあっさり終わって変に引きづらないのは好感触。ただ、全体的にボリューム不足が否めません。全体の長さもそうですが、日常会話のイベントとかも、面白さゲージが上がっていって、最高点に到達する少し前ぐらいに次の場面に行ってしまうみたいなところがあるので、どうしても物足りなさが残ります。シリアス部分もあっさりしすぎは考えものです。他にも中盤で恋仲になる割にはラブラブイベントが少なかったりするのは非常にもったいない。終盤までHシーンもお預けだからなぁ・・・。もっとラブラブしたかったです。
日常イベントも楽しい楽しいんですけど、トライオン関係がほとんどで同じような展開になりがちですし、個別シナリオも全体の流れはどのキャラも似たような感じなので、余計に全クリまでが短く感じました。
キャラはすごくいいし、やってて楽しいんだけど、ちょっと短すぎです。告白前の恋愛描写はしっかりしているのに、告白後のラブ描写はやや少なめだったりと、面白かったからこそ、もっともっと楽しみたかったという不満が出てしまいました。全クリ後の後日談はトンデモ展開すぎる気はしましたが、ラストのスーパートライオンは素直に良かったと思いました。
キャラ 8
織原夏海
声とか性格とか時期的にどうしても某アニメキャラを連想してしまいます。元気いっぱいでとにかく明るい娘。見ていてこっちも元気になっていきます。主人公をからかおうとして出した発言を普通に返されて、照れてパ二くる様子とか萌えまくりで大好きでした。笑顔がとっても似合う女の子。告白シーンも終盤のシリアスシーンもかなりあっさり風味で、正直あんまり覚えていないぐらいなんですが、最後の橋が上がるシーンは思わずぐっと来てしまいました。
十倉手鞠
ロリな萌えキャラ。伝家の宝刀てまーで萌えまくりです。キャラ紹介に口数少ないとありますが、周りが多すぎるだけで別に少なくないです。最初から主人公に好意を持っていて、微妙にずれたアピールをしまくりです。そんな様子が超萌えます。ぐっ。ただ、ちょっとてまーを多用しすぎている感はありましたね。最初は一撃必殺な萌えパワーを持っていたてまーですが、多用しすぎて徐々に力が弱くなっていくような感じを受けました。何かドラゴンボールで最初はかめはめ波が超必殺技に見えたけど、終盤はそうでもなかったかのような・・・。途中から何言いたいのかわからなくなってきましたが、それでもてまーは最強です。シナリオは鷹子関連が意外とあっさり解決したのは好印象。ちーかま食いたくなりました。
蓮見一乃
最初はしっかり者だけどちょっとお茶目な生徒会長みたいなイメージだったんですが、以外にかなりダメな人でした。むしろダメすぎですね。そんな様子が主人公にバレた時の慌てふためく様子がかなり萌えました。生徒会準備室とか、会長特製ブラックコーヒーとか、ウェイトレスとか、どれもニヤニヤしながら見てましたね。告白の時もかっこよく返事したかと思いきや・・・ずっこけそうになりましたよ。実はかなりの萌えキャラですね。超面白可愛い。芹菜との夫婦漫才も見ていて飽きません。シナリオは会長が可愛かったのと、ラストの抱きつきがかなり印象に残っています。
胡桃沢鈴姫
眉毛がやけに印象に残るキャラ。自分はメイド服よりも印象に残ってます。一番のダークホースにして萌えキャラでした。基本装備のツンデレ、後輩属性にプラスして、幼馴染、勘違い暴走、純情属性まで持っている萌えキャラ。中盤の恋仲になるまでの一連の流れは、鈴姫が面白いやら可愛いいやらでたまんなかったです。あまりのこっ恥ずかしさに、超ニヤニヤしながら見てましたね。あの勘違い暴走→告白までの流れが大好きです。中盤以降の周りの野次馬っぷりと鈴姫のあまりの純情思考はちょっと微妙でしたが、とにかく萌えまくりでニヤニヤしっぱなしでした。
倉田ちさと
たぶんリアル嫁にしたい部門でトップになりそうなキャラ。愛称はちーさん。非常に出来た娘で、親友である夏海のことをよく理解しています。基本は真面目ですがい茶目な部分もあり、家庭的で魅力的な女の子です。超攻略したかった。
葉山鷹子
手鞠LOVE。主人公と手鞠が仲良く話しているところを見つけては駆けつけてきます。手鞠シナリオの時の障害になりそうだなぁと思ってましたが、割とあっさりしっかりと解決してくれて良かったです。てまーにノックアウトされる様子が印象的。
藤ヶ峰芹菜
真の完璧超人。一乃の嫁。その察しの良さは感動することもあるぐらいです。この娘も超攻略したかったです。こういう娘を攻略するのはかなり楽しそうだなぁ。照れて真っ赤になる様子とか是非見てみたいです。
瀬名優
正直地味です。これといった特徴のある性格しているわけでもなく、出番も少ない。何かいつもロクな目にあってない印象があります。鈴姫とはいいコンビ。しょっちゅう周りにツッコミいれる羽目になる姿が大好きです。
葉山鳩子
最初はよくいる騒がしい報道キャラだと思って苦手意識もっていたんですが、やりすぎなところもありましたが、基本的には学園のための放送の方が中心だったんで、すぐに苦手意識も消えました。むしろだんだんくるっくーが癖になっていきましたね。「え、そうなの？ じゃあ、わたしテレビ局開こう！」の台詞が印象深いです。
主人公 鷲塚慎一郎 8
かなりスペックが高い主人公。性格はいいし、頭も運動神経もかなりいです。ちょっと鈍感な部分はありますが、自分が原因で女の子が悩んでいる時は積極的に解決しようと動きますし、かなりの好青年です。やってて好感が持てる主人公っていうのはやっぱりいいものですね。あまりにもよく出来ている人物なんで逆に書くことがあんまないです。
絵 9
思い返してみると鈴姫の眉がやけに印象に残っていますが、どの絵も可愛いく出来てます。立ち絵は驚くほど種類豊富ですし、出来もかなりいいです。イベント絵も数自体は多いというわけではありませんが、印象に残るイベント絵が多く、一つ一つのレベルが高いです。エロシーンの時の肉感的な様子も非常にグッド。大満足な出来でした。
音楽 8
BGMとか普通に良かったですが、OP曲の「Try on!」がものすごく良かったです。サビ部分のtry on！が頭から離れなくなりましたね。やけにツボに入ったみたいで聞きまくりでした。明るくてテンポのいい、まさにこのゲームのOP曲にふさわしい出来の歌です。ED曲も明るいいい曲でしたし、レベル高いです。
エロ 7
数は一人頭3〜4回。終盤に固まりすぎな感じもありましたが、萌えゲーにしてはなかなかの回数です。絵がかなり肉感的でエロく、Hシーンも質も尺もなかなかの出来になっています。正直あんまり期待してなかったので大満足でした。
総合 79
ドタバタコメディもののお手本のようなゲームです。どのキャラも非常に魅力的で、プレイしていて本当に楽しかったです。
ちょっと短かったのは残念ですが、いつまでもこのゲームの雰囲気にひたっていたいと思えるゲームでしたね。
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