それは舞い散る桜のように


ゆるぎないもの。かけがえのないもの。
てばなしたくないもの。
どうしようもなく、うしないたくないもの。


総合 シナリオ キャラ 音楽 エロ 主人公 ゲーム性 NO.1キャラ
948101010510雪村小町

シナリオ 8

前半は最高にいいです!!テンポのよい会話、魅力的なヒロインたち、面白すぎる主人公、とにかく会話シーンが面白すぎです。前半はいろいろなイベントが盛り込まれており非常に楽しめます。
中盤に入っても、多少イベントは数少なくなるのですが、主人公とヒロインが心を通わせていく様子が、とても丁寧に書かれていたので良かったです。笑いも萌えも盛りだくさんです。
しかし問題の後半、会話シーンが楽しいのは変わらないのですが、イベント数が極端に少なくなり、しかも意味が分かりません。途中bad endかという展開になるんですがそのときの挿入歌が良く、本当に失敗したのかとビクッとしました。
ものすごく謎を残したまま終わっており、エンディングに入ってもプレイヤーは置き去りにされていて、「えっ、それで終わり」と言った気分になります。
そんなわけでシナリオは告白→Hまでは各キャラ違うんですが、その後の展開は同じ感じです。
まあ、それでもキャラの魅力がありすぎるので十分に楽しめるんですけどね。日常会話の面白さは神レベルですし、告白シーンはどのキャラもかなり良くできていましたし。この良く分からない部分が解消されていたら、超名作間違いなかったです。

なんでも続編がでて、そこで全ての謎が解ける仕組みだったはずなんですが、その前に会社が・・・。
キャラ 10

良すぎます。ヒロイン・サブキャラともに魅力的で、男キャラにもいいのがそろっています。
ここまで全キャラが言いと思えた作品は後にも先にもないんじゃないかというくらい良いです。

星崎希望

パーフェクトプリンセス星崎希望
性格よし。器量よし。その上抜群のプロポーションを持つ非の打ち所のないキャラ。でも、ちょっと勉強が苦手。そこがまたいい。萌えのポイントを分かっています。
「くきーーっ!」「うそっこ」「ありえない」「てれりこ、てれりこ」など数々の萌え台詞を持つ、伝説の(自分の中では)キャラ。
学園のプリンセスと言われているが、本人は高嶺の花というより気さくな友達といった感じ。事実主人公ともちょっとした喧嘩友達のような関係でいます。
他の女の子と仲良くしているところを見ると、嫉妬してジト目で攻めてくるのが超可愛い。他にも主人公の知り合いに恋人と勘違いされてしどろもどろになったり、さらに他にも序盤から数々の萌えイベントを発生させており、中でも告白シーンはすばらしい。今までいろいろなゲームをしてきたが一番好きです。ほんとこの告白シーンは良かったです。最高です。その直前までのイベントで主人公の希望への気持ちが、気になる人から好きな人へ変わってきていたので、そろそろ告白しても良いんじゃないかな〜とか思っていたところのあの展開。すげー興奮しました。ホント最高です!!!
シナリオの方はメインヒロインというだけあって一番辻褄が合う展開に見えました。とにかく希望に萌えます。
ここまで萌えたヒロインは初めてでした。好きなシーンは前述の告白シーンと、海でのシーン。あの時の主人公はかなりかっこいいです。そして希望は萌えすぎです。

雪村小町

ハイテンション幼馴染キャラ
会話の面白さはそれ散る内でもピカイチ!!! 声優さんがとてもいいです。あのマシンガントークは大変だったんだろうなーと、とてもじゃないですがポンコツ(にゃ☆う〜ん)の人と同じ声には思えません。こんな声も出せたんですね。
このキャラはとにかくものすごく主人公に一途なんですよ。その行動はストーカーと紙一重なところもあるんですが、そこは恋する乙女は行動派「雪村の辞書によると、ストーカーという文字は恋する乙女と読むんですよ」らしいです。慌てたりすると突然に言葉が訛っちゃう所も面白いです。超可愛いです。
主人公のためだったら何だってするという純情少女で、とにかく可愛くて、一途(あっ、また言ちゃった)。主人公に言われたことを忠実に守ろうとして、そのことについて悩んで涙を流したり、反対に少し褒められただけで舞い上がりすぎて茫然自失となってしまったり。こんな子にこんなにも思われたら最高ですよ!?
好きなシーンは前半最後の雨の中のシーンと後半の雪の中でのシーン、どちらも小町が一途過ぎるせい+主人公が意地っ張りすぎのせいでかなり胸が締め付けられます。同時に小町がとてつもなく愛しく感じられます。やっぱり良いな〜。
最後に、小町は髪型がなんと三種類もあるのですが、自分的には1番最初の片房Verが1番好みです。。

八重樫つばさ

性格が山の天気の女。クール&HOT&ビューティー。美人で、文武両道、仕切り屋、社交的、そのうえロッボトアニメに熱中したり、なんと夏コミで必死に801の同人誌を買おうとしてたり多趣味にもほどがあります。
つばさには萌えという部分は正直ほとんど感じないんですが、だからこそ会話シーンでは、気のいい女友達とバカやってる感じになれて、希望や小町とは違った面白さがあります。
とはいっても、ホテルでの「抱いてくり」発言は効きました。何でこんなに強烈な告白シーンばっかりあるんでしょうかねぇそれ散るは・・・。たまんないです。こういう女の子は恋愛というより、友達にほしいですね。
ちなみに妹のイクイクこと郁奈はこの作品内のお子様たちの中で一番好きです。

里見こだま

見た目は子供、行動も子供、でもHの時は大人、里見KODOMO先輩です。ほんと子供っぽいんですよね〜。全てにおいて・・・。見た目は子供そのもので、童話が大好きで、基本ドジで、先輩ぶろうとしてもやっぱり子供っぽさが出てしまって・・・。猫リュックはもはや伝説です。
普段は子供っぽさ全開ですが、自分の夢をしっかり持っていてその夢に対してとても真剣で、日々その夢に向かって頑張っている。そんなこだま先輩はやはり大好きなキャラです。
そしてこのキャラも告白のときの演出がとてもいい感じです。雨の中にボロボロになって立ち尽くすこだま先輩を抱きしめながら告白する主人公。いい感じです。(ちなみに主人公のせいで雨の中に立ち尽くすわけになったわけではないのでご安心を・・・)
最後にひとつ、海でのイベントではこだま先輩の胸の大きさにびびりました。まあ、あの身長でしたら実際はそれほど大きくなくても見た目かなりでかく見えるでしょう。

森青葉

蟹座の小悪魔。森青葉嬢です。なんかこういう言い方すると勘違いしそうなんで言っとくと、この子はとても純粋です。
でも、純粋ゆえに無意識に(もしかしたら意識してかもしれないが・・)小悪魔的発言をします。
青葉ちゃんはどうもメインヒロインの中では印象が薄い気がします。と言うか薄いです。一人だけ違う学校だし、住んでるアパートが一緒だけど中盤以降はあまりで会わないし、何より彼女のシナリオでは彼女自身より、サブキャラのかぐらちゃんのほうが目立ってるしいい場面も与えられてるしね。
むしろサブキャラとして、希望や小町のシナリオに出てたときのほうが良かったです。勉強ができなくて、目がぐるぐる模様になった時とかお気に入りです。立ち絵がなく、声だけの存在である父親のシゲさんもいい感じでした。

結城ひかり

ボケで満ち溢れたそれ散る世界において、唯一のつっこみ専門者で唯一の眼鏡っ娘、つっこみのスペシャリストひかり姐さん。凶暴で、ノリがよく、すさまじく切れ味のいいつっこみを持つ文芸部部長
それ散る世界に欠かせない御人です。姐さん最高でっせ。

芹沢かぐら

最初っから主人公のことを好きだと言うのが目に見えてわかります。胸を大きくする本を読んでたり、主人公のことをこっそりつけて好みを知ろうとしたり、あうたびに赤面して挙動不審になったりマジで可愛いです。
つーかなんでこの子が攻略できないわけ? 境遇やその行動はどことなく小町に似てるところもあるのになぜ??
幼い頃1日だけ会って遊んだ主人公を一途にずっと思い続けています。

でも彼女の思いが実現するルートはありません・・・。と言うわけでマジで攻略したかったです。。。
てっきり隠しで青葉ちゃんルートから分岐とかあると思ったのに。「メモメモ」は意外な名言です。

相楽山彦

学園ものにはたいてい主人公の親友と言う位置で男友達がいるもんですが、こいつはその中でも一番のナイスガイです。普段はシャレを言い合ったり、一緒にバカ騒ぎしたりしてますが、主人公の恋を応援したり、イザという時は背中を支えたり、中でもクリスマス慰撫イベントでの山彦はやばいくらいいい奴です。そのときの主人公の『俺はいい親友を持った』は心に染み渡りました。

牧原麦兵衛

麦兵衛は例えるなら純情サムライボーイと言ったところですか〜〜。最初はあんまり印象よくなかったです。小町狙ってるし・・・
でも小町のために嫌いのはずの主人公の背中を押して助けたりしたときから、評価が逆転しました。イカスゼボーイ!!!

佐伯和人とその仲間

光源氏二世、。パーフェクトお子様。壁にめり込んでもぴんぴんしてます。実際にこんなお子様がいたらいやですね〜子供っぽくなくて。人の嘘がわかってしまうため、人のいやなところが見えてしまう。それでも人と積極的にかかわろうとする。強いです。

その他の和人のガールフレンド軍団はあまり出てきた意味がわかりませんでした。
まあ、日常会話に幅が出ますが・・・

郁奈も含めて下手するとメインヒロインたちよりも大人っぽいです。
ここまで大人っぽい子供たちの居る町はちょっとやだな〜

佐伯和観

豪傑です。主人公を上回る暴走っぷりです。「あらはー」と言う口癖はかなり好き。

浅間弥太郎・谷河浩暉

浅間先生街中でもジャージで出席簿を持っているのはなぜですか? 谷河先生乗せたのは本当にタオルですか?
二人とも変な先生ですが、なんだかんだ言って主人公のことを理解していて助けてくれます。


桜香・朝陽

結局何者なんでしょうか?わかりません。とりあえず桜香はEND直前の笑顔が今までの暗さをなくさせるほど可愛いです。
朝陽に対してはノーコメントで・・・(おいおい
主人公 桜井舞人 10

わははははははははは!!!
この主人公めちゃくちゃ面白いです。ギャグは好みが分かれそうですが、自分は大好きです。

ですが、自分がこの主人公が好きなのはギャグもそうですが、それとは別のことがあります。
それは恋愛に対しての感情がとても人間くさいところです。ギャルゲーでは女慣れした主人公がほとんどで、ある日自分が見知らぬ女の子と仲良くなって、どんどん心が接近したとしても割と素直にそれを受け入れる所があります。
でも、舞人は動揺しまくりです。そのことで結構悩んだりします。簡単に言うと恋愛に対してオクテで、ウブなんですよ。ガキっぽいというか。それがシナリオが進むにつれて目に見えて成長していきます。しかもそれを、自分が周りに支えられて成長できたということをきちんと理解しています。
小町に対するしぐさがちょっとひどいところがあったりもしますが、後で自分の小町の発言に対して悩んだり反省したり、
そんなところも思春期の青年っぽくて気に入ってます。

絵 10

原画は"西又葵”さん。この人のキャラデザは自分の好みのツボを突きまくってます。
ちょっと(かなりか?)イベント絵に崩れたところがあったりはありますが、背景は良く書き込まれてるし、立ち絵はころころと顔が変わって面白いし、とりあえず一番好きな原画さんです。初めて惚れた原画なので評価はちょっと甘め。

音楽 10

BGMはどれも作品やキャラの雰囲気にあってると思います。レベルは高いです。
歌は3曲ですが、OPの「days」、挿入歌の「beloved〜桜の彼方へ」はかなりいい曲です。一時期聞きまくってました。

エロ 5

薄いです。
ただ、各キャラの萌え度がすさまじく高いので、それなりに楽しめます。

総合 94

実はこのゲーム自分が初めてやった18禁PCゲームで、思い入れがすさまじく高いです。
それはDC(ドリームキャスト、ダカーポではない)のKANON、AIR、PSのTo heartなどなどなどをやりつくした後、
ふと、PCゲームコーナーにあったそれ散るの西又葵さんの絵が目に付き、それをとてつもなく気に入ってしまい、
でも自分のPCを持っていなく、いつか必ずプレイしてやると思い続け数ヶ月、
とうとう手に入れたというくだりがあります。

この作品はよく名作になりそびれた良作といわれますが、正にその通りだと思います。
この作品を楽しむコツはあまりシナリオのことについて考えず、
数々のキャラのイベントに萌え狂えばいいんです!!!

自分の中ではキャラゲーの最高峰。今でも定期的にプレイしたくなります。



コメント求む!!! 戻る