真・恋姫†無双〜萌将伝〜


五十二人の乙女と漢女が繰り広げる、抱腹絶倒の外史が今、始まる!



総合 シナリオ キャラ 音楽 エロ 主人公 ゲーム性 NO.1キャラ
71 5 8 8 8 7 6 蓮華

シナリオ 5

内容はFDらしくショートストーリー盛りだくさんで、特に中心となるストーリーがあるわけでは無いです。平和になった世界でちんこ太守こと一刀の数えるのが面倒臭くなるくらいの数の女の子たちとのハーレム生活を楽しめます。たくさんのキャラの掛け合いは普通に面白いですし、イベント盛りだくさんでボリュームも中々、前作が好きならば楽しめると思います。戦争ないんでひたすらバカなことやったり、エロいことやったりばかりです。ただ、進行はマップ画面にいくつものシナリオが配置してあり、それを選んで進めていくんですが、全キャラまんべんなく進めなければ発生しないイベントが多いので、好きなキャラのイベントだけ見るというのができないのがネックですね。どこが連動しているかさっぱりわからないです。

基本的にはどのイベントも中心キャラ以外にも多くのキャラが出てきておおはしゃぎするんですが、まあキャラ数がキャラ数だけに扱いに差があったりもします。特に優遇されていると思われるキャラは、蜀:翠、蒲公英、焔耶、魏:春蘭、風、凪、呉:雪蓮、蓮華、冥琳、明命、他:美羽、七乃、地和あたり。特に風はかなり出番が多いと思います。大好きなキャラなんで個人的には大歓迎。あとは春蘭の変わらずのバカっぷりと、雪蓮の傍若無人っぷりはかなり印象的ですね。

逆に冷遇されているキャラは、蜀:愛紗、鈴々、星、桔梗、魏:特になし、呉:小蓮、穏あたり。まあ、この中で呉の2人は雪蓮と冥琳の2人の存在感が高すぎるのが原因だと思いますが、蜀勢は大体扱いが悪かったりします。特に無印メインヒロインだった愛紗、鈴々は基本的に出番が脳筋と混じって試合したり稽古したりしかなかったり・・・。鈴々なんかHシーンが唐突にあるだけですし、愛紗はHシーンすらありません。他にも雛里と恋もHシーンがなかったりしますが、この2人はそれぞれ立派な見せ場があるんでまだいいです。あとは星関係で華蝶仮面が全く出なかったのが悲しかったですね。折角キャラが多いんですが、他勢力からも引き抜いて華蝶戦隊とかやって欲しかったです。

あとは、このゲームが基本的に前作の蜀ルートの後日談的な立ち位置なのがネックと言えばネックです。前作は魏と呉に関しては何回も繰り返しプレイしていたりするんですが、蜀はクリアしてイベント回収して終わってたんで、ところどころ記憶があいまいだったり・・・。前作での魏ルートでの主人公と華琳の微妙な距離感の関係や、呉ルートでの雪蓮や冥琳の死を乗り越えた上での蓮華との関係が好きだっただけに、その関係が変わって、というかないことになってしまっていることがすごく寂しくて悲しいです。特に華琳は魏ルートラストで大泣きしてしまった身としては複雑な気持ちでいっぱいです。一刀も魏や呉ルートでは最初は未熟ながらも最終的には立派に成長するんですが、今作では平和ボケなのか知りませんが、あちこちの女の子達にちょっかい掛けまくるちんこ太守の名前通りのキャラになってしまってますし・・・。悪くはないんですが、前作でかっこよかった姿を見ているだけに微妙に感じます。

結構悪く言っていますが、前作で好きだった魏のメンバーは大体出番が多かったので個人的には満足しています。ちなみに個人的に一番好きなシリーズはヒロイン達の萌えイベントではなく、一般兵士たちと欲望の絆を結ぶ兵士シリーズだったりします。ああいう心の底から笑えるくらいにバカな男たちは大好きです。
キャラ 8


すでにシナリオ欄でも散々語りましたが、。前作でも蜀はいまいちぱっとしなかったですが、今作でも3国の中では一番扱いが悪いです。馬の姉妹や単独イベントが多い焔耶、Hシーンで頑張っちゃっている紫苑はいいんですけどね。ともかくつまり、自分は華蝶仮面の活躍が見たかったといいたいわけです。星から華蝶を抜いたらメンマしか残らないじゃないか!!


華琳を中心にどのキャラも活躍が多いです。まあ、華琳に関しては前作の魏ルートラストの泣き顔があまりにも印象に残りすぎて、今作での主人公との関係に寂しくなったりしましたけど・・・。代わりと言ってはんですが、華琳に次いで好きな凪、風は大活躍。凪は乙女全開ですし、風はとにかくいい役どころを与えられまくっていて嬉しい限りです。あとは春蘭は一人だけ次元の違うおバカっぷりを見せてくれましたし、秋蘭は出番は地味ながらも春蘭との姉妹喧嘩のインパクトが強すぎて印象に良く残っています。桂花も忘れてはいけないですね。巨乳人撲滅のリーダーとして大活躍? 自分でも不思議なくらいに大好きになっていっています。EDでの焼きそばを食べている姿がすげー可愛い。


雪蓮の傍若無人っぷりと、それに振り回される冥琳がとにかく印象的。雪蓮は面白いことなら何でも酒のツマミにしてしまいますし、冥琳は軍師として優秀な面が多すぎて、穏や亞莎を食っています。蓮華は完全にメインヒロインポジションの恋する乙女になっていますね。中盤までは雪蓮に食われかけて地味な印象だったんですが、終盤の花嫁修業イベントがすさまじい破壊力も持っていてニヤニヤしまくりでした。赤い糸のイベント何かちょっとたまんないくらいの萌えです。

董&張

董卓勢は基本地味。出番はあるんですが、メイドだけあって誰かのお手伝いとかばっかりです。恋はHシーンがないのは残念で仕方がないですが、挿入歌付きでかっこいい場面が見れたのは良かったです。張3姉妹は出番は多くはないですが、印象にはよく残っていますね。特にみんなの妹地和ちゃんは天下一品大会の司会役やったりと印象的です。


麗羽達初代3バカは思えばあんまり出番はなかったですね。まあ、出オチ担当ですしこんなものでしょう。逆に美羽&七乃は大活躍。美羽は主人公を主様と呼んでくれてとにかく可愛らしいですし、七乃の美羽いじりは神懸かっています。ホントこの2人のコンビは見ていて面白すぎます。ただ、3Pがないのは正直納得いってないですけどね。
主人公 本郷一刀 6

シナリオ欄でも散々書きましたが、戦争がないのでいつも大勢の女の子をはべらしてダラダラしているだけのように感じてしまいます。真がカッコ良かっただけになおさら・・・。それなりに仕事が多くて忙しい様子はあるにはあるんですけどねぇ。中途半端に立派な感じにするくらいなら、もっとバカに、もっと変態にして方がまだ良かったんじゃないかとも思いますね。あと、前作でもかなりのハーレムで無茶な感じだったのに、流石に50人とかのキャラのハーレムは無茶過ぎだったんじゃないかとも・・・。ああでも周の文王は子供が100人いたっていうし、あながち無茶でもないのか?
絵 8

安定して高レベルです。いくつかのHシーンで崩れているのもありましたが、細かいところまで良く描かれていますね。キャラ一人当たりでは少ないですが、全体で見るとかなりの量がありますし、普通にすごいと思いました。
音楽 8

相変わらずの良曲揃い。まあ前作までの流用が殆どですが、新規に追加されたOP、挿入、ED曲の3つは揃いも揃ってかなりの良曲で、歴代恋姫無双のED曲でもあった志在千里のアレンジもとんでもなくいい歌になっています。
エロ 7

メイン級のキャラに存在しないことよりも、全体的にエロレベルが落ちていることの方が気になっています。数は多いんですが、エロさが足りない。もちろん中にはかなり良かったシーンも多かったんですが・・・。
総合 71

キャラの扱いに差はあるが、前作が好きな人なら楽しめると思います(特に魏ルートは優遇されているので魏好きな人はより楽しめます)。3(+α)の勢力のキャラが他の勢力のキャラと面白可笑しく騒いでいる様子は見ていて面白いですし、ボリュームも盛りだくさんで個人的にはかなり楽しめました。まあ、細かい部分で不満な点も多いですが、それは前作の真恋姫がシナリオ面でもキャラのイベント面でもあまりにもレベルが高過ぎたのが原因だと思いますしね。



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