戦極姫3 〜天下を切り裂く光と影〜


全てを一新! 新たなる“戦極”の世を掴めッ!!



総合 シナリオ キャラ 音楽 エロ 主人公 ゲーム性 NO.1キャラ
78 7 8 8 8 7 8 8 松永久秀

シナリオ 7

待望?のシリーズ3作目。ちなみに自分はPC版1、PSP版1、PC版2をプレイ済み。前作2は1と比べるとキャラとイベントを追加してバクをなくしただけの、1をVer1とすると、Ver2ぐらいの出来でしたが、今作ではシナリオ、キャラ共に一新、SLG部分にも基本はそのままですが大幅にメスが入っており、やっと新しい戦極姫となっています。

シナリオ内容ですが、意外なことに普通に面白いです。ルートが多いので出来にバラつきがありますが、どのシナリオもよく出来ており、前作の武田ルートのような飛びぬけて良いものは無いものの、どれも読んでいて楽しい先が気になる話になっています。シナリオごとに主人公の立場や性格も変わるというのも飽きが来にくいようになっていていい感じですね。個人的にシナリオ、キャラ共によく出来ていたと思うのは、織田、武田、三好あたり。その中でも特に好きなのは三好ルートで、久秀と主人公の関係が大好きです。あとシリアス皆無の主人公ハーレムゲームになっている島津もお気に入り。

ただ、面白いは面白かったんですが、歴史物と見ると微妙というか、正直ネタ切れなんじゃないかと思いました。織田家、武田家あたりは史実のネタをうまく利用してよく出来ていたと思いますが、他は単なるキャラゲーと言われたらそれまでという感じが・・・。特に大友家とか前作が歴史ネタを存分に使ってうまかっただけにそう感じました。何かシナリオを一新しようとして前作と被らないようにしたらネタがなくて萌えでごまかした感じです。

ボリューム増した分、質の低下が心配でしたがものすごく楽しんでいました。1プレイ時間が長いにもかかわらず、クリアした後に、別の勢力でプレイしたくなるのは、シナリオとキャラの力が大きかったですしねぇ。絵やゲームシステムが改善され、プレイ中のストレスが減ったおかげで、シナリオを素直に楽しめるようになったというのも大きいです。
キャラ 8

織田家

流石に戦国時代の主役とも言える存在だけあって、かなりボリュームがあり、シナリオも凝っています。主人公が家康の部下で、同盟の条件で織田家に仕えるようになるっていう設定が個人的に気に入っています。ルートは信長、秀吉、家康の3つがあり、中盤で信長と信行・光秀とのすれ違いを正すことができれば、信長と共に天下統一ルート、正すことが出来なければ本能寺の変が起こり、その後に秀吉、家康ルートになります。この本能寺の変のイベントがいい感じなんですよねぇ。お互いをすごく想いあっている姉妹のすれ違いから起こる悲劇。信長の最後の笑顔、光秀の決心、そして信行の悲しみと盛りだくさんで面白かったです。キャラもみんな個性的で魅力的ですし、Hシーンも粒ぞろいでいい感じでした。

織田信長

前作のわがままツンデレ娘から一変。大人っぽい年上系キャラになりました。信長の女体化の場合、わがままツンデレ娘というイメージが強いですが(桜花戦国とか、ラノベの織田信奈とか)、実際の織田信長のイメージからすると、今作のお姉さんキャラの方があっている気がしますね。性格は自由奔放・唯我独尊、そしてエロいです。主人公や真面目な光秀を(性的な意味で)からかう様子とかそそられます。それでいて子供っぽいところも持っており、照れた時や、拗ねた時に見せる表情が可愛くていい感じでした。Hシーンもいいものが揃っており、4つあるHシーンはどれもお気に入り。

羽柴秀吉

男嫌いで女好きの巨乳サル。可愛い女の子に目が無く、信長に気にかけられている主人公に対しては最初は邪険にしていましたが、ある事をきっかけに懐く様になります。秀吉は可愛いとか萌えるとかは少ないんですが、他では見れない主人公と立場が対等なヒロインなので、2人の関係が好きですね。バカなこと言い合える同僚キャラっていうのがいい感じでした。秀吉ルート入れば2人の関係性はそのままに、友達→恋人へという感じが良かったです。

徳川家康

可愛さと萌え度で言えば全キャラ中トップクラスの力を持っていた家康がついにメインヒロイン化。しかも恋に対してかなり積極的になってます。とりあえず(>U<)の顔が可愛すぎ。主人公の本来の主君で、開始時点で主人公のことが好きで好きでたまらないという、設定だけでも萌えられるキャラになっており、織田家に行っている主人公からの手紙を大喜びで見ている様子が可愛すぎてニヤニヤしながら見ていました。その姿は正に恋する乙女そのものでした。

前田慶次

見た目も中身もエロいお姉さんキャラ。織田信長のお姉さん的存在に前田慶次ってどうなんだという当たり前過ぎる疑問が頭から離れませんが、お慶さん自体はすごくいいキャラだったと思います。普段のエロい恰好や、エロシーンのときの誘うような体つきはたまらないものがありましたし、本能寺の変の時の陰のある笑顔も大人の魅力がありました。

明智光秀

このゲームでは珍しい真面目で堅物タイプの女の子。その為、いつも信長に振り回されています。ショックを受けた時の驚き顔が可愛い。思い込みが激しいところがあり、初Hシーンでは切羽詰って大胆に迫ってくる様子が面白可愛くてよかったです。本能寺ではそれが悪い方向に向かってしまいましたが、信行の為に立派な最後を見せてくれました。

織田信行

ゴスロリ少女。はにかみ顔がとんでもなく可愛くて萌え転がりました。最初は見た目から織田家のロリ役、わがままで生意気で子供っぽいツンデレ系と勝手に決めるけていたんですが、実際は全然違いました。確かに言動から生意気っぽいところはありますが(実際他シナリオで仲間にした場合は、最初の印象に近いものがあります)、自分の立場をきちんと理解し、その上で大好きな姉の為に役立ちたいと心から願っている健気で可愛い女の子です。シナリオでも常に話の中心にいますし、本能寺の変が起こってからは亡き姉の変わりに織田家の当主を勤めようとがんばります。まさか織田信行という、信長の人生の中でも最序盤の敵キャラがここまで立派な役を与えられるとは思いもしなかったんでビックリしました。

武田家

キャラの魅力、戦力共に全勢力一番を誇る武田家。前作ではシナリオのストーリー構成、歴史ネタを生かしたギミックが他とは段違いによく出来ていましたが、今作でもストーリーの出来では前作に劣りますが、キャラの魅力でカバーしており、かなり楽しめました。キャラは信玄はもちろんのこと、隠しキャラの信廉、それに信春、幸村、春日の3人娘も魅力的で、男キャラのじじいと山県もいい味出していましたね。特に今作で男から女に変わった信春の底抜けに明るい性格には何度も笑いましたし萌えました。ストーリーはキャラ重視で、笑いや萌えが盛りだくさんになっており、それでいて短いながらも、前作同様歴史ネタを生かしたギミックがあり、なかなか凝っていて面白かったです。

武田信玄・信廉

前作の凛々しく強く可愛いツンデレ妹信玄が大好きだったので、何だか儚げで弱そうだなぁ大丈夫かなぁというのが第一印象でしたが、実際にプレイしてみると儚げな雰囲気の中にもきちんと凛々しさと強さがあり、これぞ武田という魅力のある当主になっていました。 さらに、その儚さにも理由があり、それが隠しルート、隠しキャラの信廉ルートへと続いていきます。まあ、いろいろ言いましたが、とりあえず今作でも信玄は可愛いということです。そして信廉はさらに最高に可愛いということです。信玄は恋仲になってからのラブラブっぷりが、凛々しさとのギャップでかなりいい感じでしたし、信廉は切なくて愛しくてもうたまんない。ラストの主人公のプロポーズシーンは本当に良かったと思えました。

馬場信春

今作では多数の男キャラが女性化しており、中には半端に女性化するなら男の方が良かったと思えるキャラも多いんですが、その中で信春は声を大きくして「女性化最高」といえるくらいいいキャラでした。正直各勢力のサブヒロインの中では一番好きなキャラです。見た目も正確もすごくいい。珍妙な被り物の下の可愛い笑顔、底抜けに明るい性格、照れてハニカム顔とかとんでもなく可愛いですし、Hシーンのときの心の中で主人公を想っている様子とかものすごく良かったです。

真田幸村・虎綱春日

幸村はダブルヒロインだった前作と比べると出番が大幅ダウン。というかほとんど皆無に近いです。容姿がすごく好みだっただけに残念。春日さんは女の子らしい性格や可愛らしくていい感じです。押しが強い武田家なので、春日さんの可愛らしさが目立ちます。信春や内藤に絡まれて、慌てたり困ったり様子が可愛らしくて魅力的でした。

山県昌景・山本勘助

昌景の子供化(見た目のみ)は最初はどうかと想いましたが、慣れるとこれはこれで味わいがあっていい感じでした。勘助変わらず。主人公の師匠という設定なんですが、師弟の絆が感じられるようシーンが少なかったのは残念でした。

上杉家

まず、プレイした人全てが主人公の設定に苦笑いとツッコミを入れることになると思います。天狗って・・・。シナリオは主人公の突拍子も無い設定を除くと割りとよくありそうな平凡な感じで、主人公と謙信の恋物語が主軸になっています。頭首として皆の戦闘に立って戦い続ける謙信とそれを支える主人公という構図。メインヒロインの謙信はもちろんのこと、謙信以外のキャラも少数ながらも結構良かったですし、何よりもエピローグの後味の良さがすごく良かったのが印象的です。

上杉謙信

黒髪ショートが凛々しく、笑顔が可愛い魅力的な人です。自分でも気付かないうちに主人公にひかれて行き、酒盛りを通じて少しづつカドが取れて丸くなっていく謙信がすごく可愛かったですねぇ。自分の恋心に気付いた時とかは普段の凛々しい時のギャップもあってニヤニヤしながら見ていました。その後の隠すことができない主人公への好意が気持ちいい。シナリオは正直そんなに良い方ではないんですが、エピローグの一枚絵がすごく良くて気に入っています。

宇佐美定満

人の心の機微に鋭く、謙信に自分の恋心について気付かせたり、主人公がつらい時には支えてくれる超癒し系。あの笑顔とのんびりとした声で優しく囁かれたら疲れが吹き飛びます。余談ですが、プロローグが終わった後ステータスを確認してあまりの知力の低さにビックリしました。人の心を読むことにはたけていても、戦略や戦術を練るのは苦手なのか?

伊達家

1→2→3と変化率ではどの家よりも激しい伊達家ですが、今回はちょいロリキャラです。前作の成美に似てます。まあ、ロリというほどではないんですが、前作が大人っぽいかっこいい感じだったのでそう感じました。シナリオは何故かめちゃくちゃ長く、織田の次に多いです。織田が秀吉、家康ルートも含めてることも考えると全ルートで一番シナリオ数が多いとも言えますね。内容は主人公の婚約者の支倉常長と正宗との三角関係昼ドラ風。正宗は見た目も中身もすごく可愛くて、照れて赤くなるところとか萌え転がりましたし、エロシーンも良かったのでかなり気に入ったんですが、全体で見ると正直微妙でした。シナリオがっていうのもあるんですが、キャラが正宗以外が弱い。常長は婚約者の名に負けないくらいには可愛かったけど(オナニーシーンがすごく良かった)、出番が少ないですし、他2人は個性が弱いですし・・・。

三好家

自分の一押しルート。公式での力の入れっぷりもすごいです。正直キャラとしては久秀と長慶以外はほとんどおまけみたいなものなんですが、とにかく久秀が可愛くて魅力的でたまんないんです。主人公も全シナリオ中一番好きですね。能力も高いですし。シナリオは終盤駆け足気味で、久秀の素晴らしい魅力を考えるともう少しイベントが欲しかったところですが、短いながらもかなり良かったと思います。シナリオ分岐は2通り、久秀の命に従って、長慶を裏切るか裏切らないかなんですが、どちらに行っても久秀ルートになります。ダークかそうじゃないかの違いですね。かなりきつい選択肢なんで、初回は素直にグッドルートをプレイすればいいと思いますが、ダークルートの展開も面白いので両方やってほしいです。

松永久秀

前作までは冷酷で残忍の人間味が感じられないようなキャラでしたが、今作ではダークな性格と雰囲気そのままに、かなり人間味あふれるキャラになっています。主人公との関係がすごく良いですね。ぶっちゃけ主人と犬で、主人公の扱いとか酷いんですが、シナリオを進めていくと実はお互い無意識に依存し合っていて、主人公と久秀の絆の強さをすごく感じられるようになります。主人公とのことで、自分で自分の気持ちがわからなくて困惑する久秀はマジ可愛い。たまんない。主人公もかなりいい味出しており、グッドルートでの中庭での抱擁と告白シーンはこのゲーム屈指の名場面です。男らしい主人公と、慌てふためきながら照れまくる久秀が最高に素晴らしいです。ダークルートのラストの一緒に死んでくれる?も素晴らしい衝撃でしたが、グッドルートラストのプロポーズはたまんなかったです。

三好長慶

最初は久秀のおまけぐらいの気持ちでしたが、プレイしてみると予想外にいいキャラしていてビックリしました。一存を失って傷つく長慶様とか切なかったです。その分あの選択肢はかなり本気で悩みました。普通に可愛い人なんですが、個人的にはグッドルートでの主人公の背中を押してくれる姉っぷりに痺れました。あと、ダークルートでの長慶と久秀の会話も面白くて好きですね。長慶様のアシストっぷりはサブキャラとしては最高にいい味出しています。

三好三人衆

出番無い、性格良くない、能力低いの三拍子そろった三人組。特に最後のは致命的で、ユニーク武将とは思わないくらいに低いです。自分は一番最初に三好ルートをやったんですが、その後に他のルートで始めた時にビックリしました。一存もすぐに離脱しますし、筒井家のユニークと手に入れられなかった場合、当分の間主人公無双が続くことになります。

大友家

前作では最高の魅力を持っていた道雪のいる大友家。本作でもその魅力は健在で、さらには宗茂という強力なツンデレ妹キャラも追加され、数は少ないながらも一人一人の破壊力が非常に高い少数精鋭になっています。ただ、シナリオは正直微妙。というかどうも前作で力を入れ過ぎてネタ切れになった感が否めないです。宗麟様はすでに改心後なので、特に大きな問題があるわけではなく、宗茂をメインヒロインとした普通の良くある萌えシナリオって感じです。まあ、それはそれで楽しめたんですが、前作が中々良く出来ていただけにちょっと残念な気も・・・。

立花宗茂

大友家のメインヒロイン。道雪からメインヒロインを奪った実力はどんなもんかと思いましたが、実際プレイしてみるとかなり良かったですね。最初はただのツンデレキャラかと思いきや、実はツンデレ妹キャラだったとは・・・。よく考えると前作の武田とネタが被っている気がしますが、宗茂の「兄様(あにさま」の呼び方があまりにも可愛すぎて萌えまくりでした。

立花道雪

前作は凛々しくカッコよく、そして可愛いゲーム中一番の魅力的なキャラだったので、メインヒロインではなくなった設定にに最初はいまいちな気がしていましたが、前作とは違った方向に魅力的になっていました。宗麟様改心後の設定の為、カッコよさと見せ場は少なくなりましたが、代わりに萌えイベントが追加され萌え度がアップ。雷が怖くて抱きついてくる様子とかたまらなく萌えました。あの驚いたと時の変顔は可愛くて良いですねぇ。性格面では厳しさと凛々しさが少し下がり、宗茂の登場で母性がアップ。そして何よりエロ度が大幅にアップ。最終的に雷が鳴る気配を感じる度に濡れてくるという変態性癖の持ち主になりました。いや、もう最高ですわ。2回目にHの時のもう一歩先には大笑いしました。

島津家

美人四姉妹とのハーレム生活を堪能できるルート。他ルートでは大なり小なり歴史物らしいシリアスな展開がありますが、このルートではそんな展開はほぼ皆無で、次から次へと萌えイベントがあります。たかぴーこと当主の貴久の親バカっぷりや、娘に冷たくされて落ち込む様子を大笑いしながら、主人公にべた惚れの姉妹たちに囲まれてニヤニヤしたり、ニヤニヤしたり、ニヤニヤしたりできます。4姉妹で主人公への思いを確認したり、お互いどのくらい主人公と進展があったか(主に性的方面で)を確認したりする会議の様子とかとんでもない破壊力で、萌え転がりまくりでした。

島津貴久

やる時はやる島津家の当主。真面目な姿も見せますが、基本的には全編ギャグ要因です。親バカ全開で姉妹にかまって光線を出しては冷たくされていじける様子が面白すぎ。島津ルートの魅力の半分は姉妹の可愛さ、半分はたかぴーの面白さで出来ていると言っても言い過ぎではないでしょう。とにかく面白い魅力的な人物になっています。

島津四姉妹

個々のイベント数が少ないので、一人一人を見ると可愛いけど、良くいる萌えキャラという感じなんですが、姉妹がそろうことでとんでもない破壊力になります。四姉妹会議は毎回ニヤニヤしすぎて萌え転がること間違いなし。あんな可愛い姉妹が主人公を取り合って口論したりするんだぜ?! たまんないなんてもんじゃないです。個人的に一番好きなのは家ちゃんかなぁ。あの直線的な行動力がいい感じ。何気に耳年増っぽいところも可愛くて魅力的。

毛利家

3姉妹はみんなそれぞれの魅力があって可愛いし、お母さんの元就も大人の魅力があっていい感じなんですが、キャラ的にもシナリオ的にも島津とかなり似てしまっています。3姉妹は仕草が萌える隆元、笑顔が可愛い元春、あせってビックリした顔が魅力的な隆景と、ヒロイン個々の魅力では決して島津に負けては無いと思いますが、あちらにはたかぴーという天下のお笑いキャラがいますし、島津がハーレムエンドになっているのに対し、毛利はハーレム無しで3姉妹+元就に個別エンドで、回収が非常に困難でだれるという大きな欠点があり、どうしても見劣りしてしまいました。

毛利3姉妹

隆元はすごく女の子らしい女の子で、仕草がいちいち可愛いです。主人公に甘えてくる様子がグッド。元春はとにかく元気なところが魅力的。笑顔からも元気オーラがあふれています。ちらりと見える八重歯が可愛らしいですね。隆景は普段はクールですが主人公のことは大好きというお馴染みの設定があり、元春に主人公への恋心を指摘されて、ビックリしすぎて固まってしまった時とかすげー良かったです。H前の拙い愛の告白には萌えました。

毛利元就

3姉妹の母親にして、大人の魅力満載の元就様。Hシーンの時の主人公を誘ってくる様子にはたまらないものがありました。欠点はHシーンの時に折角つけているメガネをわざわざはずしてしまうことくらいですね。

龍造寺家

ぶっちゃけいまいちでした。キャラ数が多い弊害か、似たようなキャラでもっと魅力のある龍造寺家の上位互換キャラが他で多いんですよね。シナリオがキャラありきのイベントが多かったのでので尚更ですね。熊姉も可愛いところはあるにはあるんですが、他のメインヒロインたちと比べると力不足な面が否めないです。他のキャラも数は多いんですが、同じくキャラが多い織田や武田、島津と比べるといまいち感じが大きいですし、三好や大友のようにキャラは少なくても飛びぬけて良いキャラが居ればよかったんですけど、それもいませんですし・・・。木下は中々良かったですけどね。

足利家

内容は足利家再興と三好家への復讐の為に、各地の姫武将を堕として仲間に加えながら、全国統一を目指すというダーク路線。ぶっちゃけエロルート。各メインヒロインの陵辱が見られますし、義輝他2人のメインキャラのエロシーンも良質のものが揃っています。主人公は三好ルートからの派生で、椿の人外の術で操られ、強制的に義輝の下で働かされます。プレイする前は落ちぶれた将軍を主人公が助けて〜みたいなのを想像していたのでビックリしました。正直あまり気持ちのいい展開ではないですし、義輝もあんまり可愛くないので、姫武将の陵辱シーンと幽斎の可愛さだけが頼りでした。

足利義輝

主役ですがお供の2人と比べるといまいち存在感が薄い人。可愛さは幽斎の方が比べ物にならないくらい圧倒的に上ですし、シナリオの出番と活躍では椿の方が圧倒的に上です。見た目派手でかっこいいですが、どっかによくいそうなキャラっぽいですしねぇ。オープニングイベントがピークで、あとはエロシーンの活躍ぐらいしか思い出せません。

細川幽斎

見た目、性格、仕草、どれを取ってもめちゃくちゃ可愛いです。黒髪ロングに和服の組み合わせの破壊力がすさまじい。強力な萌えイベントがあるわけでは無いんですが、ちょっとした仕草がすごく萌えます。あのボソっとした話し方がツボに入りました。ゲーム中どんどんエロくなるのも最高。真っ赤になりながら誘ってくるようになるんですよ?! 大人しい性格で奥手でエロいことなんで全然知らないような大和撫子が、どんどんエロくなる様子とかたまらない破壊力があります。

高橋椿

足利ルートの主役。というかメインヒロイン。初プレイ時はどうしても三好家に肩入れしてしまい、途中で誘惑を押し切って裏切り、長慶様にぶった切られた時はざまあみろとか思っちゃっいました。その後に裏切らないルートに入ったところ、直後に萌えイベントが多発。あんなに小憎らしかった椿がどんどん可愛くなっていき、何か複雑な気分に・・・。

その他

とりあえず利休さんにHシーンが無いのにはショックでした・・・。あのキャラ好きだったのになぁ。後はエロ母萌え娘の北条母娘、今川氏真&太原雪斎コンビあたりがエロさと可愛さを兼ねそろえていて好きでした。
主人公 天城颯馬 8

前作までの死んだ魚のような目から変わってかっこよくなりました。ホントひどかったですからねぇ。女好き、押しに弱い、流されやすいというのはあまり変わりませんが、ルートによって性格や設定がかなり違っています。まだまだ甘えの抜けない未熟な軍師のルートもあれば、様々な策をこらして味方を勝利に導いたりしたり、さらには天狗になったり(文字通りの意味です)もします。ただ、いずれにせよ、ストーリーでもSLG部分でも頼れる好感が持てる人物になっていていい感じでした。特に良かったのは何度も言いましたが三好ルートの主人公、あとは大友ルートの主人公が好きですね。逆にいまいちだったのは龍造寺で姉キャラが多い影響で、いまいち頼りがいが無かったのが残念でした。
絵 8

多彩なバグと共に戦極姫シリーズの名物として有名な絵の部分ですが、前2作と比べて格段に進歩しています。複数絵師の為、質のばらつきはかなりあるものの、ほとんどの絵が良くできています。特に織田、武田の絵はキャラデザも自分好みですごく良かったです。塗りも大画面に合わせて綺麗で丁寧なものが多いですし、枚数もキャラ数考えると充実しているといえるでしょう。欲を言えばエロシーン以外の絵を各ルートもう2〜3枚欲しかったところですけどね。
音楽 7

BGMは普通にいい感じだと思います。強烈に印象に残るという感じは無かったですが、全体的に見て場面場面にあう音楽が使われていたと思います。OP曲は前2作同様かなりかっこよくて燃える歌になっており、個人的には3作の中で一番燃える曲になっていたと思います。かなり気に入って、何度も繰り返して聞いていました。
エロ 7

数はかなり多いです。女キャラは基本的に1回以上(無いキャラもいます)。メインは大体2〜3回はあります。質・尺はかなりバラつき有り、あっという間に終わるものもあれば、やけに長くて濃いものもあります。まあ、平均で見ればそこそこ長くて、そこそこエロくて、中々いい感じでした。個人的に良かったのは織田信長の風呂場H、武田家の信春、信廉の初H、伊達正宗の着衣立ちバック、三好家久秀、大友家の宗茂、道雪のH全般、毛利家元就、足利家全般、北条母娘あたり。
ゲーム性 8

初代はバグで超有名ですが、1→2→3と着実にパワーアップ。自分がプレイしたのはVer1.02ですが、大きなバグどころか、小さなバグも特には起こりませんでした(気づいてないだけかもしれないですけど)。

ゲームシステムは基本は前作と同じで細かなところをパワーアップさせています。大きな追加要素としては野戦で 敵大将を倒すことで城を落とすことができる、今まで直線の敵しか攻撃できなかったのが、直線だけではなく、横にも攻撃ができるの2点があげられます。これはかなり良かったですね。この2点の追加要素のおかげで、防御力が高い城を少数精鋭で攻め込み敵の野戦を誘い、大将を集中攻撃して城を落とすという戦法が使えるようになり、戦略の幅が広がりました。

プレイしてみての感想ですが、自分はこういう地味なSLGが大好きなので かなり熱中してプレイしていましたが、やはり後半の作業プレイがきついです。この手のSLGでは宿命ともいえますが、序中盤の戦力不足、人材不足、金不足の時は、試行錯誤を繰り返すのがすごく楽しいんですが、後半は大勢力で一気に侵攻する作業ゲーになります。せめて城の数が6〜7割ぐらいになればもっとマシに成るんですけどねぇ。折角足利含めて10家、さらにその中でもいくつか分岐があるという大ボリュームなんですから、1プレイ時間はもうすこし短くなるようにして欲しかったです。

あと、SLG部分以外で、 回想シーンがエロだけでなく通常のイベントも全て揃っており、後で好きな時に好きな場面を見られるようになったのはめちゃくちゃ嬉しかったです。SLG系は好きな場面を見直すのに苦労しますからねぇ。
総合78

ルートが終わるたびにレビュー書いてたらかなり長くなってしまいました・・・。

戦極姫は自分は1からずっと買っているんですが、ここ最近移植版が短期間で数多く出ており、何となく今回はやめにしようかなぁと思ったりもしたんですが、買ってよかったと思います。1,2と色々ありましたが、普通に良作になってます。SLG部分はだるいところもありますが楽しめましたし、キャラやシナリオも萌え多めで十分楽しめました。できれば初代の武田家や2の大友家のようなもう少し凝ったシナリオにして、城の数を6〜7割にしてもらえればもっとよかったんですけどね。

ちなみに好きなキャラBEST5はこんな感じです↓
1位 松永久秀
2位 徳川家康
3位 馬場信春
4位 武田信廉
5位 立花道雪



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