時は戦国、嵐の時代。
熱く、激しく、美しく。美少女武将が乱世を駆ける!
総合 |
シナリオ |
キャラ |
絵 |
音楽 |
エロ |
主人公 |
ゲーム性 |
NO.1キャラ |
70 |
6 |
7 |
5 |
7 |
6 |
7 |
8 |
― |
シナリオ 6
初めに言っときますが、自分はこのゲーム大好きです。前作戦極姫の他に、PSP版もかなりやり込みましたし、総プレイ時間で言うとかなりのものです。そんなわけでたとえ客観的に見ると悪いことばかりだとしても決して嫌いではないです。
さて戦極姫2ですが、正直2って感じはないです。公式HPではシナリオ一新、追加要素盛りだくさん見たいに書かれてますが、基本的に前作戦極姫にコンシューマ版の追加要素と新キャラとHシーンを追加し、システム関係で痒いところに微妙に手が届くようになったといったところです。戦極姫2っていうよりは、戦極姫Ver2.0と言った方が正しいですね。信長の野望で言うとパワーアップユニットがついた状態、ガンダムMK2にGディフェンサーが・・・まあ、そんな感じです。
というわけで前作戦極姫のレビューと合わせて見てください。基本的に変わったところ中心にレビューします。
シナリオは前作からある勢力は大まか同じなんで省略。あえて言うと前作一番微妙だった織田は徳川と合併していて、さらに桶狭間が尺長めで力入っているのは良かったです。まあ、力入れすぎでダレたりもしましたけど・・・。あと武田家のラストが前作と同じなのは納得いかないです。次に新シナリオですが、意外といい感じ。いや、正直面白いかと言われれば微妙な部分も多いんですが、大友家という他の戦国大名と比べると地味な大名を、歴史上の設定を使ってこうまで詳しく書いたスタッフの熱意というか、こだわりが受け取れてすごいと思いました。伊達家はイベント自体が少なく感じましたが、片倉景綱が素敵すぎて面白かったです。なんかもう伊達姉妹よりも圧倒的に目立ってましたよ。
その他既存キャラのイベントに関しては、基本的にPC版+コンシューマ版で構成されてますね。新キャラに関しては連続イベントで3〜4続くキャラもいれば、1回のイベントでいきなりHシーンに突入して終わりというキャラもいます。正直キャラはいいのが多いんですが、イベントに関してはダメダメなものが多いです。まず複数シナリオの弊害か、主人公のキャラが安定しなすぎます。酒豪だったり下戸だったり、印象全く違うものが数多くあります。あとは個人的ですが、複数イベントあるキャラよりも1回のイベントでHシーンまで全て終わってさよならのキャラの方が全体的に好きなキャラが多かったのがなんとも・・・。特にあんだけ表紙とかで目立ってた鍋島が1イベントしかないっていうのはあまりにも詐欺過ぎます。
このゲームのメインはゲーム部分なので、シナリオは飾り程度に思っていた方が、意外と面白くてびっくりできるかも?
キャラ 7
伊達
絵がかわってめちゃくちゃ好みになりました。正直今作の中で一番見た目好みなキャラが多いです。中身も政宗は照れた時の破壊力が素晴らしかったですし、景綱は普通にめちゃくちゃいいキャラしてます。言動がとにかく素敵ですし、出番も多いです。成海はあんまり記憶に残ってないですが、その分戦闘では大活躍でしたね。シナリオは悪くはないですが、イベント数が少ないのが難点ってとことですね。伊達姉妹と景綱のヘンテコ会議は面白くてお気に入り。
大友
前作で大好きだった道雪がメインヒロインの勢力。相も変わらず素敵且凛々しい笑顔で魅了されました。主人公と結ばれるあたりのイベントはすごく良かったですね。Hシーンでなぜか他人行儀名呼び方になるのは気になりましたけど・・・。紹運もHシーンでの乙女っぷりがたまらないですし、2人ともいい感じです。シナリオは意外なくらいに凝っていて正直驚きました。出来もそこそこいいです。あと余談ですが、大友家のメイン化によって、島津でプレイすると西日本の切り札道雪が仲間にできなくて難易度が上がる(テンションは下がる)という事態が発生しています。
その他(既存)
もがみんがとにかく可愛いです。前作でメイン以外の萌えキャラ3人衆である道雪、家康、もがみんの3人のうち、前者2人がメインに組み込まれて他キャラで仲間にならないので、フリーなもがみんが目立ちます。もがあき関連でイベントも増えましたし、特にHシーン前のイベントの萌えの破壊力は筆舌に尽くしがたいものがあります。
その他(新規)
追加キャラで気に入っているキャラは、まず九州の人材保管庫の軍師鍋島直茂、いかにもメインっぽく表紙にいる割にはイベント数1と詐欺のようなキャラです。ただ能力はいいので九州勢で始めた場合は確保したいところです。次に三好長慶、やはりイベント数1なんですが、主人公激ラブ+口癖が可愛くてお気に入り。あとはロリ超ドS+人材引き抜きのプロの松永久秀、能力値激高+イベントでの姿が素敵すぎな朝倉宗滴あたりもお気に入りですね。
主人公 天城颯馬 7
性格とかは基本的に前作と同じなんで特に語ることはなく・・・。ただ、ゲーム部分では能力成長のおかげでやけに強くなっています。総合能力で言えば、たぶん全キャラでも5本の指に入るくらいになってますね。俸録もかかりませんし、知政が低いキャラばかりの大友や、戦力不足の伊達では特に活躍することになりました。
絵 5
色々と変わってはいますが、カオス状態は変わらず。良くなった部分の方が多いですが、前作で一番好きだった島津家が変わってしまったのはすごく残念。イベント絵は全体的に前作よりも悪くなっている気がします。イベント絵は前作と全く同じイベントでも絵は構図とか微妙に変わっているんですが、それがいまいちなものが多く、そのせいか微妙な印象になっています。ただまあ、前作よりは全体的に良くなっているのは確かですね。特に伊達家はめちゃくちゃ好みな絵なんで大興奮でした。片倉景綱の立ち絵がエロすぎてたまんないです。
音楽 7
詳しくは調べてないですが、BGMに関してはほとんどが前作と同じだと思われます。戦闘時の曲が場違いなくらいにかっこいいです。新OP曲は前作同様かっこよくて聞きごたえのある歌ですね。
エロ 6
キャラが多いのでシーン数はかなりの数ですが、尺質ともに微妙で、抜けるくらいにエロい絵と構図のHシーンは数えるほどしかないんであんまり期待しない方がいいです。見るのに異様に苦労するシーンが多いんで過度な期待は厳禁。
ゲーム性 8
前作と比べて痒いところに微妙に手が届くようになりました。まだまだプレイ中にこの部分をもう少し改良してくれれば見たいなところはありましたが、致命的なバグもないみたいですし、難易度は高いですがハマる人はハマると思います。
総合 70
前作と全く同じようなことしかいえそうにないですが、とりあえず歴史系SLGで、昔の難易度高めのゲームが好きな人限定のゲームですね。自分は冒頭でも述べたように点数は低いですが、ゲームはめちゃくちゃ楽しめました。
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