ほろ苦く甘い夏の恋物語。
| 総合 |
シナリオ |
キャラ |
絵 |
音楽 |
エロ |
主人公 |
ゲーム性 |
NO.1キャラ |
| 68 |
5 |
7 |
9 |
7 |
6 |
6 |
― |
羽瀬川朱美 |
シナリオ 5
いきなりですけど、あんな立派な寮つきのバイトって本当にあるんですかね？
シナリオは・・・まあ、見た目からして萌え系のキャラゲーなので期待してはいけません。その萌えさえもイマイチでしたけどね。絵が素晴らしいので見た目はものすごく可愛いんですが・・・。
朱美、夏姫、貴子のお姉さま組と、そのほかのバイト組とでシナリオの完成度が全然違います。どっちにしろたいしたシナリオではないのですが、お姉さま組の方が起承転結きちんと作れている感じがします。Ｈシーンもちゃんとしてありましたし・・・。
それに比べてバイト組・・・。急展開＋わけわからん＋そもそもヒロインがイマイチでどうしようもありません。くっつく展開が速すぎるというよりは、展開そのものをすっ飛ばしているんじゃないかぐらいの印象を受けます。
何かやっていくうちに萎えていく展開が多かったですね。最初は可愛くてもシナリオが進めば進むほどムカついてきたり、ウザくなってきたりと萎えることが数多くありました。
プロローグの時点ではまあまあ良かったんですけどね・・・。
つまらないと言うよりは、わけが分からないと言った方が正しいです。
キャラ 6
高井さやか
プロローグ後の時点ではメインヒロインとしての風格がありました。
でもそこが彼女の絶頂期でした・・・。本編ではちょっとやばいんじゃないかというくらい影が薄いです。ホント薄い。基本的に彼女を攻略しようとしなければプロローグ以後出てくることがありません。本当にメインヒロインか？ Ｈシーンが無いのがメインヒロインとしての証だとでも言うのでしょうか？
シナリオの道筋はプロローグの時点で8割は読めましたが、彼女にはわけがわからない発言が多すぎます。ラスト付近とか何したかったのか全然わかりません。主人公もへタレまくってるし・・・。つーかもっとしっかりしろよお前！それでもギャルゲーの主人公か？ 1番最初にクリアしたんですが、最初は明るくて元気で可愛かったものの、シナリオが進むにつれて、わけがわからないわがまま女になり、ＥＤの時点では白けまくってました。そしてその後は全然でてこないし・・・。あの容姿と性格、素材はかなり良かったんですが・・・。
愛沢ともみ
ロングツインをショートにして登場。こちらの髪の方がともみの明るくて元気な性格とマッチしていて似合っています。
容姿、性格共にハイスペックであり、初登場シーンから萌えさせてもらいました。キャラ数は多いものの年下系の子供っぽいキャラが少ない今作においてともみちゃんの可愛さは貴重なものでした。
ただ、やはりシナリオがメチャクチャ、最後の方までいい感じに萌えイベントが続いていたんですが、何かいきなり台無しにされました。
羽瀬川朱美
ちょっと、と言うよりはかなり危なっかしい店長代理。ドジが多いですがいつも一生懸命、主人公に対してお姉さんとして甘えさせてくれます。なんかもうたまらないくらいにいいキャラです。とにかく可愛い。守ってあげたい子犬系だけど甘えさせてくれるという絶妙なバランスになっています。
そして彼女の一番の特徴は何と言ってもエロ！ 薄いのが当然のF＆Cのゲームなのに彼女は素晴らしくエロいです。普段のギャップもありかなりのエロさになっています。最高です。輝いています。
シナリオは中身が見事にありません。つーか全然思い出せません。ただ一ついえることは全シナリオ中唯一結ばれた後のラブラブ描写が濃厚です。シナリオの中盤に初Ｈシーンがあるので、後半はラブラブでエロエロを満喫できます。これですよ。こういう展開を求めていたんです。どうせわけが分からない展開になるぐらいなら、中身をなくしてラブラブエロエロを詰めて欲しいんです！
岩倉夏姫
見た目どおりに厳しい人、店長が店長ですからこのくらい厳しい人がいないとやっていけないでしょう。ただ、主人公を叱る理由が明らかに無理矢理だったりするのが普通にムカつきます。しかも最後まで通してみると実はいい加減な人です。
序盤の理不尽な叱咤から、イマイチ気に入らないキャラだったんですが、ツンがデレに変わってとにかく甘えてくると、結構可愛く見えてきます。自分も単純ですね。
シナリオは彼女の婚約者が出てきて〜という展開なんですが、その婚約者があまりにもいい人過ぎて、夏姫さんがかなりわがままでいい加減な人に見えてきます。どう見ても主人公の何倍も人間が出来ています。
あと、夏姫さん攻略ムズすぎです。何度も失敗しました。
君島ナナ
見た目は飛びっきり可愛いんですけどねぇ。ある意味このゲームの中で一番の悪女。普段の会話からして頭の悪さがにじみ出ています。こういうキャラって萌える人にはとてつもなく萌えるんでしょうけど、そうじゃない人にとっては嫌悪感しかないんですよね。自分は後者なので、どうにも好きになれませんでした。サブキャラとしてなら大丈夫なんですが・・・。
シナリオ展開がよく判りません。あまりにもわからなすぎます。とりあえず言えることは、ナナが天然の悪女で、主人公がへタレで、昇が可哀想ってことだけですね。ここまで良くわからないと怒りを通り越して飽きれます。Ｈシーン後のＣＧは最高でした。もうアレだけで満足。他はマジでいりません。
冬木美春
自分はこの人嫌いです。いくらなんでもまだ話したことも無いバイト仲間に対して露骨に嫌がるはダメでしょう。しかも意味も無く。前作のあずさみたいなトラブルがあってツンっとしているのなら全然かまわないのですが、理由もなしっていうのがキツ過ぎる。しかもその理由だと主人公本人は全然悪くないし・・・。バカじゃねえの？
まあ、それでも打ち解けて笑顔を見せてくれるようになってからはそこそこ可愛くはなっていたんですよ。そこにきての衝撃の展開、彼女は昔やさぐれて、そこらへんにいた男達とヤっちゃって、それから長い間その男達と３Ｐで開発を受けていたと言う事実。この時点でかなり萎えてきたんですが、その後の再会した男達に脅されてまたＨしようとする展開で萎えるを通り越して、スキップボタンすら通り越して電源を切りました。もうどうでもいいよ。
木ノ下貴子
あらゆる意味で1番キャラが立っていたのは彼女でしょう。２９歳で処女、もうちょっとで主人公と干支が同じになっていたという高年齢キャラです。胸もでかい。いいキャラしています。
豪快な人でフランクな人なので、会話シーンが凄く楽しいです。面白い人は貴重です。シナリオも中々いい感じで、特に花火大会はとても良かったです。前半では愉快で楽しい貴子さんですが、後半ではグッと大人っぽいところを見せるようになり大人の恋愛を展開させてくれます。全キャラの中でもシナリオに唯一と言っていいほどのメリハリがついているしっかりしたシナリオでした。主人公もしっかりしていたし。
それにしても貴子さんかなり可愛いです。前半の豪快さとのギャップがでてすさまじく可愛くなっています。
天野織江
こんなに地味な隠しキャラがいるのかっていうくらいの隠しキャラ。時々出てきていた回想シーンの少女が織江だったというオチ。そんなキャラを隠すなよと思わず言いたくなるような設定です。
見た目、性格、シナリオととにかく地味なので印象に全く残りません。
主人公 神無月明彦 6
基本的に余り特徴はありません。というのもシナリオによって結構性格が変わってしまうからです。まあ、しょうがないですね。そういう運命なんです。
絵 9
豪華です。複数原画家がいますが違和感が全然無く、高いレベルで統一されています。
キャラデザ、塗り、立ち絵、背景とどれも高レベルでまとまっており、発売時期を考えると驚異的なレベルになっています。
3種類の制服はどれもきわどく可愛く出来てますし、絵買いしてもいいですね。
音楽 7
すごくいい訳ではありませんが、全体的に安定して聞けるレベルです。
OP曲の永遠のストーリーが気に入りました。２のようなインパクトはありませんが、普通にいい曲です。あまりにも普通にいい曲なので、逆に物足りないくらいです。
エロ 6
朱美がエロすぎる！！
それだけです。それ以外は何もありません。つーかマジでありません。勘弁してくれ・・・。
その他
このパラメーターシステムシビアすぎませんか？ 自力でクリア結局出来ませんでした。
総合 68
今回はあんまり思い入れの無いゲームだから短くしようとしたら、どうやら不満を書くきすぎたようです。
一番の不満は、このゲーム、ヒロインが突然出て行ったり２股したりが多すぎます。つーか結論から言うとさやか以外みんな別の男の影がちらついているのは・・・。
絶対に買う気はありませんが、このPiaキャロをさらにぶっ壊したというぴあきゃろG.O.には少し興味はあります。自分の金では絶対に買いたくありませんが・・・。
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