ナツメグ

思い出溢れる学園
共に過ごした仲間たち
最後の夏がいま始まる・・・・・・

総合	シナリオ	キャラ	絵	音楽	エロ	主人公	ゲーム性	NO.1キャラ
70	6	7	8	9	6	6	―	乾実梨

シナリオ　6

普通です。あまりにも普通すぎてコメントにつまります。普通としか言いようが無いです。

かなり短いですね。個別ルートに入ったかと思うとあっという間に終わります。いくらなんでも短すぎです。最初に部活結成までのモノローグ的なものがあり、その後にRESでの共通シナリオ、そして個別ルートになります。共通ルートのRESは面白い試みだったと思いますね。これでイベント数がもっと多ければ良かった。１～２キャラプレイ中の間はともかく、それ以降だとただ面倒なだけになってしまいました。

シナリオよりキャラ中心ということもあり、キャラに萌えられるイベントばかりなんですが、正直各キャラよりシゲオの方が目立ってたり、より印象に残ってたりします。RESでの由佳子の存在感の無さは異常。主役なのに・・・。シゲオが弾けまくるギャグ部分は最初は面白かったんですが、あまりにもワンパターンでだんだんとだれてきました。

個別ルートのシナリオは基本的にあまり記憶に残りません(色々と特殊なほとりを除く)。あまりにもお決まりな展開です。まさかこのまま終わるはず無いよな～とか思ってやってたら普通に終わりました。

その中でもほとりだけはいい感じですね。長さも他のキャラと比べて長かったようですし、みずいろで言う所の日和シナリオみたいな感じでした。最後に急ブレーキがありましたけど・・・。

本当に普通です。良くも悪くも・・・。いや、悪い部分のほうが多いと思いますけど・・・。
RES部分が全部終わると普通に1時間ちょっとで1キャラ攻略できるのは勘弁して欲しかったですね。

キャラ　7

キャラ自体の魅力は確かに高かったけど、共通、個別ルーと共にあまりにも短かったのでこの点数です。

東雲由佳子
メインヒロインなのに悲しいくらい地味です。一応ナツメグというゲームの主役のはずなのにかなり地味。いい娘だなぁという感想は浮かぶんですが、性格・イベント共に地味なせいであまり萌えを感じることは無かったです。シナリオでの主人公がよくあるヘタレ主人公だったのもマイナス、ようやく由佳子の萌えを感じられるようになったころにはもうED手前だったりします。｢過去の結びつきや、共有出来る思い出が無くても、強い繋がりを持つことが出来る｣がテーマだそうですが、あまりうまくは表現されてなかった気が・・・。いきなり東北に行かれても困ります。
こんな感じで自分のシナリオではいまいち活躍できなかった由佳子ですが、他のシナリオではサブキャラとして大活躍します。主人公にふられて一段階成長したのか、かっこよさと可愛さを兼ね揃えたキャラになっています。

乾実梨
元気で活発系。何だかよくわからないけどかなりのお気に入りです。元気キャラということでシゲオに次いでゲーム中の出番が多いです。RES部分では萌えはあんまり無いんですが、個別ルートでは初っ端から萌えさせてくれます。酔っ払って泣きじゃくる様子にノックダウンです。シナリオは展開は先は読めるんですが新鮮でした。今までなかった展開ですね。最初はこうなっちゃうのかよーと不満でしたが、すぐにコレはコレでありかなって感じになりましたね。主人公が唯一と言ってもいいくらいヘタレてないのも特徴。由佳子と実梨との友情も良かったですし気に入っています。

野島ほとり
大好きな後輩キャラですし、微妙にポンコツ入っているところとかが萌えます。｢へうっ｣が妙にツボに入りました。両手を頬に当ててる姿がメチャクチャ可愛いです。シナリオは不思議入った感動系、詳しいネタばれは避けますが平凡すぎるシナリオばかりのこのゲームでは浮いてますが、普通に感動できる出来にはなっています。ほとりとの別れのシーンとか涙出そうになりました。ただ最後の最後の主人公にはかなり引きました。10年って・・・。君望以上のヘタレじゃないか・・・。まあ、最後はキレイに締めてましたけど、それでも・・・。

小早川円
幼馴染らしいです。才色兼備のお姉ちゃんキャラ。まきいずみさんの甘ったるい声がとろけます。年上でこういう主人公甘やかし系はあまり好きでは無いんですが、まーちゃんは普通に可愛いです。｢ぶーぶー｣が萌えます。シナリオは途中の展開に愕然、嫌いな展開です。実梨も似たような感じですがこっちはタチ悪いです。一気にまーちゃんの株が下がりました。ENDも何とも中途半端な感じでしたし、やっぱりこの手のキャラはサブキャラとしてのほうが輝くと思います。

セリス・アルフォード
見た目、中身共に典型的なツンデレキャラ。親父ギャグに超敏感、親父ギャグを言われて笑ってしまうのは個性としてありですが、何かにつけて親父ギャグばかり言っている姿には正直苦笑いしか出来ませんでした。RES部分ではほとんどギャグ要員です。シナリオはこれまた平凡、ベットの上で枕を抱えたセリスがあまりにも可愛すぎだったこと以外ほとんど記憶に残ってません。借りてきた猫みたいな姿が非常に萌えます。あと親父さんが意外にいい人だったことくらいかな？というかその後ほとりシナリオやって思ったけど、この父親メチャクチャいい人です。

松崎茂雄
よくあるテンション高い良い意味での馬鹿キャラ。ヒロイン達より出番が多かったりします。というか完璧にくってます。

主人公　渡部敦志　6

｢Theエロゲー主人公｣見たいな感じでBEST版でお安く提供されそうな感じ。
簡単に言うと何の特徴も無い、愛と優しさとヘタレが友達の主人公です。ヘタレてない場面もあるのはありましたが、最初に由佳子、最後にほとりをクリアしたせいで、最後までヘタレな印象がつきまとってしまいました。

絵　8

超綺麗です!!! 可愛い絵柄ながらもエロさを感じることが出来ます。ホント綺麗な塗りですね。
イベント絵はエロシーンで若干立ち絵と違和感を感じるところもありましたが、枚数も多いですし(シナリオ短いから多く感じるだけかも・・・)満足です。

音楽　9

全体的なレベルはかなり高いです。記憶に残る曲という感じではないですが、聞いていて心地が良い曲多し。
歌は3曲、OPの｢ナツメグ｣、挿入歌｢LAST SUMMER｣、ED曲｢巡夏｣です。OP曲は明るいテンポのいい歌で、いかにもOPって感じです。挿入歌は流れる場面がちょっと合わなかったような気がします。印象に全然残ってませんでした。最後にED曲ですが、これはかなりの名曲だと思われます。すごくいいです。

エロ　6

純愛系のゲームにしてはエロい方だと思います。絵がエロいね。回数も一応一人２回以上あったんで良かったです。

総合　70

本当普通です。でも今のエロゲー界では逆に珍しいかもしれません。
とりあえず次はもうちょっと長いシナリオを・・・。

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