モノごころ、モノむすめ。


身近なモノが可愛い女の子にヘ・ン・シ・ン!



総合 シナリオ キャラ 音楽 エロ 主人公 ゲーム性 NO.1キャラ
86 8 9 8 7 9 9 アコ

シナリオ 8

「新鮮味ってのはあっという間に失われていくもんなんだよ。このレタスのよーに。」

プレイ前は見た目抜きゲーだし大した事ないだろうと思ってましたが、素晴らしいバカゲーでした。
とにかく日常会話のドタバタ騒ぎが楽しすぎます。総勢11人のキャラが面白おかしくはしゃぎまくり。次から次へとテンション高く、テンポ良く面白いイベントばかりでメチャクチャ楽しいです。どのキャラも素晴らしく濃いキャラですし、それに答える主人公も素晴らしいおバカです。所々に入っているHシーンもエロいものばかりですし、夢中でプレイしていました。。各イベントは基本的に独立しいるので、爆笑ショートコントを次から次へと見せられている気分になります。

攻略人数は4人。アコと茉莉音、紗夕、メノウの人間組です。この人間組は後半にならないとHシーンがないんですが、そこんところがうまいと感じました。日頃から大事にされまくっていて主人公に好意を抱きまくっているモノ娘達と違って、きちんとお互いの心が通じ合ってから結ばれます。ちなみにその他のモノ娘のEDも一応ありますが、その場合はメインヒロインとペアになってたりします。

基本的にドタバタコメディが最後まで続き、よくある擬人化が解けるとかいう展開はなく、擬人化の秘密もわからないまま、どこまでも面白楽しく暮らしていくと言うEDになっています。変にシリアスにならないのが個人的にかなり高評価です。選ばれなかったヒロイン達の反応は必見です。どこまでも明るい雰囲気でいってます。
ただ、おバカストーリーばかりの中で、メノウシナリオだけはちょっと違ったシリアス展開を見せます。このシリアスもいきなりではなく、複線を交えて無理なく進んでいくので違和感なく入れました。内容は感動もので、心温まるなける内容になります。まさかこのゲームで泣きそうになるとは思いませんでした。
キャラ 9

かなりの数のキャラがいるのに、どのキャラもみんな存在感があります。すごいです。

アコ

PCの擬人化。たぶんメインヒロインです。いつも元気で明るくて素直でみんなのマスコット的存在。百面相が面白いし萌えまくりです。好奇心も旺盛で色々なことに興味を持ったりします。公園で犬と戯れる?シーンはお気に入り。アコの体系でメイド服姿で「マスター」と呼ばれるのはたまらない快感です。モノの特性は色々とあり、精密機械なので水が苦手、メモリ増幅でバストUP、エロゲインストール、ゴミ箱に移動!!削除ッ!!などなど一番ネタが多いです。
メノウシナリオで特に良く分かりますが、アコは芯の部分がモノ娘の中で一番強く、心優しいとてもとてもいい娘です。いつも笑顔で癒されますし、こんなパソコンあったら本気で欲しいですね。

向塚茉莉音

主人公の義妹。ツッコミの達人です。基本ボケばかりの向塚家の中で縦横無尽の大活躍!!です。普段は意地っ張りで主人公に対してもついつい乱暴になったりしますが(主人公が何度となく空に舞います)、メノウやモノ娘たちの出現によって色々と悩むことも出来たようです。別名お邪魔怪獣マリネゴン(命名メノウ)。ガビーンみたいな顔の絵がお気に入りです。茉莉音の魅力はそのツッコミテクもありますが、結ばれてからのラブラブが素晴らしいですね。みんなありがとう〜とノリノリです。今までの鬱憤を晴らすかのごとくのデレデレっぷりを見せてくれます。

葉月メノウ

主人公の自称婚約者。サウスポー。「ちっとも……羨ましいッ……!」などの独特な言い回しが笑わせてくれます。見た目クール美人なお嬢様風ですが、実際は子供っぽい不思議少女です。メノウの不思議空間は一度はまると病み付きですよ? 主人公へのアタックはかなり積極的で婚約者モードになると行動力UP。胸も立派で、ゲームセンターでクレーンゲームに熱中しているときのメノウの胸が大変なことになりすぎていて頭から離れません。アレはエロ過ぎです。
シナリオは上にも書きましたが、涙くる感動ものになっています。なので最後にやるのを絶対におススメします。 親指は、「信念、強き意志」、人差し指は、「積極性、肯定」、中指は、「協調性、直感力」、薬指は、「愛の進展、絆」。

しま

縞々パンツが擬人化。ちなみにライバルは水玉パンツ。明るく元気でいつも家中を駆け回っています。向塚家では貴重な貧乳ロリキャラですね。モノの特性でお股が大好きで、股の話をさせたら止まりません。シモネタこそがしまの本領を発揮させられる最高の舞台。茉莉音の股が一番お気に入りで、いつも股に入ろうと狙っていたりします。茉莉音のことをとても大事に思っていてどうにか主人公と茉莉音をくっつけられないかと一生懸命だったりするのも魅力の一つですね。

夢愛

枕の擬人化。モノの特性でかいつも寝てばっかりです。気が付けば寝ています。夢愛の特徴は何といってもそのあふれんばかりの胸、まさに視線を釘付けです。膝枕時からの圧倒的な胸の重量感はすさまじいものがあります。母性的な性格で一緒にいるととても安らいだ気分になれます。他のどんな枕にもない最高級の眠りが出来るでしょうね。

メディカ

救急箱の擬人化。モノの特性でみんなの健康にとても気を使っていて、ちょっとした怪我でも大げさに治療しようとするんですが、血を見ると目を回したり、いつもドジばっかりとあんまり役に立ってはいません。ドジっ娘萌えです(詠未の萌え講座より)。ただモノ達の中では向塚にいる年月が一番多く、たま〜〜〜にしっかりしているところもありますよ?

巻子

洗濯機の擬人化。ちなみに値段は「さゆちゃん可愛いからおまけ」で500円(笑)。一見お嬢様風の高飛車キャラですが、実際はこのゲーム1番のお笑いキャラで、独自のエレガントワードによって笑いの渦に巻き込まれます。決めセリフは「うぉっしゃー」と「おだまり!このツナマヨ!!」。巻子と言う名が気に入らないでロールと自称していますが、やっぱり巻子は巻子です。笑いまくれる素晴らしいギャグキャラですね。うぉっしゃーは名言。

詠未

辞書が擬人化。頭がよくて理屈っぽくて、そしてメガネ装備。皮肉っぽくフッって笑う絵が好きです。モノの特性のせいで湿気に弱く、自分にない新しい知識は積極的に吸収しようとします。普段はやりこまれている主人公ですがHシーンの時は攻守逆転。お約束ですね。公園でモノ娘達を集めての「萌え講座」がとてつもなく印象に残っています。

マイ

「螺旋鉄騎ゼンマイザー」というロボット番組の超合金の人形の擬人化。家具ばっかりの中でロボットの人形をメンバーに選ぶと言うのがすばらしい。しかもそれが巨乳で美人で自分にラブラブな女の子だったりとたまんないです。ゼンマイで動くというモノの特性で、起動はアソコにゼンマイ(主人公のブツ)を突き刺すというおバカ設定。モノ娘の中で最も堅物で純情キャラで、いつも報われない努力で主人公にアタックしつづける様子が可愛いです。

紗夕

義姉さんです。巨乳で天然でいつもぐーたら、家事は出来るのにやらない、料理の腕は殺人級。とても役にたたない姉ちゃんです。たまに真面目な話もしますが、真面目モードの限界は2分間。それ以上経過すると頭が破裂して使い物にならなくなったりします。最初はこういうキャラはサブキャラとしてならともかくヒロインとしてはイマイチ攻略する気になれないな〜とか思ってたんですが、紗夕姉らしい見事なシナリオでした。流れが自然どころの騒ぎじゃないです。空気読まないアコの爆弾発言がイカしてます。
主人公 向塚宏明 9

この壮大なバカゲーにふさわしい主人公です。おバカでエロに積極的な性格がとてもいい感じです。

モノをとにかく大切にする性格で、周りからは変態っぽく感じられてたりもします。確かにここまで徹底しているのはすごいですね。そのおかげでモノ娘達が主人公のことが大好きで、最初っからハーレム状態になっていくのも自然に納得できます。このハーレムもので抜けがちな主人公を好きになる理由が理解できるというのもこのゲームを素晴らしいゲームにしている要因の一つですね。とても好感の持てる主人公でした。
絵 8

最初はあまり好きなキャラデザではなかったんですが、やっているうちに大好きになりました。はっきりとした塗りとおっぱいが特徴ですね。画面に映えるおっぱいに視線は釘付けです。立ち絵のバリエーションがかなりあって、どれもゲームを盛り上げてくれるようなコミカルで面白いものばかりです。特にアコも百面相はたまらなく面白いです。
イベント絵のほうはHCG中心で通常の絵はEDぐらいにしかないです。立ち絵のバリエーションの多さのおかげでやっている最中はあまり気にはなりませんでしたが、ちょっと寂しいですね。HCGはおっぱいを中心にとてもエロく綺麗に書かれていて、枚数も多いですし満足しています。

アニメーションのほうはエロの欄に書きます。
音楽 7

OP曲の「Mo!No!」テンポのよさはすばらしいですね。聞いていて思わず踊りだしたくなるような愉快な歌です。ちなみにEDもこの歌で、これまたどこまでもどたばたコメディが続いていくんだという終わり方に合っていて良いんですが、ただメノウシナリオだけはいくらなんでもこの歌をED曲にするのは無理があります。専用ED曲作ってほしかったですね。
BGMは全8曲とかなり少なめ。必要最低限用意したって感じです。どれも場面場面にあって入るんですが、同じような曲が流れている印象があります。SEもコメディ描写を際立たせていてうまいです。
エロ 9

かなり多いです。まあ人数が多いですからねぇ。一人当たりの回数はアコは飛び抜けて多いですが、他のキャラは複数人含めて3〜4回ってとこです。尺は普通、質は絵がエロいこともあってかなりのものになっています。淫語が多いのが嬉しいですね。モノ娘達はそれぞれの特性をうまく活かしたHシーンになってたりします。特にアコはすばらしくバカです。

で、このゲームの売りの一つでもあるエッチフルアニメーションですが、綺麗でアニメーション自体のレベルは高いと思うんですが解像度が低いです。それと自分のPCのスペックだと所々で止まったりしたんで一度見てからはOFFにしてしまいました。その他、ヘアー・アナルの表示のON・OFFができたりします。
総合 86

シナリオ、キャラ、エロのバランスが素晴らしいエロゲーです。
バカゲー大好きなので大満足。思わぬ掘り出し物でした。まさかこんなに面白いとは思いもしなかったです。

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