クロノベルト
〜あやかしびと&Bullet Butlers クロスオーバーディスク〜
交錯するふたつの世界
そして導かれるひとつの真実
総合
シナリオ
キャラ
絵
音楽
エロ
主人公
ゲーム性
NO.1キャラ
86
9
8
8
8
5
9
―
九鬼耀鋼
シナリオ 9 キャラ 8 主人公 9
あやかしびととBullet Butlersのクロスオーバー作品。FDっていう感じでは無いですね。あくまでもお互いの作品を合わせたようになっています。外伝っていう言い方がたぶん一番合っていると思います。シナリオは舞台があやかしびと、主人公がアルフレッドの「かりそめの旅人たち」、舞台がBBで、主人公が九鬼先生「復讐するは神になし」、両方の世界の住人が入り混じる「クロノベルト」編の3つになっています。以下それぞれのシナリオの感想です。
かりそめの旅人たち
本編では人間味がほぼかんじられなかった戦闘魔人のアルフレッドだったので、あの神沢学園生徒会とどう絡むのか不安でしたが、見事に溶け込んでいました。ギャグ要素多め。神沢学園生徒会のメンバーは相変わらず良い感じに学生していて楽しいです。中でもトーニャの砕けっぷりがかなり良かったです。そして主人公のアルフレッドが、学園祭の準備をしながら神沢学園生徒会の過ごすうちに、段々と人間らしい感情を持っていく様子が素敵過ぎます。
ラストに護るということを理解して、護るために戦う場面が熱かったです。
超かっこいい。あと、忘れてはいけないのがヒロインのルダの存在。個人的には銃の時のクールな感じの時の方が好きですが、子供っぽくて女の子らしいルダも可愛かったです。
復讐するは神になし
とりあえずファンタジー世界の化け物たちやチート武器相手でも、強すぎカッコよすぎの九鬼先生がたまんないです。かりそめ〜に比べるとこちらはシリアス重視で雰囲気暗め。
九鬼先生の復讐の旅の終着駅を描いていて、九鬼先生の苦悩が伝わってくるシナリオです。
戦闘シーン多めで、オークやりザードマンはともかく、竜形態のドラゴンニュートですら倒してしまう強さは人間離れしているのにも程がありますよ。ラストバトルのカッコよさには震えてきます。あとコレット大活躍には正直驚きました。というか何であそこまでイチナのためにコレットが戦うのかはよく分かりませんでしたが、本編では味方になったとたんにいまいち強くなくなるキャラの筆頭だったので、活躍が見れたのは結構良かったです。
クロノベルト
序盤はあやかしびとVS Bullet Butlersの、どっちのキャラが強いのか対決。ループする世界でひたすら殺し合いが続きます。お互いが殺意を持って戦い続けるどうしようもなさが、いい感じに暗い絶望的な雰囲気を醸し出していますね。ガラやリックすら殺意に抵抗できないのが絶望感に拍車をかけています。夢の対決のはずですが、雰囲気的に燃えまくりという感じにはなれません。ただ、中盤以降にやっとお互いの主人公が手を組み、戦いを裏で操っている黒幕と戦うんですが、初戦は惨敗。そして絶体絶命の場面で駆けつけるアルフレッド&九鬼先生。
冗談抜きであの場面は体が震えて涙が出てきました。
いや、わかりきった展開でしたが、それでも震えが止まらなかったです。
後半からラストまでは全キャラ共闘で黒幕と戦います。熱い戦闘シーンの連続。光念兄弟とアッシュが妙に息が合っているのが面白かったです。あと一乃谷兄妹の共闘には思わず込み上がってくるものが・・・。どのキャラにも見せ場がありましたが、その中でも特に体が震えたのがセルマの存在。てっきり今回は両作品のメインヒロインは最後まで活躍しないで終わるのかと思っていましたが、やってくれました。絶体絶命な状況で登場する堂々とした姿に燃えまくり。
個人的にはこのゲーム一番の名シーンだと思っています。
もう熱すぎてカッコよすぎて素敵すぎです。その後のリックアルフレッドの兄弟共闘も最高に燃えましたし、ラストバトルは最後まで熱かったです。
ラストはグッドエンドとはっきりと言えないような感じですが、双七とすず、リックとセルマの絆が感じられて良かったです。ようやく幸せをつかもうとしているアルフレッド&ルダ、そして何よりも九鬼先生と俊介のあの場面は涙なしでは語れません。ホントマジで涙が止まらなくなりました。
思い出しただけで泣けてきます。
絵
キャラデザ立ち絵は文句なし。イベント絵も質は高いですし、枚数もシナリオの長さを考えるとかなり多いです。どの絵も細かくて丁寧に描かれていますが、
やはり戦闘シーンの迫力が素晴らしい。
いくつかの絵はゲームの臨場感を醸し出し過ぎていて、見ているだけで場面が蘇ってきて体が震えてくるくらいです。
音楽
内容は両作品のBGM+OP、ED曲。
とにかくOP曲の「to the edge」が熱いですね。
OPが流れてきた時は興奮してゾクゾクしました。BGMは相変わらず熱いですし、山場で流れるBGMはマジで震えまくりです。
エロ 5
個人的にはトーニャの足コキがかなりエロく感じました。
総合 86
一部人気キャラがいないを考えると悲しくなりますが、熱いバトルと感動の場面の連続に最後まで楽しめました。前2作をやったことがある人なら、このゲームをやらない理由はないと思います。それぐらい良かったです。
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