ひのまるっ


修平くん、これはひのまる命令よ?



総合 シナリオ キャラ 音楽 エロ 主人公 ゲーム性 NO.1キャラ
77 7 9 7 8 7 7 鷹城日乃

シナリオ 7

一言で言うとストーリーのあるコント集みたいなゲーム。章別構成で全13話。ゲームを起動した時のテレビのスイッチを入れるような演出等、1クールのアニメみたいのを意識して作られてるっぽいです。1話1話にかかる時間はかなり短く、公式HPにも書かれている通り、無駄を省きギャグと萌えに特化した内容になっています。シナリオ中にシリアスな場面があっても、それはコントの前振り、オチの為の布石といった感じで、力抜いてキャラ萌えと笑いだけを楽しむゲームですね。

ただ、シナリオが全くダメだという訳ではなく、普通に読めるシナリオになっております。締めるところはしっかりと締め、変にダレたり、無駄に引きのばしたりと、萌えゲに良くある悪いシナリオのパターンは全くなく、短いながらもきちんとまとまっています。日常会話は非常にテンポよく進み、キャラがみんな可愛くて萌えられて、プレイしていて楽しい気分になります。笑いも多くて良い感じですし、ゲーム独特の雰囲気とノリが合えば、かなり楽しめること間違いないです。

とにかくキャラの萌えと笑いを重視しており、力抜いて楽しめるゲームです。ノリが独特というか、結構シュールなネタもあったりするんで、人によっては合わない場合もありそうですが、少なくとも自分は最後までダレルことなく楽しめました。
キャラ 9

鷹城日乃

生徒会会長でメインヒロイン。普段は落ち着きのあるしっかりとした人という印象ですが、突然さらっと無茶な命令をしてはみんな(主に主人公)を困らせたりしています。素直になるのが苦手で、主人公が気になっているからこそちょっかいを出してしまう様子が可愛らしいです。普段は責める側な分、受けに回った時の慌てる様子とかもすごくいい感じです。ヒゲの恋人イベントの時のお父さまに自分の気持ちを喋られて慌てて涙目になる様子とか萌え転がりまくりました。

桜橋町子

極道の娘で武士娘。真面目で型物という印象が強いですが、実は可愛いもの大好きで、部屋には100体以上のぬいぐるみがあり、フリルたっぷりの可愛らしい服を着ることが大好きで、お姫様に憧れているという乙女趣味を持っていたりします。シナリオが典型的な友達発恋人行物語になっており、自分の気持ちに気付いてモヤモヤしたり、夢にまで主人公が出てきて困惑する様子が萌えまくりです。まちこ姫〜の一連の夢イベントはどれも大爆笑でした。デレる前と後のギャップが凄まじいですね。自分も最初は微妙かなぁと思っていましたが、クリアする頃には大好きになっていました。

菱木奏

超へちょいです。天然キャラの中でもかなりのポンコツ度です。決めるときは決めるとかいう訳ではなく、心底ポンコツです。最初は正直そのマイペースで自分勝手っぷりにイラっとくることもあったんですが、いつの間にか洗脳されたみたいで大好きになっていました。序盤で変な薬を飲んでロリアイドルのルル・セアブルに変身、初登場時の「私、本当は大人なんですぅ〜!! なんですー……なんですぅ〜……」がツボに入りまくり。ヘンテコ即興演歌も面白くて大好きです。

春巻晴菜

お騒がせタヌキ娘。お姉ちゃんとは別の方向でポンコツのアホキャラです。トラブルメーカーでいつも騒いでみんなを巻き込んでは結局自滅したりします。ご主人様〜と、晴菜知ってますよーが妙に耳に残っています。恋人になる姿が全く想像できなかったんですが、デレて素直になった時の様子とかはすごく可愛かったです。シナリオはエンディング含め、晴菜らしい非常にバカらしくて酷いオチのものばかりで、まあ晴菜ならこれでも良いかなぁという感じ。

大友雪那

ツンデレ。実は雪女なんですが、ああまり気にしなくていいです。最初は冷たく会話すらほとんど無い状態ですが、主人公が他のヒロインとデレデレしたりしていると超不機嫌になったりと、素直になれない様子が可愛いです。照れて慌てる様子もたまんない。序盤からこのキャラはかなりの萌え力をもっていそうだなぁとは思っていたんですが、素直になってからのにぃにぃ大好きっぷりは想像をはるかに超える破壊力がありました。普段あまり感情を表に出すことが少ないので、たまに見せてくれる満面の笑みがすばらしくて萌え転がりましたね。あの笑顔はホント反則的なくらいに可愛いです。

璃々・S・鷹城

何から何まで完璧の完璧超人。スペシャルルートで登場。主人公を旦那さまと呼び押しかけてきます。キャラはすごくいいですし、主人公との関係性も面白いんですが、正直影は薄いです。シナリオもハーレム兼用で個別イベントはほとんど無いですし、スペシャルで登場とかではなく、普通にシナリオに登場していても良かったと思います。
主人公 大友修平 7

巻き込まれ系主人公で、まあ、正直これといった特徴があるわけではないですが、突拍子もない事件に巻き込まれて嫌がっている割には、何だかんだでノリノリになったりと、良い意味でバカなところがあり安心して見ていられます。
絵 7

可愛らしい絵柄です。顔芸と言ってもいいくらいの表情のバリエーションが多く、他にも細かな部分で凝っているのが印象的。イベント絵は枚数そこそこで出来も良いとは思うんですが、何か塗りが妙に薄い気がします。SD絵はゲームのノリに合っていて良い感じ。ムービーは小ネタを挟みつつ勢いで押すというこのゲームにピッタリの出来になっています。
音楽 8

ゲームの雰囲気に合った明るくテンポの良い曲が多いです。OP曲の「Hinomaruuuuuurrrry」はゲームに合った、というかあまりにもピッタリと合いすぎているテンポの良い歌で、聴けば聴くほど夢中になれます。
エロ 7

全く期待していなかったというのもありますが、妙にエロいです。回数も多く、シチュエーションはオーソドックスなものばかりですが、中身は萌えゲにしてはかなり濃い方だと思います。ハーレムあったのは嬉しかった。
総合 77

力抜いてプレイできる萌えゲー。ノリと勢いで進んでいくので合わない人には厳しいですが、合う人はかなり楽しめると思います。重いゲームの合間とか、疲れてあんまりエロゲ出来そうにない時に何も考えずにプレイするのが良い感じです。



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