遥かに仰ぎ、麗しの


訳ありなお嬢様たちとの、ほろ苦くて甘い学園恋愛成長アドベンチャー

『遥かに仰ぎ、麗しの』応援バナ

総合 シナリオ キャラ 音楽 エロ 主人公 ゲーム性 NO.1キャラ
87 9 9 9 9 6 8 風祭みやび

シナリオ 9

ただのキャラ萌え系のゲームだと思っていましたが、どっちかと言うとシナリオ中心のゲームでした。

かなり長いです。章仕立てになっていてだいたい11〜13話くらい。序盤でキャラ分岐するので共通ルートもほとんどなし、攻略キャラ数も今時にしては珍しく6人もいるので全体的なボリュームはかなりのものです。本校組と分校組とに分かれているんですが、ライターが違うので全然雰囲気が違っています。特に主人公、別人とまでは言いませんが性格違います。他には本校組のシナリオは主人公視点とヒロイン視点を使い分けていますが、分校では主人公視点だけだったり、分校ルートには次回予告みたいなのがありますが、本校ルートではなかったりします。

まず本校組のシナリオですが想像以上にすごく良かったです。こちらは主人公がとにかくかっこいい。女の子の恋心には鈍感ですが、その他のことに関しては全てにおいて完璧に近いです。こちらは主人公とヒロインの心の交流がメインになっています。主人公視点とヒロイン視点とを交互に描き、ヒロインの抱える悩みを主人公が一緒になって悩み、解決しようとする。そしてヒロインも自分を救ってくれた主人公のために、主人公の抱える心の傷を癒そうとします。ヒロイン視点を使うことによって通常あまり理解しにくいお嬢様独特の悩みや主人公への恋心を感じることが出来るので、ヒロインを攻略するというよりは、主人公とヒロインの2人の心温まる物語を見ている気分になります。どのシナリオも互いに支えあい成長していく2人を見るのは心が暖まり、その先の悩みを乗り越え進んでいく2人には感動できます。
お話はとてもよく出来ているんですが、ヒロインとのラブ描写は少なめです。悩みを解決して結ばれてすぐにENDになってしまいます。Hシーンも少ないですし、もっとラブラブしたかったです。

次に分校系ですが、こちらは本校系に対して主人公がスケールダウン。ちょっと察しが悪いことが多いですね。普通ならそこまで気にならないかもしれませんが、自分は本校系の後にやったので結構気になりました。ですが、別に悪いと言うわけでもありません。こちらの主人公は完璧超人ではないですが、それだけに等身大の悩める青年になっています。
本校系では過去のトラウマに散々悩まされた主人公ですが、分校系では割とあっさり結ばれます。それからはイチャイチャしまくってます。シナリオは上流階級のお嬢様独自の家族関係の問題が中心となるんですが、お家騒動とか現実にはあまり想像できない事が主に出てもイマイチ感情移入できないのが難点ですね。主人公視点しかないのでヒロインが何を考えているのか分かりにくいところもありましたし・・・。終盤はそれなりに盛り上がるんですが、序盤〜中盤にかけてダレることもありました。そんなに重い展開にならないので気楽に出来るのはいいです。エロいイベントも豊富ですし!!

どちらのルートでも共通して言えることですが、このゲームではヒロインの悩みを解決するのにご都合主義な力が絡みません。あくまでもヒロインと主人公が自分の力で解決していきます。お嬢様という普通なら考えられない家庭環境を持つキャラに対して、主人公は何の力も持っていませんが、それでも戦おうとします。そのせいでラブ描写があまり出せなくなっていることもありますが、その不満を消し飛ばすぐらいの感動と暖かさがあります。終盤に向けての盛り上がりがすばらしく、終った時の後味もかなり良いです。感動して涙してしまうことも多々ありました。

冒頭でシナリオ中心と書きましたが、萌えシーンも十分あります。キャラが魅力的なので日常会話が楽しい。分校系はちょっと立ち絵なしキャラが多すぎるという欠点がありますが、それでも面白かったです。ギャグ関係のイベントはあまり多くはありませんが、みやびがからむイベントは大抵笑って萌えられます。みやびちゃんぷりちーですね。

ちなみに本校系10点、分校系7点のつもりでつけました。分校系も悪くはないんですけど、やっぱり主人公の差が大きいように感じます。好きなキャラも本校系のほうが多かったですし。ちなみにプレイするときは本校系か分校系のどちらかを一気にプレイした方がいいです。交互にやろうとすると、主人公やゲームの雰囲気の違いに戸惑います。理想は分校系→本校系、逆だと主人公への戸惑いがより大きくなります。まあ、好きなキャラからやるのが1番な気もしますけどね。
キャラ 9

立ち絵なし名だけのキャラのゲスト出演声優が豪華すぎ。

風祭みやび

メインヒロイン。チビっ娘理事長、すごい名家である風祭の娘。正面から見ると一見ロングヘアーですが、実際はポニーです。やるまで気づきませんでした。目つきがツンデレしてます。コロコロ変わる表情がたまんない。
とにかくみやびちゃんぷりちーです!! すごく可愛い。序盤はそのドジッ娘ぶりを、中盤はツンからにじみ出ているデレ部分を、そして終盤はでれっでれ部分を思う存分堪能しましょう。
全てが空回りしているみやびですが、主人公のおかげで色々と変われます。ソフトボール大会を始まりとして、どんどん成長していくみやびを見るのは感慨深いです。みやびを支えるメイドのリーダも主人公を好きになってくれるので、3人でのラブラブ生活が展開されます。主人公がカッコよすぎます。そしてみやびちゃんぷりちー。
シナリオはお嬢様にありがちな婚約者が出て、主人公が身分違いの恋に悩んで、結局みやびを突き放して又結ばれる話・・・だとずっと思っていたんですが全然違いました。そこには主人公の過去のトラウマが大きく絡んでします。
最初は自分もまたこの展開かよ!全くままで散々強気だったのにいきなりヘタレるなよとか思っていたんですが、その訳を知るとそんな気分は吹き飛びました。全キャラの中でも1番主人公の心の傷について触れているので、最初にクリアするのがいいかもしれませんね。この時のリーダさんの叱咤は1、2を争う名シーンだと思います。
ラストの「キスしろぉぉぉ! 愛をささやけぇぇぇッ!! みやびちゃんに愛の全てを捧げるってみんなにゆえ――っ!!!」には萌え転がりましたね。もっとみやびちゃんとラブラブしたかったなぁ。
ちなみに、みやびは本人のルート以外でもいつの間にかトゲもとれて、他のキャラとの仲もよくなって、明るく好奇心の強いぷりちーなキャラになっています。どのルートでもみやびちゃんがぷりちーなことには変わりません。

鷹月殿子

想像以上に萌えた!!こんなに萌えキャラだとは思わなかったぜ!!!
最初は無口な不思議系かと思ったんですが、最序盤に主人公に心を開いてからは見事なほどの萌えキャラになります。最初の主人公に父親を求めている時の懐きっぷりもすごく萌えていいんですが、その気持ちが恋心に変化するあたりの殿子は萌えすぎます。たまりません。「どうしよう。わたし司のこと好きかもしれない」とか最高すぎます。もう顔がにやけっぱなしです。その後もどんどん可愛く萌える殿子を堪能できます。萌えまくり
シナリオは人を人とも思えない親から主人公を守るために、殿子が自分の気持ちを必死に抑えて主人公から離れようとするお話。ヒロイン視点がうまく活用されており、2人の切ない気持ちがよく分かります。
ラストの困難に際して〜のくだりがすごく良かったです。心に響きました。みやびの「ああ。今日からは空飛ぶ馬鹿だ」も印象に残ってますね。実家との対決を回想にしてグダグダやらずに快く終えてくれたのはありがたかったです。
ですがやはり結ばれてすぐにENDというのは・・・。ようやく2人ともこころから互いを愛することが出来るようになったというのに・・・。父娘としての萌えはたくさんありましたが、恋人同士のは少なかったのが残念です。

八乙女梓乃

対人恐怖症の梓乃、他のルートではひたすらおびえてオドオドしているだけのキャラなんですが、彼女の真の魅力は本人のルートに入ってからです。彼女のルートでは序盤からとにかくヒロイン視点が多く、殿子をとられると思って主人公を憎み、どんどん黒くなっていく梓乃ですが、ある時を境にそれが一気に恋心に変わります。どうやってここまで主人公のことを憎んでいる梓乃が主人公と恋仲になるのか目が離せない展開が続きます。ここら辺の梓乃の感情の移り変わりは見事としか言いようがないくらいによく出来ており、梓乃にも主人公にも感情移入しやすいです。
自分の気持ちに気づいた彼女は、それからどんどん可愛くなっていきます。真っ赤になっての照れ顔が超可愛いです。萌えます。その後は対人恐怖症を何とか克服しようとする梓乃や、主人公の過去のトラウマを解決するために必死な梓乃を見ることが出来、最初は本当に殿子なしでは何も出来なかった梓乃の成長と主人公への深い愛を堪能できます。一種のツンデレですかねぇ? 想像以上にシナリオが良かったです。
ラストのエピローグのオチもよかったですね。おじいちゃんいいキャラしています。

仁礼栖香

分校系のメインヒロイン。お堅いお嬢様という表現が一番似合います。真面目で堅物で規律にうるさい委員長タイプ。
ですがそんな彼女も主人公に大して恋心を抱くとものすごくデレデレになります。もうすさまじいです。このギャップがたまんないんですよねぇ。清楚で堅物な女の子がエロエロになる。最高ですね。どんどん主人公へ依存していき、最終的には主人公なしでは生きられないほどのデレデレっぷりをみせてくれます。お家柄を重視する彼女はなかなか本番を許してくれないんですが、それ以外のエロいことは何でも許してくれます。主人公を思って自慰したり、主人公のために必死にHの研究をしてくれます。いやもうエロエロです。Hシーンは使い回しばかりだったのが残念ですが、日常会話も十分エロかったので満足はしています。特に最後の本番でのエロ可愛さはすごいです
シナリオはお家柄関係のお話。まあ、普通だと思います。こんなもんかなって感じ。1番最後にクリアしたキャラなんで、中盤以降の展開から自分の中ではすみすみはエロ要因みたいなスタンスでやっていましたので、どんどんエロくなる彼女を堪能できました。
堅物という性格上、本校系ルートに進むと全くというほど出てきません。どうでもいいですがお姉様という彼女にはゾクゾクくるものがあります。

相沢美綺

お嬢様学校にはふさわしくない騒がしい娘。スクープを求めたり、色々なネタを知っていますが、ヒトの心をよく分かっていて気遣いできるやさしい娘。やっていいことと悪いことの境界線をきちんとわきまえています。こういう部分にはすごく好感がもてますね。過去の某王道学園ゲームではスクープとかいって人の悪いうわさを嬉々として流しまくるキャラがいましたからね・・・。そんなのとは段違いに人間が出来ています。正直あまり可愛いと思えるイベントがなかったんですが、初H前の誘惑にはきました。最高でした。パンチラ万歳!!
両親が格式とか伝統とかをあまり気にしない性格だったんである意味安心できました。変質者の教頭がいますが、最後の外出日以降出てこないので安心してください。次に出てくるときはクビになっています。シナリオは他のヒロインと違って超えなければ行けない壁が若干低いのでそんなにハラハラドキドキしなくていいのが利点です。すみすみとの和解以降間延びしてしまっている感がありましたが、落盤の時のイベントは感動できましたし、ラストもみさきちっぽく元気に終わっていましたので良かったです。
キャラの性格上、どのルートでもそれなりに出番があるのも特徴。小悪魔っぽい微笑が可愛いです。

榛葉邑那

最初は攻略するとなるとイマイチやる気がおきませんでした。正直あんまり見た目が好きじゃなかったんですよね。サブキャラとしてはすごくいい味出していると思いますが・・・。ですがやっていくうちにどんどん萌えてきました。序盤こそ何もかも見通して達観している様子がどうにも好感が持てなかった彼女ですが、恋する乙女になるととたんに萌えてくるのは不思議ですね。可愛いいです。エロシーンこそ2つしかありませんが、エロいイベント多いのも特徴。露出自慰イベントが回想に登録されてないのが納得できません。終盤はそんなに好みな展開ではなかったですが、2転3転する展開は良かったと思います。エロって大事ですよね?
他のシナリオでは温室の主として君臨しており、独特のいやし空間を展開させています。ほのぼのしていいです。

リーダ

エロゲー界のお約束として、この手のメイドさんは完璧超人と決まっているんですが、彼女は仕事は確かに有能ですが、それ以外はただの女の子です。特別な力やコネなどは何もありません。みやびルート以外ではあまり出てこないんですが、みやびルート=みやび&リーダルートみたいな感じになっていて、彼女の可愛らしい部分はみやびルートでたくさん見れます。お茶目でメチャクチャ可愛いです。主人公を愛してしまったとみやびに言うリーダが可愛すぎます。ドレス姿も最高でしたし、生徒達に若奥様って言われるのには大いに納得できますね。 リーダはみやびのことを本当に大切に思っており、その愛情の深さには胸を打たれます。みやびと主人公とのスリーショットが大好きです。
彼女もみやびと一緒に懸命に戦っていて、主人公のひたむきなおせっかいに救われていました。それだけに終盤のリーダの叱咤は心に響きましたね。最終的にはみやびもリーダも同じくらい主人公のことを好きになって、しかもお互い認め合っているのにHシーンはありません。どう考えても3Pするしかないって内容なのに・・・。萌えイベントが多数存在していますし、Hシーンがないことを除くとメインヒロイン達と何ら変わらない待遇になっています。

三嶋鏡花

みやびとは犬猿の仲なんですが、みやびの変化に伴ってその仲もよくなっていきます。 これはどのルートも共通っぽいです。基本的にみやびルート以外では特別なイベントはないんですが、その分どのキャラどんなイベントでも絡んできたりするので存在感が結構強かったりします。主人公の冗談に対しての高度な切り返しがとてつもなくいいです。みやびルートでの状況的に主人公と割と簡単に結ばれる事もできそうなのに攻略できません。すみすみのように硬すぎず、みさきちのようにやわらか過ぎないすごくいい性格していただけに残念でした。

上原奏

いつもみさきちに振り回されてオロオロしている様子が萌えます。分校系のイジラレキャラ。両手を胸の前に構えるぶりっ娘ポーズ?が好きですね。初登場時から暁さんLOVEオーラを出しまくっていて、ここまでオーラを出されると攻略したいとか言う気分にはなりませんでした。すごく良い娘でみさきちとの友情には感動させられたこともありました。最後には念願の暁さんと結婚できるのは素直に祝福したいです。

暁光一郎

主人公の先輩教師、序盤こそたまに出てきてアドバイスをくれる主人公を支えるいい先輩として出てくるんですが、終盤以降は姿が消えることも・・・。キャラは好きなのでもう少し出番があっても良かったと思います。

志藤由

みやびシナリオに登場した、主人公の後輩教師で実はみやびの婚約者。そのヒロインの時にだけ出るゲストキャラの中では1番好きです。初登場時にすぐにこいつが婚約者なんだなとかなり邪見していたんですが、実際はかなりいいやつでした。つーかできすぎです。終盤の活躍は素直にかっこいいと思えました。もし由が嫌なヤツだったらみやびルートを素直に楽しめなかったでしょうね。由ならああしてくれると思っていましたので。

その他

このゲームには名前だけの立ち絵なしキャラがかなり出てきます。以下メモったキャラ名

結城ちとせ:本校組クラス5人のうちの一人、5人中唯一立ち絵なしなのでまだ存在が分かりやすい。

野原のばら:分校組クラス12人のうちの一人、元気キャラで、出番はあるが同じ系列の大銀杏に隠れる。
大銀杏弥生:分校組クラス12人のうちの一人、騒がしく、素行はあまりよくない。
高松千鳥・鶫:分校組クラス12人のうちの一人、やかましい双子。複雑な事情があるらしい。
三橋香奈:分校組クラス12人のうちの一人、寝起き最悪だが、起きれば良識人 ドジっ娘で押しに弱い。美人。
小曽川智代美:分校組クラス12人のうちの一人、大人しい無口系。小説を書いてる。しかも賞もとってる。
神智晶:分校組クラス12人のうちの一人、いつも寝てる。
岡本瑠璃阿:分校組クラス12人のうちの一人、どうみても男にしか見えないがっしりした肉体の持ち主。
溝呂木輝陽:分校組クラス12人のうちの一人、いつもビクビクしている。

高藤陀貴美子:本校組、美人だがレズっけあり、奏は過去に襲われそうになった。小曽川智代美結ばれた…らしい。

加古川文紀、菅多美亜、福原雲母、真名鶴陽菜:分校組、ソフトボール大会に参加。

最後のソフトボールのメンバー以外は結構な頻度で登場してくるので、メモってないと混乱します。
主人公 滝沢司 8

すでに何度か言っていますが、本校系と分校系でかなり性格が違います。

シナリオの欄で結構語っちゃってるんで簡潔に行きますが、まず本校系の主人公はとにかくかっこいいです。こいつ本当に就職浪人しかけた新任教師か?と思えるほどの完璧ぶり、ヒロインの悩みを一緒になって解決していける心の広さを持つ立派な教師でありながら、一方で子供心を忘れないやんちゃな部分を見せたりと、とても好感が持てます。
大して分校系は新任教師らしく、ヒロイン達の言動にアタフタしたり、ちょっと察しが悪かったりしたりします。本校系に比べるとどうしても劣った感じになってしまいますね。過去のトラウマの件をあっさりと解決してしまうのにはちょっと納得がいかなかったり・・・。エロに対して積極的なのはいいです。

ちなみにここは本校系9点、分校系7点の計算で点を決めました。
絵 9

柔らかい感じのキャラデザはとても好みです。立ち絵も表情のバリエーションだけでなく、場合によってはアップしたりしていていい感じ。ですがイベント絵が少ないです。終盤の山場でまとめて出てきますが、それまでの日常シーンでは驚くほど少ないです。シナリオの長さを考えると最低もう2〜3枚は欲しかったですね。

あとは名だけキャラの立ち絵、双子や三橋香奈、結城ちとせなんかシナリオによっては三嶋よりも出番が多かったりするのでちゃんと立ち絵が欲しかったです。みさきちルートの終盤とか立ち絵なしキャラが多すぎて、メモとっていなかったらわけ分からなくなる場面が結構ありました。
音楽 9

やわらかい感じの音楽が多いです。OP曲「風のRhythm」は静かなで厳かな感じの曲、ゲームの雰囲気には合っていますが、自分的にはOP曲はもう少し明るく元気な感じの曲の方が好きです。いい曲だとは思いますけどね。ED曲「with a smaile」はゲームの終わりの歌としてはかなりマッチしていてとても気に入りました。この曲良いです!!
BGMは全体的なレベルは普通だと思うんですが、終盤の「夜明けを運ぶ風」、「ともしびのうた」が何かすごく好みだったので高評価つけています。
そして忘れてはいけないのが校歌斉唱の「遙かに仰ぎ、麗しの」、歌自体は普通ですがこういう演出は好きです。
エロ 6

回数にかなりばらつきがあります。すみすみとみさきちは多いんですが、他のキャラは1〜2回しかありません。まあ、その2人もフェラだけだったりとそんなのばっかりでしたけど・・・。
はっきりいって薄いですが、純愛系のゲームとしては合格範囲内です。しかし、回数の方は・・・。みやびの1回とかショックでしたね。せめて最低でも2回は欲しかった。最初に攻略したのがみやびだったんですが、終わった時点では回想シーン全20の欄の左上にひとつだけ、てっきり全キャラクリア後におまけのHでもあるのかな〜と思ったらほんとに1つだけだったし・・・。展開的にもリーダさんとの3Pがないのはおかしいです!!!
総合 87

正直最初は評価低かったです。事前の情報からドタバタコメディを勝手に想像していたんで・・・。あんまりこの手のシリアスなのは好きじゃないんですよね。ですが進めていくと想像以上にこのシリアスな部分がよく出来ていた。どのルートも予想もつかない展開になり、終わってみるとかなり楽しめました。お嬢様との身分違いの恋というありきたりすぎる展開にならなかったのがすごく良かったですね。

それにしても、みやびちゃんぷりちーなのはもちろんのこと、リーダさんもかなりいいキャラでした。実は好きなキャラの1位はみやびですが、2位はリーダさんだったりします。むしろ2人セットで・・・。ちなみにその後には殿子、梓乃と続きます。

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