はぴねす!


―――beginning to our happy story―――"happiness"



総合 シナリオ キャラ 音楽 エロ 主人公 ゲーム性 NO.1キャラ
77 7 8 8 8 9 7 神坂春姫

シナリオ 7

シナリオの流れとしては、普通に学園生活→事件発生→その中でヒロインと結ばれる→一時事件沈静、ヒロインと甘甘な日々→事件再び→解決、EDとなっています。ここでいう事件はどのヒロインでも基本的には同じで、ヒロイン達の動きもあまり変わりません。ただ、主人公が各ヒロイン達と深く関わる事によって違った展開を見せます。そのおかげで、一度クリアした後に他のヒロインのシナリオを見ると、事件の違った面を見られるのでなかなか面白いですね。

日常の会話はテンポも良く、主に準を中心としてヒロイン達が可愛く動きまくってくれます。ギャグもなかなか面白かったんですが、ギャグが面白くて笑うというより、ヒロインたちのあまりの可愛さににやけて笑ってしまうことが多かったです

メイン4人をクリアするとTrueエンド(別名伊吹シナリオ、ハーレム?エンド)に突入できます。
このシナリオは4つのシナリオを同時にやっている感じに進んでいきます。各ヒロイン達のルートではそのヒロインとしか主に協力していない状態で進んでいるのですが、ここではみんなで事件に取り組んでいきます。ゆえにハーレム?ルート。
もちろん基本は伊吹がメインヒロインとして進んでいきます。Hシーンもありますし。道を誤った伊吹を登場している全キャラ(ハチ除く)で協力して助けるのが主なシナリオ展開です。ゆえに伊吹エンド。

よくまとまっていて、後味が凄く良いですし、ハーレムですし、一番のお気に入り。ルートが終わった後、ED前の、「はぴねす!」の全員集合!みたいな掛け声が物凄くよかったです。なんか良いゲームしたなぁと思わせてくれました。
キャラ 8

神坂春姫

容姿端麗・成績優秀・品行方正・家事万能と完璧なヒロイン。その上巨乳です。文句のつけようが無いですね。みんなから「姫」と呼ばれています。「姫」といっても印象はつよきすの「姫」というより、それ散るの「プリンセス」と一緒です。
幼い頃主人公と出会っていて、いじめられていた所を助けてもらって一目惚れ、もう一度会うために魔法を習います。そんな理由で学年TOPの実力を身に着けてしまうんですから、その想いがどれだけ大きかったのかが良く分かりますね。
シナリオ展開は事件に奮闘しているうちに、春姫が過去のことに気づいてといった感じです。正直バレバレなんで、早くばれないかな〜と思いながらのところに、御薙先生の爆弾発言があったので、違った意味でそれなりに衝撃がありました。
恋人になった後の春姫はそれまで以上に格段に可愛くなっています。意外と独占欲が強かったり、屋上で2人きりで弁当を食うために罠を仕掛けたり、別れ際に必ずさよならとおやすみのキスを求めたり。今まで完璧に近かった春姫の意外と?やんちゃな場面を萌えシーンと共に見れます。まさに至福の時です。最高に幸せになれます。Trueエンドのあせったような告白も好きです。かなり久しぶりの殿堂入り。

柊杏璃

金髪ツインはツンデレの紋章!!! プリっちのクルルとか一部を除くと大抵この法則が当てはまります。
ツンデレ特有の突っ込みに弱いというのがあります。バイトで先輩と呼ばれてうろたえたりと、突っ込まれると萌える仕草をしてくれるんですよねぇ。この普段強気に接しているのが、いきなり可愛くなるというギャップが素晴らしいんです!!!
シナリオは挫折もの。壁にぶち当たった杏璃を主人公が励まして・・・というものです。展開はバレバレなんですが、なかなかよく出来ていました。このゲームどのキャラでも言えるんですが、告白してカップルになった後の甘甘ぶりが最高に気持ちいいです。なかでもツンデレの破壊力はすさまじいです。非常に悶えました。

高峰小雪

魔法科の先輩。とてもよくあたる占いをしてくれます。主人公にとっては不幸のことがほとんどなんで占ってもらいたくないようですが、ギャルゲー主人公の性ですね。電源、水源となんでもある四次元ポケットを持っています。神出鬼没で、主人公をからかって去っていくというギャグ方面での印象が強いんですが、デートしたときに主人公の袖をつい掴んでしまったりと萌えるところは非常に萌えます。その時の表情がまた良いんですよ。 恋というものがよく分からない小雪先輩は主人公への自分の思いが何なのかよく分かりません。この時点で惚れているのはバレバレなんですが、その理由がいまいち分かりません。デートの時点で惚れているようですし。開始した時点で結構気があって、一気にそれが増加したと考えるのが自然ですかね。Trueエンドのすももさん大胆発言は最高です。よく言ってくれた!!!

小日向すもも

「ぷんっ、ぷんっ、ぷ―――んっ!!とか、かなりヤキモチ焼いてくれます。メインだけではなく、どのルートでも。「兄さん」とか呼ばれるとどうしてもあのアニメで不評満載の義妹が思いつきます。こっちの方が全然可愛いですね。と言うか比べようになんないです。すももは魔法が使えないので、完璧に主人公達は春姫達や事件とは蚊帳の外で進んでいきます。むしろ伊吹サイドの接触の方が多かったですね。まあ、簡単に言うと普通の義妹物語になっていると。ちょっと弱いですね。最後の伊吹を抱擁するシーンはちょっとウルっときましたけど。恋人状態のすもももかなり可愛いですが、メインより他のシナリオでサブキャラとして出てくるほうが好きですね。ほど良い感じに暴走してくれるので。

式守伊吹

Trueエンドのヒロイン。ゲーム全体を通してみるとこのキャラが真のメインヒロインと言えるかもしれません。 。
声と格好がアンバランスなんですが、それがいい感じ。このミスマッチが非常にあっています。萌えシーンはみんなでデートとTrueエンドノラストの2箇所以外はほとんどありませんね。ああ、あと屋上で弁当イベントもありましたか。ツンデレなんですが、デレの部分はほとんどありません。が、Trueエンドのエピローグの伊吹はやばいです。並じゃない破壊力があります。本当に少ししかないんですが、それだけで今までのツン部分以上のデレがあります。照れたりしないで堂々と告白してくる伊吹がとても素敵です。すももとのコンビはみていて微笑ましいです。

上条沙耶

キャミソールでHという、ありそうでなかったことを実行してくれたありがたい娘。黒髪ショートの大和撫子。全ルートに絡んでくるのですが、あまりに扱いが低いです。まあ、Trueエンドルートではきちんと主人公に惹かれていく描写が出ていたのでよかったですが、出来ればもう少し活躍の機会を与えて欲しかったです。このゲームでは貴重な小動物系のキャラなんですから。Hシーンは全キャラと押しても一番好きです。幼くて、もしかしたら伊吹と同程度なんじゃねぇのかと思うほどに発育していない体なんですが、キャミソールです。自分の中でキャミソールというと、色っぽい金髪のお姉さんが誘っている光景しか思い浮かびません。それが黒髪の大和撫子にキャミソール。しかも黒髪。異常なほど興奮しました。このおかげで沙耶の株が急上昇。その後の真っ赤になっての会話とかあわせてメチャクチャ可愛く感じました。

渡良瀬準

初っ端から強烈な印象を与えてくれた人物。まさかオトコをこんな風に出すとは・・・。ういんどみるなかなか侮れません。
主人公をからかったり、ハチをからかったり、ヒロイン達をからかったり、ファン倶楽部で撮影会をしたりと、縦横無尽の活躍を見せます。ここら辺はオカマならではですね。普通のキャラだとここまで活躍できません。凄いキャラです。
シリアスな場面で主人公の背中を押すのは大抵準です。さすがはオアマ、鈍感な主人公に女心を教えてくれます。
イベント絵の一枚も無いのか〜と思っていましたら、最後におまけで出てきました。しかもこれが強烈です。普通に全ヒロイン中一番色っぽいんですけど・・・。

小日向音羽

すももの実母、主人公の義母。KANONの秋子さん並の若さです。普通にヒロインの1人だとしても違和感ありません。
面白い人ですね。集金の人を丸め込んでチケットをたんまりいただいたり、まあ、あんな人が本当にいたらそりゃぁ近所のアイドルになりますよ! 見た目が若いだけでなくて、性格も優しくて面白くて良い人ですしね。Oasisの責任者だったりと、仕事もかなり出来そうですし。 すももシナリオでの赤飯事件では笑いが止まりませんでした。グッジョブ!!!音羽さん最高!!!

御薙鈴莉

主人公の実のお母さん。かなりの腕の魔法使いらしいんですが、ゲーム中でその確かな描写はありません。最初は、幼いころに近所に住んでいたお姉さん、もしくは小さいときに少しだけあっている魔法の先生だと思っていたんですが、まさかお母さんだったとは・・・。確かに音羽さん見る限りありえない話ではないですが・・・。主人公同様マジで驚きました。真面目そうな人だと思いましたが、Trueエンド見る限り結構ヤンチャですね。音羽さんと同じくらいかも。良いコンビですね。

高溝八輔

バカ。こういうキャラって普段はバカでもいざと言う時(シナリオの終わりの方)では主人公を後押ししたりするもんですが、今作ではその役目は準が担ってしまっているので、こいつは最後までバカでした。Trueエンドで悶え死にましたが、その気持ちはよ〜〜〜く分かります。この瞬間ハチにかなりシンクロしました

上条信哉

まるで生まれてくる時代を間違えたかのような生真面目?な性格。妹が言葉遣い以外結構普通の性格なのに、なんでこんな性格になったんでしょうか? 初登場シーンから方向音痴っぷりを発揮。それなのに1人で森の奥に行ったりとしています。もしかしたら自然あふれる場所なら大丈夫なのかも。Trueエンドでのリアル顔に吹きました。結構良いキャラです。
主人公 小日向雄真 7

性格的にはあんまり特徴の無い主人公です。ギャルゲー主人公らしく、鈍感なところもありますが、嫌気が差すほど鈍感と言うわけではありませんし、すももシナリオとかちょっとへタレでしたが、‘妹’を対して悩まずにヤっちゃうほうがなんか嫌ですし、特徴は無いですが、良い主人公でした。

しかしまあ、ここまでバトルシーンで役立たずだとは思いませんでした。確かに、魔法の修行を一切やっていない主人公が隠されたパワーで大活躍!というのではあまりにもご都合主義で嫌ですが、いくらなんでもここまで役立たずとは・・・。一応潜在魔力はすさまじいらしいので、その魔力をマジックアイテムや鈴莉さんに操ってもらって活躍すると言う場面もありますが、基本は役立たず、後方で応援です。
絵 8

実は第一印象はあまりよくはありませんでした。どうにも立ち絵のポーズに違和感があったり、そもそもあまり淡い感じの絵柄は好みでは無かったりしたので・・・。でも、実際プレイしてみると評価が150度くらい変わりました。立ち絵の不自然さや色の塗りなど、キャラが可愛ければ問題無しです!!!

全体的に可愛いです。色の塗りが淡いのは苦手なんですが、ゲームの雰囲気によくあっていたので特に気にはなりませんでした。暖かい感じがして良いです。立ち絵はバリエーションがかなり多いです。会話にあわせて次から次へと表情がよく変わります。そこらはプリっちの近いですね。いわゆる顔芸のようなものが結構出てきます。他にも立ち絵を遠近感を出すために小さくしたり大きくしたり、前後左右に動かして動いている様子を再現したりと、うまい具合の使いまくっています。確かに最初は立ち絵に違和感があったんですが、直ぐに消えました。 一枚絵のほうは確かに良いものもあるんですが、立ち絵以上に違和感が出ているものがかなり多いです。特にHシーン。構図がおかしいのが何点もありました。この部分が無ければ10点間違いなかったんですが・・・。

あと最後にバトルシーンですが、主人公が参加できないので、どうにもバトルしている感じが出ませんが、キャラの動か仕方から、呪文詠唱から展開、炸裂までの一連の動作は見ごたえ十分。かなりこだわっていました。というか、むしろこだわり過ぎです。3.5Gとか重くなるだけですから。それだけ使ってもシナリオ上重要なわけでもありませんし・・・。
音楽 8

豪華です。各キャラにイメージソング(ED曲)があり、Trueエンドの曲もあわせると全部で6つもボーカル曲があります。しかもこの6曲、全てがそれなりのレベルです。各キャラのイメージソングは、もうまさにイメージソングと言った感じで、そのキャラの特性をうまく歌っています。Trueエンドの歌もエピローグに沿ったまさに大団円と言う雰囲気がよく出ている優しい歌になっています。

特に良かったのはOP曲の「ZERO」、佐藤裕美さんが歌っています。裕美さんの歌は良い歌が多いですが、「ZERO」はその中でも一番の歌だと思われます。テンポのよい明るい歌で、聞いているだけで楽しくなっていきます。

次にBGMですが、全体的なレベルはかなり高いです。場面場面にマッチした曲が使われており、ゲームの雰囲気を盛り上げると言う面で大いに役立っています。暖かい曲?が多いですね。
エロ 9

かなりエロいです。そして萌えます。絵自体はHシーンに不向きな絵柄で、構図も結構おかしいのがあったりしたんですが、汁描写にはなかなか力が入っており、またキャラが物凄く萌える仕草を連発してくれるので、それだけで興奮してきます。みんな可愛すぎ!!! 回数はメイン4人は各3回ずつあり(すももは一応4回)、みんな処女なんですが、初っ端から感じてくれます。痛がる仕草もほんの少しで、初っ端から濃いHを堪能できます。1回のHでは2〜3回発射し、尺も十分長いです。ただ、そのぶん差分が多いので、回収するのが結構めんどくさかったです。

正直Hにはあまり期待していなかったので、嬉しい誤算でした。半脱ぎにこだわっているのも○。服装がいろいろ合ったり、シチュエーションもなかなかこだわっていたのには◎。好きなHシーンは春姫全般と沙耶、春姫はキャラが凄く好きなのと、物凄い巨乳が純粋にエロかったから、沙耶は制服を少しずつ脱がしていき、最後はキャミソールだけ(パンツは脱がす)になってバックというHシーンの構成が非常に気に入ったからです。キャミソール最高です。キャミソールの中に射精とかとてつもなくエロいです。

たぶん純愛系のゲームでは、このエロさにかなうゲームはそうはないと思います。
総合 77

最近どうも全体的にシナリオが長いゲーム、もしくは短いがキャラが異常に多いゲームが多いんですが、その中でほどほどの長さで、攻略可能キャラも5人と言うお手軽さがとても気に入りました。長い=充実していると言うわけではありません。シリアス中心のゲームならその方が良いと思いますが、こういうキャラゲーは長すぎると飽きるし、全クリする気もなくなるので、短い方がむしろ好きです。もちろん短いと言っても無いよう薄いのではなく、短くて充実していると言うのが自分がキャラゲーに求めるものです。(まあ、日常の笑いが充実しているなら長くても良いですが・・・。)

まあ、何を良いたいかと言うと、物凄く気に入ったと言うことです。はっきり言ってゲームとしてのレベルは精々良作止まりだと思います。しかし、自分にはとてつもなく合いました。この感覚は「それ散る」以来初かもしれません。

全体的に萌えゲーとしてまとまったゲームです。シナリオは無難にキャラの魅力は最大限に、魔法とかそういう方面では期待は全く出来ませんが、とにかく萌えたい、癒されたい人にはオススメのゲームです。後味最高だし、とにかく幸せな気分にさせてくれます。

ちなみに自分はハーレム?エンドのエピローグはもう10回以上見ています。あれはもう言うこと無しです。最高です。かつて無いほどにやけてきます。ぜひともあの続きをファンディスクで出してもらいたいものです。
お気に入り順は、 春姫>伊吹=沙耶≧杏璃>小雪=すもも、ですね。どのキャラも大好きです。

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