そこには笑顔が溢れてて
そこにはみんなの声があって
そこにはきっと夢の続きが描かれている
総合 |
シナリオ |
キャラ |
絵 |
音楽 |
エロ |
主人公 |
ゲーム性 |
NO.1キャラ |
74 |
6 |
8 |
8 |
8 |
6 |
7 |
― |
新山葵 |
シナリオ 6
翼ちゃんのシナリオがメインにあって、他のキャラはHシーンのシナリオ、後日談のシナリオの二つがそれぞれあります。
まずは翼ちゃんのシナリオですが、お話はよかったです。恋愛というよりは家族愛といった感じですね。真由を初めとして、他のヒロイン達もかなり関わってくるドタバタコメディになっています。やっぱり秋色はキャラ同士の会話の面白さは一級品です。翼ちゃんはとても可愛いし、出てくるキャラも伊吹、香澄辺りは明らかに自分のシナリオよりも輝いていました。ただ真由の態度はかなりつらかったです。序盤からかなりの間殺意すら感じる態度で接してくるので、真由好きの自分としてはかなりの苦痛でした。そりゃぁ確かに序盤の主人公の発言は明らかに失言だったし、警戒する気持ちも分かるんですけど、ちょっとやり過ぎです。そのせいで何度も挫折しそうになりました。
これは翼ちゃんのシナリオなのでしょうが無いと言えばしょうが無いかもしれませんが、翼ちゃんのシナリオは本編の真由シナリオをかなりおざなりにしているし、その後の翼ちゃんHシーンの時もどう見ても別人としか見えなかったりと、真由ファンにとっては複雑にさせられるシナリオでした。真由の扱い以外はかなりよかったんですけどね〜。
Hシーンですが、ほとんどギャグでした。無理やりHシーンつなげている感じは見え見えでしたが、やはりキャラ同士の会話は面白いです。主人公が微妙にみずいろのおまけHのときの主人公にかぶって見えました。
後日談は本編ではへタレだった主人公がなぜかかっこよくなっており、読んでて不快感が無くなりとても楽しめました。
シリアスな場面もほとんど無かったし、やはり秋色恋華でもそうですが、このゲームの魅力はキャラとキャラ同士の会話にあるので(今回3度目)、このファンディスクは秋色恋華より自分に合いました。正直秋色恋華では終盤のごたごた感が余り好みではなかったんで・・・。(葵と真由は別でしたが・・・)
本編で不足していた部分を見事に補ってくれており、短いながらも読み応えがある出来になっています。
キャラ 8
やはり翼ちゃんがかなりいい味出していたのと、秋色恋華でもそうでしたがギャルゲーにはありがちなキャラ同士の横のつながりの薄さが無く、会話が面白いのが特徴的でした。
戸倉翼
今作品のメインヒロイン。前作で専用ルートが欲しいという声が多かったのか、今回ついに専用ルートが追加されました。
可愛いです。あのイタズラっぽい感じがとってもたまりません。大人っぽかったり子供っぽかったりと大変魅力的な女の子です。シナリオは上でも触れましたが、恋愛面より家族愛のような面のほうが大きく感じました。確かに恋人より妹って感じのほうが合ってますしね。内容自体なかなか良かったんですが真由が・・・。そしてHが・・・。つーかこのシナリオやってみて思ったですけど、翼ちゃんはサブキャラとしての方が魅力的ですね。真由とセットで。主人公と真由が仲良くしているところをからかっている場面が一番輝いているように思います。自分はそんな翼ちゃんが一番好きです。
戸倉真由
う〜ん。まあ、翼ちゃんを攻略→真由と敵対と言うのは考えてみれば自然なんですが、それにしてもつらかった。性格もなんか違ってるし、真由ファンにとってはかなり納得のいかない扱いになっているかと・・・。個別のシナリオの方は最初は微妙でしたが、ラスト場面の可愛さが反則的でした。あの服はすごいね。可愛いけど正直あんまり似合ってないね・・・。キスシーンでなぜかアニメが使われたりと、このゲームでの戸倉姉妹は本当に特別扱いです。流石はファンディスク、人気キャラは優遇されます。ラストの真由拗ねる→仲直り→キス→翼ちゃんからかうの一連の流れはかなり好きです。この姉妹やっぱりいいね。可愛いしもう最高ですよ!!! あのラストの照れた真由、あれこそが自分が見たかったものなんですよ。あれこそが自分が真由に求めていたものなんですよ!!!
南条伊吹
何このダメ人間!!? ありえないくらいに伊吹株が急落。何ですかあの後日談でのダメ人間っぷり!!! あれを許容できるほど自分は出来た人間ではありません。可愛いとかそういうメリットも吹き飛びます。Hシーンでもなんかダメ人間っぽい香りが・・・。つーか伊吹の天然が今作になって200%くらいになっています。
なぜなに☆あきいろでの葵ちゃんとのボケとツッコミのコンビはかなり良かったです。かなり輝いて見えました。
世良香澄
前作の本人のシナリオよりも翼ちゃんのシナリオの方が何倍も輝いてました。このキャラは性格上、ヒロインとしてではなくサブキャラとしての方がはるかに好みです。ヒロインとしてだとちょっと傲慢なところが鼻について・・・。あ、でも今作の香澄は前作よりかははるかに良くなっています。丸くなってむかつくところがなくなりました。普通に可愛いです。ただ、後日談ではやっぱりシナリオはいまいちかな〜と思ってしまいました。根本的にあわないのかも知れません。ラストの教室でのシーンとかはなんか笑えてよかったですけど。その後の弁当食うシーンもなかなか・・・。Hシーンは・・・、なんかすごかったです。あのエプロン見たときに誰もが想像しそうなことを普通にやってくれました。
改めて思ったけど香澄ってキャラデザにしても、設定にしても素材はいいけどいまいち生かしきれて無い気がしますね。
佐川英里子
今回確信しました。やっぱり英里子さんは、ヒロインとしてはいまいちだけど、ギャグキャラとしての素質はかなり高いです。秋色恋華でも思いましたが、英里子さんは脇役としてみれば結構いいキャラしてます。お惚けお姉さんキャラとしてギャグシーンでは面白いし、シリアスなところではお姉さんとして優しく頼れるアドバイスをくれるし、本人がシリアスシーンをしなければそれなりにいいです。今回Hシーンはもちろんのこと後日談でもほぼ全部ギャグだったので特にそう思いました。まあその原因はあのアホみたいなHシーンが良かったという事です。ノリノリだけど、感じすぎて素に戻ってしまう英里子さんはとても輝いてました・・・。なにげにあきれながらもダークエリエリに心を惹かれている主人公もいい味出してます。つーかダークエリエリ最高!!!自分もファンになりそうです。秋色恋華では英里子さんはあまり好きではなかったんですが、このファンディスクをやって好きになれました。
新山葵
葵ちゃんは相変わらず暴走気味です。Hシーンでも、後日談でも、他のキャラのシナリオでも、おまけのなぜなに☆あきいろでも・・・。ある時は一人で、ある時はふ〜みんを巻き込んで、またある時は周り中を巻き込んで暴走します。これでこその葵ちゃんです。このお兄ちゃん好き好きオーラを決して擦り付けるのではなく、叩きつける様なところが葵ちゃん最大の魅力です。可愛いです。そして何より楽しいです。妄想癖最高!!!エロネタ最高!!!
Hシーンでの暴走っぷりもなかなか良かったですが、後日談の話が良かったです。主人公が別人のように立派でした。確かにこういうエピソードは後日談に最適ですね。
前作でも今作でも、会話の中心にはいつも葵ちゃんがいます。元気系の妹キャラとしてはトップクラスに好きです。つーか、葵ちゃん欲しいね。可愛くて、元気で、お兄ちゃん大好きで、アイドルでって完璧じゃないですか。
ふ〜みん
あいもかわらず泣きながら走り回っています。出番はなくとも存在感は結構あります。
今回なんとふ〜みんにもHシーンがありました。といっても実際にふ〜みんとHするのではなく葵ちゃんの妄想の中ででしたけど・・・。まあ、そんなところもふ〜みんらしいといえなくは無いですね。Hシーンでの無理やりやられてMに目覚めるふ〜みんは、なんかそういうところが本当にありそうだな〜と思ったり・・・。
葵ちゃんとの出会いが少し出てましたが、それによって自分の中のふ〜みん株がかなり上がりました。思っていたより立派な人物のようです。でもやっぱりふ〜みんは葵ちゃんに振り回されてナンボですけど・・・。ふ〜みんのなぜなに秋色はうけた。まさかほんとに何も無いとは・・・。
主人公 7
前回のへタレのイメージが無くなり素敵なバカになっていました。Hシーンでのバカっぷりは最高!!!
後日談の葵シナリオのかっこよさも特筆です。つーか別人です。1年間で性格変わってしまったよに、立派になりました。
絵 8
独特のワイドテレビのような画面のおかげで、1画面に3人入っても平気になりました。
この画面はかなりいいです。普通の会話シーンはもちろんHシーンでも長いおかげで画面が映えます。
OPのムービーは相変わらず力が入っています。曲にもあってるし、画面効果も抜群で、レベルの高いものになっており、長い画面をうまく使った構図もとてもいいです。最後に出てくる森の中の翼ちゃんがなんともいいです。
音楽 8
新規のOP曲に加え、そのほか秋色恋華のOP曲、挿入歌、ED曲も聞けて大満足です。
OP曲の「Growth」は前回の「秋色」よりも気に入りました。といっても2曲ともすごく気に入っているんですけどね。
他音楽自体は前作とあんまり変わりませんので、あんまり言うことがありません。
エロ 6
全体的におバカなノリです。主人公もヒロインも・・・。ぶっちゃけバカです。ギャルチックなHシーンなのでH度はそれほど高くはありません。
なかでもギャグ度が高いのは真由と葵のHシーン。真由の場合は主人公が、葵の場合は葵ちゃん本人が暴走して、青姦に突入するのですが邪魔が入り、何度も寸止めされます。ヌケルかといえばヌケナイんですが、真由のあわってっぷりや葵の暴走は見ていてかなり面白いです。
一番エロいと思ったのは英里子さんです。これによって英里子さんの株急上昇。
伊吹は懲りずにクリームを使って淫乱になるもの。懲りずによくやります。
香澄は牛エプロンでのパイずり挑戦。感じすぎて気絶した香澄を起こさずに犯す(というか自分がそうさせたんですけど・・・)主人公が素敵です。自分でも気ずかぬうち射精してるし・・・。
で、あえて避けていた翼ちゃんのHシーンですが、あまりのだめっぷりに絶望しました。なぜか真由と3Pになってるし・・・。いや、別に姉妹丼自体は良いんですけど、それなら単体のHも欲しかったし、出来もかなり悪かったです。
総合 74
秋色恋華のファンディスク。前作で大大大人気だった翼ちゃんシナリオが追加、その他各キャラのエピソードもついた正しくファンディスクと言うにふさわしい出来でした。自分は秋色恋華のファンというほどではないんですけど、限定販売というのに惹かれてついつい買ってしまいましたね。
実際出来は良かったです。翼ちゃんのストーリーは心温まる展開で結構良かったですし、その他キャラ別のエピソードもまあまあよかったです。ただ、翼ちゃんシナリオの真由の態度はきつかった・・・。
でも、正直本編より、おまけの「なぜなに☆あきいろ」の方が面白かったです。
いや、本編が面白くなかったとかそういうのではなく、「なぜなに」が面白すぎたということで・・・。
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