暁の護衛
〜プリンシパルたちの休日〜


また彼女たちに会える――
お嬢様たちとの楽しく騒がしい
かけがえのない休日ライフ!




総合 シナリオ キャラ 音楽 エロ 主人公 ゲーム性 NO.1キャラ
77 6 9 8 7 4 9 杏子

シナリオ 6 キャラ 9

内容は各キャラの後日談。ただし、結構量があり、ボリューム÷値段で言えば、破格の出来になっています。
どのストーリーも小さくまとまっている感じはありますが、相変わらずの笑いのレベルの高さにより、かなり楽しめました。

二階堂麗華&黒堂鏡花

麗華&鏡花ストーリーと書かれていましたが、麗華ENDの後日談と言うわけではないです。内容も麗華のHシーンはないですし、実質鏡花ルート。麗華はこのゲームでは出番はメインヒロインだけあってかなり多いですが、ヒロインになるのは後日談のHシーンのみなので、過剰な期待はしない方がいいです。続編に期待。鏡花はあまり期待していなかったんですが、結構良かったです。意外と乙女なところが可愛いですねぇ。Hシーン前の図書室での会話とかぐっときました。

二階堂彩

前作では麗華の存在がでかすぎて、出番も影も薄くなりがちでしたが、今回も基本的には変わらず・・・。むしろ脇を固める麗華や尊の方が目立っているという展開にも・・・。海斗をバカ見されて黒いオーラ出しながら怒る姿は素敵でした。

倉屋敷妙

アホな子。サブキャラとしてはそのアホっぷりで大いに笑わせてくれるんですが、ヒロインとしてはイラっとくることが多かったです。というかストーリーでラスト手前まで、ひたすら妙のアホとわがままっぷりに悩まされるので、かなり苦痛でした。正直ストレス溜まりまくり。萌えもあまりのバカっぷりにいまいちな感じでしたし・・・。侑祈とのコンビはかなりバランスが取れてたんだなぁと実感させられました。母親とのHがあったのは嬉しいですが、それなら母娘丼も欲しかったところ。

神崎萌

正直萌は他ヒロインと比べていまいちだったんで期待していなかったんですが、思いのほか面白かったです。ストーリーの出来も良かったと思いますね。きちんとテーマが存在していたと思われます。海斗の強いところもたくさん見れましたし、萌も可愛かったです。じーさんの破天荒なところもグッド。薫の扱いが良くなかったのは難点ですが・・・。

ツキ

前作ではその爆笑トークで縦横無尽の大活躍したツキ。今作では(出番的な意味で)やや勢いが弱まった気がしますが、それでもかなり笑わされました。いちいち言動が面白すぎます。なかなか素直に甘えられないツキが、たまに見せるデレがとんでもなく萌えます。杏子に嫉妬したり、不安がったりしている様子はホント萌えました。ストーリーは重め。結構好みが分かれそうです。途中の海斗がメイド達を追い出した所はかなりスカっとしましたね。

杏子

前作ではほとんど出番がない(というか皆無)の割には、主人公を一途に思っている姿がお気に入りのキャラでしたが、今作では他のシナリオをすべてクリアするとプレイできるようになります。内容は主人公の過去編。前作で謎だった、主人公の過去の暮らしが描かれます。いかにもな展開だが、個人的にはこういうの好きなんで問題なし。杏子少女版の可愛さにも注目です。ラストのエピローグ部分でやっと現代でも一緒になれましたが、その後がなかったのが残念です。

おまけシナリオ

Hシーンとかショートショートとかありますが、一番の注目は尊の活躍。とりあえずやれば尊が大好きになると思います。

その他

前作の伏線を回収しつつ、さらなる伏線を張り巡らしている今作。彩ルートでのおっさん期待の新護衛候補の亮(あきら?)とか、明らかに敵キャラになりそうな柊朱美とか気になる部分がいっぱいです。おそらく続編は麗華がメインヒロインで、前作で全く出てこなかったきちんとした敵キャラが出てくると思いますし、気になります。
主人公 朝霧海斗 9

相変わらず、普段はバカやったりバカやったりバカやったりしていますが、いざという時はかっこいい主人公。前作では戦闘能力の高さの割には活躍の機会がほとんど無かったですが、今作では過去編を始めとして、じーさん倒したり、メイド脅してやめさせたり、そこそこ活躍します。あの悪どい顔がかっこいいですね。お気に入りの主人公です。
絵 8

そこそこの枚数がありますし、キャラデザとかとにかく好みなんで満足しています。イベント絵のきれいさは必見です。
音楽 7

前作からの流用がほとんど。OP曲はノリが良くていいですねぇ。全体的には可もなく不可もなくといったところです。
エロ 5

相変わらず薄い。しかも回数も少ないですし、絵はいいですが、期待しない方がいいです。
総合 77

容量がないくせに、フルで売っているようなFDが結構ある中で、この値段でこの内容は素晴らしいですね。
内容も本編を補完しつつ、続編への伏線を混ざるという、それなら本編に入れといてくれよと思わず言いたくなってしまうような出来・・・いや、とりあえずそれは置いといて、とにかくFDらしいFDです。笑いのセンスは本編同様素晴らしいですし、ボリュームも文句なし、個人的には大満足な出来です。続編への期待が高まるばかりですね。



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